内定先企業

日本最大の香料メーカー

香港大学で日本語と中英翻訳を専攻する女子学生。大学では日本研究学会の副会長として活躍し、リーダーシップを持っている。1年間の東京外国語大学での留学経験や日本でのアルバイト・インターン経験を通して、日本文化やビジネスマナーを学び、丁寧な日本語コミュニケーション能力を身に着けた。物事に対してコツコツと、前向きに取り組むことができる人材。

Profile

国籍・地域
香港
性別
女性
大学
香港大学
学部
日本語学部
学歴
学士

MESSAGE

【Asia to Japanの人イベントをどのように知ったか?応募手順は?】

大学四年生の時、就職に関するすべての情報に注目し始めました。ちょうど大学では3月に無料の大型オンライン就職イベントがありました。さまざまな分野の会社が講座や無料相談、面接を提供していました。当時Asia to Japanも大学で無料のオンライン講座を行い、日本の会社と面接する時のコツを教えてくれて、その時もStudy Go Work Japanのことをアピールしました。このイベントの費用は無料で、かつメンターによる面談で面接の技術を教えたりトレーニングしたりすることができると聞きました。大学で講座を開くことができるのは正規で信頼できる会社だと思います。参加して失敗してもいい経験と勉強にもなります。そのため、試してみたいという気持ちが芽生えました。当日に履歴書と申請書を提出しました。

書類提出後、私の日本語能力、希望などを知るためにAsia to Japanによる簡単なskype面談がありました。あとは追加で、例えば日本に就職したい理由などの書類と1分間の自己紹介動画を提出しました。その後は面接のお知らせを待つだけでした。



【面接準備のプロセス】

まず、Asia to Japanの担当者から、面接会社の詳細情報が提供されました。そして、オンラインのオリエンテーションを通じて、自分を詳しく紹介して、担当者たちと一緒に面接の重要事項を確認してきました。私を担当していたのは河合さんと赤羽根さんでした。彼らはとても親切で、責任感があって、安心しました。彼らからもいくつかのアドバイスをいただきました。そのおかげで、面接にもっと自信を持つようになりました。

また、Asia to Japanから、私たちの面接準備を指導するメンターが指定されました。その時、私を指導してくれたのは鈴木さんでした。彼は非常に経験のある方で、私の模擬面接での答えを聞いて、非常に鋭い意見と改善方法をアドバイスしてくれました。面接の時、いくつかの問題と日本会社が欲しい答えを明確に指摘してくれました。私たちは二時間ほど話しました。今回のメンター面談は本当に助かりました。面接の準備がよりよくするだけでなく、表現の仕方も改善でき、面接の目的をもっと知るようになりました。



【面接に参加する】

新型コロナウイルス感染症の影響で、直接日本に行って面接に参加することができません。でも、そのおかげで、一社だけでも面接に参加する機会があります。以前は三社に選ばれたら面接できたと聞きましたが、まさに怪我の功名だと思います。面接はオンラインで行われましたが、Asia to Japanの手配が行き届いて、当日の面接が終わったら、合格か不合格か、最終面接に進む機会があるかどうかが分かりました。一次面接は30分ぐらいで、5人の面接官と私一人でした。5人の面接官に直接会うのではなく、自宅でパソコンを通じて面接をしていたので、思ったより緊張していませんでした。面接官たちも親切で、私が日本語を学ぶ理由にとても興味があるようでした。一次面接では、面接官たちは私の性格を知り、自分の会社と合っているかどうかを重視すると思います。

幸いにも一次面接に合格しました。一次面接の二日後に最終面接がありました。担当者たちは面接前にいくつかの助言と最後に注意事項を教えてくれました。そのおかげで、そんなに緊張していませんでした。本当にありがとうございます。


【就職活動について後輩に話したいこと】

日本に就職したいなら、Asia to Japanのイベントに参加することを強く勧めます。このイベントは面接の指導を提供するだけではなく、日本の会社との連絡もしてくれて楽です。友達に日本で就職したい人がいて、職種の問題で自分でゼロから応募しました。プロセスは非常に難しく、他の日本人と一緒に競争していたようです。書類の提出も、試験を受けるのも面倒くさいです。私は専門家の助けがあったおかげで、順調に面接を準備することができました。このイベントに参加するのは本当に百利あって一害もなしです。たとえ失敗しても、経験を積むことになって、自分の不足を反省して、自分を成長させて、次の機会に備えることができます。

