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採用ターゲットの留学生はどの大学に、何人いる?〜2017年度留学生調査2〜

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2017年12月、日本学生支援機構(JASSO)より「平成29年度外国人留学生在籍状況調査結果」が公表された。
ASIAtoJAPANが過去の公表資料との比較などを通じ、その内容をお伝えする。

今回は、「第1回『外国人留学生、増加傾向にある国はどこか?』」に続く第2回目、「専攻分野別の留学生数」と「大学別の留学生在籍状況」についてまとめる。

 

第2回『採用ターゲットの留学生はどの大学に、何人いる?』


留学生採用を計画する際には、自社の採用ターゲットとなる留学生が「どの程度存在するのか」「どの大学にいるのか」を把握する必要がある。まずは「どの程度存在するのか」を知るために、専攻分野別の留学生数を見てみよう。
日本の学校に在籍する外国人留学生は全体で26万7042人。このうち46.5%と、およそ半数を占めるのは「人文科学」の学生だ。入学の準備過程である日本語の教育施設で学ぶ学生も含まれていると考えられる。
日本企業で採用ニーズが高い理系学生については、「理学」「工学」「農学」を合わせて3万7995人。特にニーズが高い「工学」に限定すると、留学生全体の約11%を占める3万0804人である。ただ、採用ターゲットとなるのは就職する学年。さらに日本での就職を希望している学生となると、かなり人数は絞られそうだ。
続いて「どの大学にいるのか」を判断する材料となるであろう、留学生在籍数の大学ランキングを見ていく。4年制大学と大学院に通う留学生数は、合わせて12万3919人だ。

1位は昨年同様、早稲田大学の5072人。2位には、3733人が在籍する東京福祉大学が続いた。最も前年比で伸び率が高かったのも同じく東京福祉大学。各キャンパスに留学生支援室を設置し、留学生の生活や学習の支援を行うなど、留学生への対応を強化している。介護や保育をはじめとした、福祉職への人手不足が背景にありそうだ。
採用ニーズが高い理系学生を狙うのであれば、専門性の高い上位有名大学の留学生が主な対象となる。獲得が難しくなっている日本人学生同様、採用競争率は高いと言えそうだ。出身国や語学レベルの要件をできる限り広げることが採用成功のポイントとなるだろう。

 

(関連リンク)
>>第1回「『外国人留学生、増加傾向にある国はどこか?』〜2017年度留学生調査1〜

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