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インド人エンジニアが日本の中途採用で内定を得るまでの就活体験

内定先企業

自動車用プラスチック・ゴム部品および半導体製品の製造・販売を行う日本企業

インドのマンガロール工科大学で電子・通信工学を学んだ卒業生は、日本で働くことを目標に日本語を習得し、インドでバイリンガル開発者として経験を積みました。中途採用として日本企業への応募を続け、限られた求人やオンライン面接の難しさに直面しましたが、スキル向上と面接準備を重ねました。FAST OFFER Internationalのサポートを受けて日本で対面面接に参加し、最終的に2社から内定を獲得しました。

Profile

国籍・地域
インド
大学
マンガロール工科大学
学部
電子通信工学
最終学歴
学士

なぜ私が日本で中途採用の仕事を目指すようになったのか 

マンガロール工科大学(MITE)の最終学年にいた頃、私はいつか海外で働きたいと思っていました。ただ、どこの国に行きたいのかまでは、まだはっきり決めていませんでした。そんな中、休暇中に、現在日本で働いている大学の卒業生たちと交流できる機会がありました。彼らは日本での暮らしや、インド人向けの日本での仕事、そしてそこで得られるさまざまなメリットについて話してくれました。その話を聞いて、私は確信しました。自分が思い描く理想の将来は、日本にあるのだと。 

そこで私は、日本語を学べる会社を探しました。無事に流暢に話せるレベルまで上達できたのですが、ちょうど同じ頃にパンデミックが始まってしまい、その会社は私のために面接の機会を調整できなくなってしまいました。結果として私は、日本での仕事を中途採用枠で探すことになったのです。 

当時はいろいろな困難がありましたが、それでも「いつか日本で働く」という思いは変わりませんでした。それまでの間に、その目標に少しでも近づける方法はないかと考え、インド国内でバイリンガル開発者として働く仕事を見つけました。専攻していた電子・通信工学とは異なる分野でしたが、日本語にさらに磨きをかけるには最適でした。日本で外国人として就職活動をするうえで、日本語力がいかに重要かは今になってよく分かります。 

 

友人たちがFAST OFFER Internationalを紹介してくれた 

私はずっと「いつか日本で働きたい」という思いを抱き続けていたので、常に機会を探していました。けれど同時に、少し疑いの気持ちもありました。インドには日本就職の機会を紹介するエージェントが数多くあり、その多くは手数料を求めます。中には、いわゆる詐欺まがいのところもあります。だから、日本語を一緒に学んでいた友人たちからFAST OFFER Internationalのことを聞いたときも、私はすぐには飛びつきませんでした。 

まずは様子を見ていたのですが、友人たちがFAST OFFER Internationalを通じて、ほとんど自己負担なく着実に成功していく姿を目の当たりにしました。しかも彼らは、FAST OFFER Internationalが入社手続きの段階に入ってからも継続的にサポートしてくれると話してくれました。友人たちがすでに日本行きを決めていたこともあり、私はようやく安心してこのプログラムに申し込む決心がつきました。 

 

中途採用枠で日本の仕事を勝ち取る難しさ 

最初にFAST OFFER Internationalへ登録したとき、私の職歴は3年未満だったため、新卒枠として市場に出ることになりました。しかし、電子・通信工学という専攻と、IT分野での実務経験との食い違いが、履歴書の印象を悪くしてしまいました。やがて時間がたつにつれ、私は中途採用の応募者として活動するようになりましたが、そうなると状況はさらに厳しくなりました。中途採用向けの求人はそもそも数が限られており、そのぶん求められる条件も多かったからです。 

 

求人は少ないのに専門性が求められるため、競争は激しい 

日本企業の多くは、新卒採用のように中途採用者を大量に採るわけではありません。加えて、中途採用の求人では、より専門的でニッチなスキルが求められることが一般的です。つまり、中途人材向けの機会は新卒向けよりも相対的に少ないのです。その限られた枠を多くの海外の中途応募者が争うことになるため、競争はどうしても激しくなります。 

 

面接の多くはオンラインになる 

FAST OFFER Internationalは、候補者が日本で対面面接を受けられるよう、定期的に渡航支援を行っています。ただし、その対象になるには、同じタイミングで少なくとも3社以上から面接の関心を得ている必要があります。私の場合はさまざまな条件が重なり、この1年のあいだに面接の機会を一社ずつ得る形になりました。そのため、最初の4回の面接はすべてオンラインで行われました。 

 

オンライン面接の不利な点 

オンライン面接に限られると、自分ではどうにもできない要因に大きく左右されてしまいます。 

ときにはインターネット接続が不安定になり、会話が遅れたり途切れたりすることがありました。こうしたことは面接全体の印象に影響し、自分にとって不利に働くこともあります。 

また、面接官がマスクを着けていることもあり、そのせいで声がこもって聞こえることがありました。さらに、マイクやヘッドホンの音質自体が十分でない場合もあります。そうなると、相手の話している内容がよく聞き取れず、会話そのものがかなり難しくなります。 

加えて、オンライン面接では、相手の表情や身振りを細かく読み取ることが難しいため、面接官との距離を縮めて信頼関係を築くのも簡単ではありません。 

 

日本語力の重要性はさらに増す 

中途採用の応募者として活動する場合、日本語でしっかりコミュニケーションを取れることは、さらに重要になると感じました。よりスキルの高い候補者たちと並んで選考される中で、最終的な決め手が日本語力になることもあります。日本語のレベルは、その人がどれだけ早く職場に適応できるかとも深く結びついているからです。幸い、当時の仕事を通して日常的に日本語を使い続けていたおかげで、面接中に話すこと自体で困ることはありませんでした。 