もし迷っているなら、恐れずに、第一歩を踏み出してみましょう。若いうちに世界の舞台に挑戦してみてください。

FINAL YEAR PROJECT

はじめに
 2019年6月6日から7月16日まで、私は株式会社三菱UFJ銀行(MUFG)でインターンをした。夏期インターンシップは日系企業営業部(香港九龍支店)で行い、主にマーケティング・バックアップ・ユニット(MBU)(Marketing Backup Unit)で働き、他の部署に配属されたり、新しい知識と実践経験を積んだ。インターンシップを終えた後、私は日本の企業銀行業の概要を理解するだけでなく、日本のビジネス文化についてもより多く理解した。
 銀行業界について何も知らなかったし、銀行で働いた経験もなかったので、会社の方々や部署からできるだけ多くのことを学ぶことが主な任務だった。私は主にMBUで働いていた。それは、銀行の日々の業務・取引・管理業務をサポートするサポートチームである。MBUで働いていると、銀行全体の様子を見ることができる。ほとんどの事務は私たちに任せられ、私たちがチェックしている。MBUで過ごした4週間は、銀行のプロセスを明確に理解し、銀行業界の基本的な理解を得ることができた。また、私は他の部署にも異動になり、例えば香港支社の企画チーム、信用管理、KYCデューデリジェンス、2度の訪問、マーケティングチームとの会議など、さまざまな見学と勉強をした。それぞれの学習経験を得られ、同僚は本当に多くの時間をかけて准備して教えていただいた。このような素晴らしい方々に出会えたことに感謝している。
 MBUで一番記憶に残した経験は、英語と日本語で電話に出ることだった。電話に出て、お客様からの指示をきちんとメモするのは簡単だと思っていたが、そうではなかった。予期せぬことがたくさんあり、自分はうまく対処できなかった。たとえば、非常に柔らかい話し方をするお客様もいるし、ロケットのように早口で話すお客様もいる。名乗らず、銀行が電話に出た瞬間に身元がわかると予想しているお客様もいるし、しどろもどろで理解しにくいお客様もいる。同僚たちが電話を一本ずつ手軽いに対応している姿のを見た私は、深く反省した。簡単そうに見える仕事でも、経験と訓練が必要だということである。

振り返り其の1:働く態度
 信頼関係はなかなか構築しにくいし、ちょっとしたミスで壊れてしまうことがある。これは、銀行業界では特に重要である。
 銀行が正確性や安全性に厳しいことは知っていたが、MBUで働いている時、銀行がどれほど慎重なのかに驚いた。まず、取引先と電話やファックスでやりとりしながら手書きで下書きを作成し、それを手でコピーして正式な書式にし、その上にメーカーの名前のあるハンコを押し、取引の担当者を表示する。そして、表をリーダーに渡してチェックし、リーダーは表にハンコを押し、チェックが完了したことを示す。必要であれば、より多くの方々に配布しチェックする。最後に、ようやく指示を処理する部署に配布することができる。
 私の上司はMBUのリーダーで、詳細と情報の正確さを日々チェックしている。彼女は私の担当で、とても優しい人で、フォームの読み書き・理解・チェックまで教えてくれた。最初は、複数の検査手順を複数の人が行うということに驚いた。ちょっと多すぎ・必要ではないかと思った。時間と資源がかかるので、第三者がチェックしてくれれば十分だと思っていた。ところが、私の番になってチェックしてみると、ベテラン社員でもミスをしてしまうことがあり、チェックしても見つからないミスもあった。
 慣例やルールが存在するのは、それぞれの理由と必要があった。最初、初心者である私は、これだけの人的資源を検査に使うのは不合理で賢明ではないと思った。しかし、自分でやってみると、なぜこのようなプロセスが必要なのかがよく分かった。スキルや経験がない限り、慣例やルールを疑ったり文句を言ったりしてはいけないと思うようになった。

