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台湾・清華大学のオンライン就職博覧会に参加しました

オフィスで作業をする社員

 

5月14日、ASIAtoJAPANは台湾の清華大学(National Tsing Hua University/NTHU)のオンライン就職博覧会に参加しました。学生団体が運営しているオンラインの会社説明会で、約30社が参加。各企業には3時間の持ち時間が与えられ、会社の説明をしたり学生と対話をしたりすることができます。

 

ASIAtoJAPANは「Study Go Work JAPAN 面接会」の参加者を募ることを目的に参加しました。説明会に来てくれた学生は独学で日本語を勉強している電気及びIT系の学部生が中心です。

 

現在「Study Go Work JAPAN 面接会」はオンラインにて行なっていますが、今後来日して直接採用面接ができるようになった場合であっても、帰国時に2週間の隔離生活を余儀なくされる可能性が高いと考えられます。

 

こうした状況について率直に伝えたところ「問題ない」と答える学生が多数おり、日本で働くことに対して前向きな様子が伺えました。日本が好きという気持ちがあること、家族や友人が日本に住んでいる安心感などが、その背景として挙げられます。

 

また、今回のオンライン就職博覧会では「英語での面接でも大丈夫か」という質問が普段よりも多く寄せられました。日本語力の採用要件を緩和することが、採用の確度を上げることにつながりそうです。

 

現在の台湾では、一部の企業が採用活動を停止しているものの、比較的採用を継続している企業が多い印象です。一方の台湾人学生は、就職についてそれほど焦りは見られません。もともと卒業後にゆっくり就職先を探すことが一般的であるため、新型コロナウイルスによる騒動が落ち着いた頃に就職活動をしようと考える人が多いようです。

 

今回のようなオンライン説明会の場も増えており、企業の競争が激しくなりつつあることから、現在は日本企業が個別に台湾人学生にアプローチをするのは難しい状況にあります。

 

ASIAtoJAPANとしては「Study Go Work JAPAN 面接会」に優秀な台湾人学生を集めることによって、日本企業と台湾人学生のマッチングを行ってまいります。

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