「日本語を勉強すれば、日本にはたくさんのチャンスがある」インド・プネ大学での日本語教育プログラム「Study Go Work Japan」説明会レポート

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ASIAtoJAPANが提供する無料の日本語教育プログラム「Study Go Work Japan」の説明会がインド・プネのBalshikshan Mandir MESで開催され、約220名のインド人学生が参加した。プネ大学(Savitribai Phule Pune University/SPPU)は、マハーラーシュトラ州で理系分野の勉強をしたい学生にとって、トップに位置付けられる有名大学。優秀なエンジニアを採用したい日本企業にとって、同校の学生は魅力的な人材だ。



プネ大学では、卒業後にアメリカへ行く学生が多い。アメリカは給料が良く、「友達が行くから」という感覚も相まって、それ以外の選択肢がないように感じている学生もいるという。現状、インド人学生が日本に対して抱いているイメージは、「残業が多い」「たくさん仕事をさせられる」といったネガティブなものだが、イベントを主催した先生は「日本にはたくさんのチャンスがある」と学生たちに訴えた。

「日系企業は2030年までに60万人ものITエンジニアを求めています。どれほどの日系企業が日本で働く外国人を求めているのか、学生たちに知ってもらいたいと思ってイベントを開催しました。日本語を勉強すれば、日系企業にはさまざまなチャンスがある。インドに比べたら日本企業の給料水準は高いですし、インドの企業より待遇もいい。さらに積める経験やテクノロジーのレベルを総合的に考えると、日本はメリットが多いと思います」

こういったプレゼンテーションや、日本在住経験のあるインド人3名によるパネルディスカッションを通じ、「日本に対するイメージが変わった」と感想を寄せた学生も。また、日本語教育プログラム「Study Go Work Japan」に対する反響も大きかったという。

「無料プログラムであることに加えて、日本語だけでなく、日本の文化を教えていることに対して好評の声が多くありました。プネにも日本語を教えている塾はたくさんあるのですが、日本文化への理解がなく、日本語能力試験向けの勉強しか教えないことがほとんど。でも『Study Go Work Japan』では、日本在住経験のある先生の経験をベースに授業をしているので、日本語だけではなく、例えば日本のビジネスマナーについても教えてもらえます」
実際にインド人学生が日本で働く上での懸念点が、文化の違いだ。
「日本企業はまだまだグローバル化ができていない企業もありますから、インド人学生は上下関係で苦労するだろうと思います。またインドでいい大学を出た学生は、既存のプロセスに従いつつも、より効率の良いやり方を探したいし、それを提案したい人が多い。新しいことをやりたいんですよね。でも日系企業の場合は、『前にこのプロセスで成功したから今回もそれでやろう』といったように、“change”を受け入れない企業が多いと思うんです。日本企業にも“change”が必要だと思いますが、インド人も文化の違いを知っておくことが大切です。お互いがそれぞれのことを理解できれば、これから日本で働くインド人学生たちはハッピーになれると思います」

プネ大学

Savitribai Phule Pune University(SPPU)

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