 

スキルアップは不可欠 

私はもっと多くの面接の機会を得たいと切実に思っていました。日本企業からより魅力的な候補者として見てもらうには何が必要なのかを真剣に考え、自分のスキルを増やし、これまで携わってきたプロジェクトについても改めて整理してプロフィールに反映させるようにしました。すると、それが本当に功を奏したのです。突然、4社もの企業が私に興味を示してくれました。そして私は、日本へ飛んで面接を受ける条件を満たすことができたのです。日本の中途採用市場で応募者として前に進むうえで、スキルアップは決定的な違いを生みました。 

 

中途採用応募者として得た、日本での対面面接の機会 

日本への渡航支援の話は、あっという間に具体化しました。現地では毎日、面接に追われる日々でした。終盤には企業見学にも参加し、FAST OFFER Internationalの送別会にも出席しました。ほかのことをする時間はほとんどなく、ひたすら内定獲得に集中する数日間でした。 

とても緊張していましたが、指導してくれたメンターたちの助言を常に心に留めていました。この1年間、日本企業との面接に取り組む中で、FAST OFFER Internationalは私にメンターをつけてくれ、一人ひとりに合わせた素晴らしいアドバイスを与えてくれました。面接での基本的な振る舞い、質問への答え方、企業研究の進め方、日本的なマナーの練習、さらには、話すスピードや端的さをどう工夫すればより伝わりやすくなるかに至るまで、丁寧に指導してくれたのです。 

実際に対面面接を受けてみると、思っていた以上にやりやすくて驚きました。笑顔を向けたり、相手の目を見て話したりしやすく、そのおかげで面接官との距離もすぐに縮まりました。どの面接も、形式ばった審査というより、お互いを知るための自然な会話のように感じられました。4社と面接をしたうち、2社では二次面接へ進むことができました。 

 

日本企業との二次面接 

二次面接に進んだのは、それが初めての経験でした。最終面接に進む企業について、先に選考を受けた仲間たちの体験談を聞いてみたのですが、その話を聞いて少し身構えてしまいました。けれど、実際の二次面接は驚くほど穏やかなものでした。聞かれたことの多くも、私の予想とはまったく違っていました。たとえば、「日本で楽しみにしていることと不安に思っていることは何ですか」「食事の制限はありますか」といった質問です。 

今思い返すと、思わず笑ってしまうほどです。まさか面接でそんなことを聞かれるとは思ってもみませんでした。でもそれは、相手が本当に私自身のことを気にかけてくれていたからなのだと思います。私は好みの関係で、たんぱく源としては鶏肉しか食べません。そのことについても、彼らは真剣に気にしてくれて、日本での生活にどう適応していくのかを心配してくれました。 

実際のところ、私は日本食にまだあまり慣れていません。これまでずっと、インドらしいしっかり辛い料理に囲まれて生きてきました。日本で「辛い」と言われるものを食べてみても、私の舌にはむしろ甘く感じられるほどです。 

それでも、これはきっと少しずつ慣れていけることだと私は思っています。今は日本食を以前より積極的に食べて、味覚を合わせようとしているところです。それに、万が一本当に難しかったとしても、日本にはしっかりとしたインド人コミュニティがあり、スパイスをはじめとするインドの生活必需品を手に入れられる環境があります。 

 

日本で外国人の中途採用応募者として、二つの内定を得る 

最終的に、2社が私の採用を前向きに進めたいと考えてくれていると知ったときは、本当に驚きましたし、何よりうれしかったです。ただ、その一方で、どちらを選ぶべきかで大いに悩みました。どちらの会社も魅力的でしたが、私はより歴史と安定感があり、生活コストの比較的低い地域にあり、さらに自分の実務経験に見合ったより高い給与を提示してくれた会社を選びました。 

 

これから日本での生活へ 

私は今、日本で新しい生活を始めることをとても楽しみにしています。長いあいだ願い続けてきたことが、ようやく現実になろうとしているのです。前回日本に行ったときは、毎日が慌ただしく過ぎていきましたが、今度はすでに日本で暮らしている友人たちにも会う時間があるはずです。 

中途採用で日本の仕事をつかんだ私の前には、すでに多くの友人たちが同じ道を歩んでいます。そのうちの一人は、私がこれから住む予定のアパートの近くに住んでいます。日本に着いたら、私たちは再会するだけでなく、一緒に各地を巡り、日本を楽しみながら新しい暮らしを築いていけるでしょう。 

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インドネシア大学のComputer Science専攻の学生。Natural Language ProcessingやArtificial IntelligenceやWeb Serviceを学ぶ。Data StructureとAlgorithmsも勉強中で、分析的に考える訓練をしている学生。AIに興味があるのでポテンシャルをみて採用できればお薦めの学生。日本語は現在勉強中で入社までにはコミュニケーションできるレベルに到達する見通し。落ち着いている。

電気工学出身の既卒インド人男性。日本語はビジネスレベル。pythonやMATLABでのプログラミングや回路設計を得意としている。現在インドの日系企業で日本人と働いており、日本人の働き方に感銘を受けていた。

インドネシア理系トップ校のバンドン工科大学にて機械工学部を卒業。約3年間の製造企業勤務、うち1年間は日本での勤務経験あり。大学時代の研究テーマは有限要素解析と標準手計算 AWS D1.1 を使用した溶接断手評価の作成に取り組む。また数多くのデザインコンペティションに参戦し、1位に受賞した経歴もあり。