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東のオックスフォードといわれるプネ大学

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インドの西、デカン高原に位置するインド第8位の大都市プネ。

インドの中でも比較的安全で治安がよいといわれ、プネを活動の拠点とするグローバル企業も多い。Mercedes-BenzやHyundaiといった大手自動車メーカーが主要部品の生産を行い、日系の企業も拠点を構える。国内では最先端のIT都市として知られており、市内には5つのITパークがある。人口およそ500万人。この国際色豊かなこの都市にプネ大学(Savitribai Phule Pune University/SPPU)はある。1949年の設立以来、インドの一流大学として知られており、「東のオックスフォード」と呼ばれている。

学生数は全体で70万人に及ぶといわれ、Times Higher Educationが発表したAsia University Rankings 2017では166位にランキングされている(参考までに、早稲田大学が140位、東京理科大学が159位だ)。

総合大学で理系の学生も多いことに加え、ダブルディグリーで外国語を学ぶことができるのも特徴だ。大学3年次に相当するアドバンスディグリーまで終えると、学士相当として認められ、その後4年次にスペシャルディプロマを取り卒業と認められるが、3年までの日本語ディプロマを取り、4年次は工学など自分の専門に注力するといった学生もいる。このような学び方ができるのも総合大学のプネならではの強みと言える。

では、プネ大学の学生は卒業後、どのようなキャリアを描くのだろう。

卒業後のキャリアとして、人気のある業界のひとつがITだが、その理由は国内における給料が他の平均より高いという事情があるようだ。一方、働く場として海外を志向する学生も増えているという。インドにはムンバイやデリーといった大都市もあるが、プネと比較して治安が悪いため、就職先として選ぶ学生は比較的少ないという。海外では人気のあるアメリカに次ぎ、日本での就職を希望する学生が増えている。治安の良さと経済的な強みに加え、日本人の仕事に対する熱心さや発見への意欲が決め手となる場合もあるという。

インドの優秀な学生を新卒で採用しようという日本企業が増えつつあるが、人材の数と質という面でプネ大学のポテンシャルは大きいといえる。

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