振り返り其の2:言語学習
 実習期間中、私は日本語能力を鍛える機会を得た。日本語を話す同僚は、銀行業界での日本語専門用語を教えてくれた。金融や銀行の専門用語を学ぶのは初めてで、授業で教えないものたからだ。例えば、口座番号や小切手や為替などを勉強した。
 また、財務書類を日本語から英語に翻訳する機会があった。担当者は日本語と英語の財務書類専門用語が入ったエクセルの文書を参考にしてくれた。説明を聞いた後、私は4ページ分量の日本の信用管理に関する文書を英語に翻訳することをしてみた。読んだことのないジャンルであり、金融的なバックグラウンドもないので、容易ではないことはわかっていたが、それがそんなに難しいとは予想していなかった。書類に出ている日本語のほとんどの単語の意味を検索しなければならず、翻訳ソフトと参考文献に大きく依存していた。英語の専門用語も非常に難しい。この4ページの書類は一日中使い尽くしてしまったが、全部を翻訳できなかった。日本語であれ英語であれ、私のプライドと自信に大きな打撃を与えた。こんなに絶望し、言語や翻訳の中に迷いこんだことはなかった。幸いなことに、担当者はその後、「このような文書の翻訳には通常時間がかかるから、元気を出して」と励ましてくれたので、やっと少し元気になった。
 「言語学習は生涯学習」とは知っていたが、この挑戦に直面するまで、このスローガンをこれほど深く感じたことはなかった。大学でいい成績を取ることができ、自分の言語能力は十分だと思っていた。しかし、私はあまりにも自信を持ち、勉強する時に必ず謙虚にすることを忘れてしまった。知識は無限であり、授業が終わっても、常に自分で勉強し続けることが必要だと反省した。

振り返り其の3:日本の職場文化
3.1男女不平等
 インターンの前に、企画書を書いた時、私はの目的は日本のビジネス文化や男女不平等を観察・体験し、噂のように怖いかどうかを確かめたかった。インターンを終えた後、私は現代日本企業とビジネス文化について誤解をしてしまったと言える。
 インターネットの話や噂を見ると、日本の会社には深刻な男女不平等があると言われている。しかし、日本でMUFGの年間トレーニングを受けている2人の香港社員にインタビューをしたところ、日本の男女格差やビジネス文化が大きく改善していることがわかり、偏見や嘘を払拭すべきだと思った。
 女性社員のマギーと男性社員のカールにインタビューすることができた。マギーさんは、日本での研修期間中、女性として会社で差別を感じなかったと言い、私が述べた現象は歴史になったと教えてくた。マギーによると、状況は大きく変化しており、特に世界各地でグローバルビジネスを展開している大企業ではそうだという。しかし、非常に伝統的な小さな会社の中には、男女不平等の問題があるかもしれないと付け加えた。一方、カールは、会社で二人の社員が結婚し、女性社員が仕事を辞めたことを見たという話をしていた。これは、日本の女性が自分の仕事の成果よりも家庭を重視する伝統のせいかもしれない。
 その上、お客様が弊社を訪問された際、弊社の会議室で行われた会議に参加する機会があった。会議の間、一つ気になったものがあった。それは机だ。私にとって、それは非常に悪いデザインだった机である。私が座ると、机は膝よりも低いし、席から遠く離れ、何かを持ったり置いたりするのが大変だった。とても役に立たない机だった。あまりにもこの机の存在意味を知りたかったので、ベテランの香港スタッフに尋ねた。「ターゲットユーザーではないから、デザインが合わないと思うのは当然だ」という返事があった。かつては、女性秘書は正座して議事録を書かなければならず、机は彼たちの仕事用だったという。だからこそ、机の高さは非常に短くて、私たちから遠く離れている。幸いなことに、現在この机に適したターゲットユーザーもはやいないし、役に立たなくてよかった。この机は男女不平等の歴史を教えてくれたし、文化の変化の証でもある。

3.2訪問
 マーケティング部で働いていたとき、香港人を中心とした訪問と、日本人を中心とした訪問の2回に参加した。クライアントのところでの会議で紹介され、会議全体を観察した。初めて本格的なビジネスシーンを見て、人々が敬語を使っている姿を見て、貴重な学びとなった。また、正式なビジネス会議の流れも見学できた。
 一方、帰る途中で、香港と日本の社員に日本のビジネス文化について聞いてみた。日本のビジネスマンは、喫煙者やアルコール依存者として描かれてきたが、近年、この現象も変わってきていると言った。支店の日本人社員の中では一人だけタバコを吸っていて、お酒を全然飲まないリーダーもいた。香港のスタッフから「喫煙する日本人が少なくなっている」というコメントもあった。このインターンシップに来る前は、日本で働くということは、特に男性として、タバコを吸わなきゃならない・お酒を飲まなきゃならないと思った。こうした厳しい伝統は変わっているようだ。

まとめ
 MUFGでインターンをさせていただく貴重な機会をいただき、本当に幸せだと思った。知識を得て、社会で人として生きる方法を学んで、将来日本で働くことに興味を持った。感謝の気持ちを込めて、この6週間で仲間と築いた大切な関係は、私の人生の宝物である。

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