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『WeChat』で参加者募集。中国人学生を対象に「Study Go Work JAPAN」の説明会を行いました

「Study Go Work JAPAN」プログラムのオンライン説明会

ASIA to JAPANは5月21日、中国人学生に向けて「Study Go Work JAPAN」プログラムの説明会をオンラインにて行いました。

メッセンジャーアプリ『WeChat』のASIAtoJAPANのグループチャットでは、コロナショック以後、日本の就職に関する質問を受け付けておりました。今回の説明会は同グループチャットに向けて参加者を募り、開催したものです。

説明会には、 985工程の大学の学生を中心に、110名が参加。当日は「Study Go Work JAPAN」だけでなく、日本のコロナウイルスの現状についても説明を行い、影響を受けている業界や日本の就職および経済の状況について伝えました。1時間のプログラムを予定しておりましたが、質問の多さに時間が足りず、6月11日に追加開催も実施しました。

学生の親にも参加を呼びかけ

従来と異なる点としては、学生の両親に対して、説明会への参加を呼びかけたことです。社会が不安定な状況にある中で、子どもが日本で働くことに不安を感じる親は多く、ASIAtoJAPANが学生と接する中でも「親が心配している」という声を耳にする機会が増えました。

そうした不安を払拭することを目的に、親の参加を推奨。オンラインだからこそ海外からでも参加しやすい面もあるため、今後のオンライン説明会でも引き続き両親の参加を呼びかけていきたい考えです。

現在中国国内の就職は厳しくなっており、トップ大学の北京大学の学生ですら就職先が限られてしまっています。また、中国は超優秀な一部の学生を除けば、初任給の平均額は日本よりも低い現状にあり、就職先として日本に目を向ける学生が増えています。

 

中国の平均月収
1元は約15円(2020年6月8日現在)/出典元

そういった学生はこれまで日本語を勉強していたわけではないため、日本語力が足りない人が多くいます。実際にコロナショック以降の説明会で「英語でも大丈夫か」という質問を受ける機会が増えました。英語での面接ができたり、入社後の業務で英語が使えたりする場合は候補者を一気に増やすことができ、優秀な人材を採用できる可能性も上がります。

WeChatのASIAtoJAPANのグループチャットには現在約300人が参加しており、このうちおよそ1/3は説明会終了後に登録しています。説明会参加者の中から、7月以降の「Study Go Work JAPAN 面接会」参加学生もでてきています。

中国現地に直接足を運べる日が来るまで、こうしたオンラインでの取り組みを引き続き進めてまいります。

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