背景
ASIAtoJAPANは2018年より、日本での就業を希望している IITマドラス校の理系学生に向けて「Study Go Work JAPAN 日本語研修」を提供してまいりました。現在、この日本語授業は同大学の単位としても認定されています。
また、これまでにASIAtoJAPANは 多くのIITマドラス校の学生に対し、日本企業への就職をサポートしてまいりました。2020年1月には同校のキャリアセンターの責任者より、「日本企業にこれまで以上にプレースメントに参加してほしい」というリクエストをいただき、今回のプログラムを実施するに至りました。
インド⼯科⼤学(IIT)とは
インドで最⾼峰の技術系学⽣が集まるインド⼯科⼤学(IIT)は、その⽔準の⾼さから世界的に注⽬を集めています。全23校ある中で代表格となるマドラス校は、2019年と2020年のIITランキングで第1位の実績を誇ります。
プレースメントとは
プレースメントとは、IITの就職面接会のこと。IITの学生を採用する場合は、基本的にプレースメントに参加をする必要があります。
参加希望の企業は事前にオンラインで登録をし、面接したい学生を選び、12月1日より始まるブレースメントで面接を実施。2020年12月のプレースメント参加者は、5〜6月に卒業をする学生です。最短で2021年8月入社が見込めます。
例年、優秀なIITの学生を採用するために、世界中の企業がプレースメントに参加をします。ところが、今年は欧米で採用を抑制する動きがあり、インド国内もまた、不景気によって求人数が減っています。つまり今年は例年よりも、優秀な人材を採用しやすい状況と言えます。
また、今年は新型コロナウイルスの影響により、プレースメントもリモートでの実施となりました。例年はインド現地まで渡航し、面接当日は終日現地にいる必要がありましたが、リモートになったことで時間および予算が大きく削減できるのが、今年のプレースメント最大の利点。「IIT学生の採用に興味はあったけれど、現地に赴くのは難しい」という企業にとっては、トライしやすい状況といえます。
プログラム内容
プレースメントの参加登録からオファー後の内定者への日本語学習の提供まで、全てASIAtoJAPANが担います。
プログラムに申し込んでいただいた企業様が行うことは、主に以下の2点です。
・説明会の実施
日本人とインド人では、アピールすべきポイントが異なります。インド人に向けた説明会で何を話すのがいいか、内容に関してはASIAtoJAPANがアドバイスをいたします。また、英語での説明会が不安な企業様に関しましては、当社にて代行も可能です。
・面接の対応
面接は企業様に実施していただきますが、面接には当社も同席いたします。日本人とインド人では面接のやり方にも違いがあるもの。戸惑いを感じる場面で当社がサポートをいたします。他に、インド人特有の英語の理解が難しい場合の通訳サポートも行います。
【申し込み期限:10月9日(金)】
【金額:250万円(税別)※採用人数の制限なし】
【申し込み先はこちら】https://asiatojapan.com/contact-us/
プログラムのメリット
・入社前の日本語教育のサポート
内定〜入社までの間に、合計120時間の日本語授業を行います。授業を担当するのは IITマドラス校で「Study Go Work JAPAN 日本語研修」を担当する日本人の日本語教師。インド人学生に適した日本語研修プログラムを提供いたします。
・採用人数の制限なし
本プログラムに、採用人数の制限はありません。プレースメントでの採用人数に関係なく、同一金額となります。もしもプレースメントで1名も採用ができなかった場合は「Study Go Work JAPAN 面接会(※)」にて、国籍を問わず2名を無料で採用いただけます。
※日本での就職を希望するアジアトップ大学の理系外国人学生を無料で日本に招待し、面接を行うプログラム。アジア9か国1地域の18大学と提携しており、各国の優秀な学生を日本に居ながら面接できる効率性が最大の特徴。これまでに130社以上の企業に参加いただいています。 (現在はオンラインにて実施)
・インドに精通したASIA to JAPANメンバーがサポート
当社はIITマドラス校をはじめ、「東のオックスフォード」と言われるプネ大学(Savitribai Phule Pune University/SPPU)など、インドで「Study Go Work JAPAN 日本語研修」を提供しております。これまでに100名以上のインド人学生の日本企業への就職をサポートしてきた経験を生かし、現地の学生や大学の事情を踏まえた上で、訴求ポイントや注意点など、アドバイスをさせていただきます。