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イギリス大卒者の初任給・平均年収まとめ

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イギリス大手企業における年収はどのくらいなのでしょうか?

日本企業の「新卒採用」のような概念はイギリスにはありませんが、大卒者への初任給そして平均年収について調査を行いました。

以下、1ポンド約160円(2022年6月上旬時点)で計算したおおよその値になります。

今回の調査で参考にした情報源について

主に3つの異なる機関(High Filers Research、Graduate Job、ISE)が公表している情報を元にまとめました。リソースごとに異なる値を発表していますが、それは統計元となる企業や対象の大学生の層に差があることが理由と考えます。例えば、High Filers Researchはイギリス国内のトップの企業を主な対象とし、GJは競争力の高い企業、幅広い業界の企業が調査対象となります。大卒者の平均年収・初任給への上記3つの機関の見解について下記にまとめました。

High Filers Researchによる調査

High Filers Researchは25年以上にわたってイギリスの一流大学の卒業生採用について最前線で研究を行ってきました。例えば、The UK Graduate SurveyはTHE TIMES誌と協働でイギリスの一流大学30校の最終学年所属の学生を対象として毎年調査を行っている最も大規模で権威ある調査となります。また、The Times Top 100 Graduate Employers(和訳)という調査では、大卒者へ最も活躍の機会や価値提供をしている企業トップ100を16,000人以上の大卒者を対象にインタビューし、毎年発表しています。

High Filers Researchによると、2021年で最も気前の良かった業界は、投資銀行(中央値: 800万円)、法律事務所(中央値: 736万円)、コンサルティング企業(中央値: 720万円)、そして石油・エネルギー企業(中央値: 640万円)でした。

Institute of Student Employers (ISE)の見解

Institute of Student Employers (ISE)によると、大卒者への平均年収は2021年にはおよそ488万円まで上がったことが分かりました。ISEは、監査法人、銀行、金融・財務、コンサルティング、IT、エンジニア関連の企業の初任給についても調査結果を発表しています。

イギリスのトップ企業の平均年収と初任給まとめ

イギリス国内の大手企業における大卒者への平均年収と初任給も調査しました。以下は消費財、放送などの各業界を代表する企業や4大会計事務所、大手IT企業4社の年収を表にまとめたものになります。参考までにご覧ください。

大卒者への初任給は結局いくら

Graduate-jobs.comは平均的な大学卒への初任給は336~400万円であると見積もっています。しかし、大多数の給与に関する調査の問題として、トップの大学卒の学生の獲得のため競合するトップの企業の数値に偏ってしまっていることがあります。ですので、多くの大卒の初任給の数値は大卒採用マーケット全体を必ずしも反映しているわけではないこともしばしばあります。

最後に

本記事はマンチェスター大学に拠点を置くManchester Japanese Societyさんに調査していただいた内容をまとめたものになります。Manchester Japanese Societyのオリヴィアさんをはじめとする皆さん、ご協力ありがとうございました。

Manchester Japanese Societyの詳細はこちらから


(関連記事)

イギリスの大学ランキング、大学選びの基準と就職事情を調査

(関連ページ)

High Fliers Research

The Graduate Market in 2021

What are the best paying jobs for graduates?

Graduate salaries in 2022(graduatejobs.com)

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