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ノーベル賞学者や天才数学者を輩出した南インド・タミルナードゥ州へ。4つの工科大学で「StudyGoWork JAPAN」の説明会を実施

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ASIAtoJAPANは2019年1月、インドの優秀な理系学生をさらに日本に呼び込むべく、南インドのタミルナードゥ州へ赴いた。案内してくれた現地のインド人教師によると、タミルナードゥ州は国内で最も古い歴史がある地域で、優秀な人材を多数輩出しているという。

教育制度が整っており、日本よりも高校に進学する人が少ないという背景はあるものの、高校から大学に進学する割合は80〜90%と高水準。インド国内で優秀な人材を最も多く輩出している地域です。例えばノーベル賞を受賞した物理学者のチャンドラセカール・ラマンや、天才数学者のシュリニヴァーサ・アイヤンガー・ラマヌジャンはタミルナードゥ州の出身なんですよ」

今回はインド国内の大学ランキングで11位のアンナ大学(Anna University)の傘下にある、ナレッジ工科大学(Knowledge Institute of Technology/KIOT)、コングー工科大学(Kongu Engineering College/KEC)、クマラサミー工科大学(M.Kumarasamy College of Engineering/MKCE)、クマラグル工科大学(Kumaraguru College of Technology/KCT)の4つを訪れ、「StudyGoWork JAPAN」の説明会を実施。


それぞれ1学年は約1000人、総生徒数は約4000人。IT、電気・通信、電気・電子、制御、電気制御、機械工学、建築などの学部があり、最近では機械工学に人気が集まっているという。以前はITが人気だったが、機械工学を勉強すればITにも応用が効くという考えから学習者が増えているそうだ。

これらの大学にはさまざまな研究所があり、多数のプロジェクトが進行している。例えばクマラサミー工科大学の機械工学研究センターでは、免許センターの管理を簡単にするための画像処理プロジェクトが行われ、撮影した動画を処理することでテストの合否を判断できるプログラムを先生と学生で作成。実際に現地の免許センターで実用化されている。

卒業後の仕事は設計と開発を希望する学生がほとんど。収入は月収2万5000〜3万ルピー(約3万8000〜4万6000円)、年収25〜30万ルピー(約38万〜46万円)が平均だ。スキルによって給与は大きく異なり、昨年最も優秀だった学生では年収140万ルピー(約215万円)にもなる。海外へ行く場合、GoogleやAmazon、Facebookなどのアメリカの大手企業(インド法人)は特に人気があるが、日本企業に入社した学生も少数ながらいるという。

「学生たちが就職先に一番望んでいるのは、自分の好きな仕事をしたいということです。スキルがある人ほど、最先端の技術を使って仕事をすることで、自分の知識をより深めたいという人が多いです。『StudyGoWork JAPAN』は学生にとって大きなチャンスですから、日本語教育の支援をしっかりしていきたいですね」

同地域はアクセスが悪いこともあり、「初めて日本人を見た」という現地インド人がいるほど、日本人がほとんどいない。日本企業の採用のチャンスもほとんどなく、それだけに日本の面接会に参加ができる「StudyGoWork JAPAN」のプログラムへの期待は高い。日本での就職を希望する学生の支援をすべく、ASIAtoJAPANは今後も同地域での取り組みを進めていく。

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