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ASIAtoJAPANがシンガポールに現地法人「ASIA to JAPAN (SINGAPORE) PTE. LTD」を設立。在シンガポール日系企業に対する「日本語が話せるシンガポール人」の紹介を強化

目次

2020年12月、ASIAtoJAPAN(アジアトゥジャパン)はシンガポールに現地法人「ASIA to JAPAN (SINGAPORE) PTE. LTD」を設立いたしました。設立の背景は以下2点。2020年7月のインド現地法人「AtoJ Labs India Pvt Ltd」設立に引き続き、海外拠点を増やすことで優秀な外国人材の確保につなげ、日本企業への紹介を強化してまいります。

 

背景1. 在シンガポール日系企業にシンガポール人材を紹介できる体制づくり

シンガポールは自国民を優先とした採用を実現すべく、各企業のシンガポール人の社員数に応じて、受け入れ可能な外国人材の人数を定めています。

加えてシンガポールで働く日本人の最低年収の要件が引き上がったことで、日本人の若手人材が年収要件に見合わず、現地駐在員として働くことが困難になりました。

そのような中で、「日本語が話せる新卒のシンガポール人」のニーズが高まっています。

一方でシンガポール国内の学生の就職状況は厳しいものとなっており、ASIAtoJAPANが提携しているシンガポール大学や南洋理工大学のキャリアセンターより「就職支援を手伝ってほしい」との要請を受けております。日本企業にとっては優秀な新卒のシンガポール人を採用するチャンスともいえる状況です。

そこで、シンガポールの人材紹介事業の免許を取得。

 

背景2​. 登録の受付拠点の設置

日本企業への就職を希望する外国人学生の「Study Go Work JAPAN 面接会」の登録窓口をシンガポール現地法人ASIA to JAPAN (SINGAPORE) PTE. LTDといたします。

これまでは日本語が話せる外国人学生を中心に登録を受け付けており、日本語力のチェックも兼ねて国内で登録受付をしておりましたが、2020年12月にアジア最大規模のITスキル診断コンテスト「CODE TO JAPAN」を実施。日本語力不問として参加者を募ったことにより、日本語能力を確認する機会が減少したことから、登録窓口を変更することとなりました。

今後もギブリー社のプログラミング試験『track』を使用し、日本語能力を問わず、スキルレベルが明確なAI人材の登録を強化する予定です。

なお、登録窓口はシンガポールとなりますが、学生のスクリーニングや面接対策など、その後の対応はこれまで通り日本法人にて行います。

ASIAtoJAPANは従来よりシンガポール大学や南洋理工大学で「Study Go Work JAPAN 日本語研修」を行っており、日本語が話せるシンガポール人の登録が多数あります。こうした人材を在シンガポール日系企業にスムーズに紹介できる体制を整えてまいります。

 

Study Go Work JAPAN とは​

日本での就職を希望するアジアの理系外国人学生に対し、各大学内で「Study Go Work JAPAN 日本語研修」を無料で提供し、日本語を教え、学生を無料で「Study Go Work JAPAN 面接会」に招待し、海外採用や外国人の新卒採用を考える企業と、日本で面接を行うプログラムです。

対象学生の選出、面接のアレンジなどの事前準備はASIAtoJAPANが行い、工数を削減。成功報酬型で参加費は無料。 各国のさまざまな大学の優秀な学生を日本に居ながら面接できる効率性が最大の特徴です。
2021年1月時点でアジア9か国1地域の18大学と提携しており、これまでに120社以上の企業に参加いただいています。

「Study Go Work JAPAN 面接会」は月に1回、通常は対面にて直接面接を行なっておりますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防止する観点から、現在はオフラインにて実施しております。
なお、今後の開催は1月26~27日、2月24〜25日を予定しております。

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