内定先企業

軽飛行機メーカー

南洋理工大学の航空工学専攻だが機械工学の授業も受けSOLIDWORKSなど設計の経験がある。卒業研究は、積層造形による異なるトポロジーの金属格子の準静的圧縮下での機械的挙動で、教授、博士の指導を受けながら実施中。明るく元気で会話も記述も日本語でやり遂げようとする気持ちが強い

Profile

国籍・地域
シンガポール
性別
女性
大学
南洋理工大学
学部
航空工学
学歴
学士

MESSAGE

日本の企業から内定をいただくまで、南洋理工大学経由でASIA to JAPAN(AtoJ)が提供していた日本語授業に参加していました。
そして、日本においての就活過程、日本語で履歴書を作ることや、AtoJとのスカイプインタビューでは希望する職業と業界、自己アピール、PR動画の作り方、日本企業の面接準備など、多くのサポートをしていただきました。
AtoJとの模擬面接を通じて、面接当日の準備のみならず、ソフトウェア・テクノロジーの専門分野の質問についての対策まで教えていただきました。

 ある一流日本ベンチャー企業との1次面接の連絡を早々にいただいたお陰で、FYPや試験などに落ち着いて対応することができました。対面よりスカイプ面接の方が難しく感じたため、準備するために数日間かかりましたたが、実際面接を受けてみたら、落ち着いて、理路整然と意見を述べることができました。面接は英語で行われ、意見や感想を伝えやすく感じました。

 内定をいただいた時、海外で働くことに対して不安になり、疑問を抱いてしまいました。
しかし、AtoJは質問に一つ一つ丁寧に答えてくださり、悩みを解消することができました。日本の最先端ベンチャーで日本人と多国籍の方と共に働いて、プログラミング・スキルのみならず、コミュニケーション・スキルや多様な働き方に対するメタ認知能力なども磨くことができました。

 シンガポールから来日してたった1ヶ月半しか経っていないにも関わらず、入社後はめまぐるしい変化の日々でした。新型コロナウイルスの感染が拡大しはじめた頃に来日したため、到着して3日ほどでにすぐ働き始め、混乱のなかで、アパート探しや市役所での手続きなどを行いました。日本での生活がこのようにはじまりました。

FINAL YEAR PROJECT

タイトル:
Mechanical behaviour of unconstrained metal lattices with varying topologies by additive manufacturing under quasi-static compression(積層造形による異なるトポロジーの金属格子を準静的圧縮下での機械的挙動)
この研究は担任の先生とPhDの先輩のテーマの一部をFinal Year Projectとして1人で2019.1~2019.12まで行います。

① 目的:
シミュレーションした構造の機械的性質の正確度を3Dプリント(レーザー溶融法(SLM))した構造と比較します。
結果が似ていれば、シミュレーションした構造が実行可能なオプションです。
それから、製造前に構造の機械的性質を知ったので、コストをさげることができます。

次の3つを証明します。
A.金属格子構造のユニットセルトポロジとユニットセルの直径対長さ比(diameter to length ratio)を変更したので、機械的性質への影響は何ですか。
B.ソフトを「ABAQUS/ Standard」使えた、Finite Element Analysisのシミュレーション行った金属構造と実際にプリントした金属構造の機械的性質を比べます。
C.「ABAQUS/ Standard」と「ABAQUS/ Explicit」にFinite Element Analysisのシミュレーションを行ったので、結果が何処で違うか。

② 実施内容
A.文献調査
 i.有限要素解析(Finite Element Analysis)や付加製造技術(レーザー溶融法, Selective Laser Melting)や金属格子構造のユニットセルトポロジなどについての学術雑誌を読みました。

B.対象の決定
 i.担任先生とPhDの先輩が相談し、BCCとFCCのユニットセルトポロジで出来た金属構造を調べることに決まりました。

C.シミュレーションモデルの作成
 i.Computer -Aided Engineering (CAE)のソフトの「ABAQUS/ Standard」を自分で習いました。SIMULIAのガイドとチュートリアルが使えました。
 ii.そして、「ABAQUS/ Standard」でBCCとFCCのユニットセルトポロジで出来ていた構造のモデル(Beam Element Model)を作りました。
 iii.次、各ユニットセルの直径対長さ比(diameter to length ratio)が変更したモデル(Beam Element Model)も作りました。

D.シミュレーションの実施
 i.BCCとFCCのユニットセルトポロジで出来ていた構造の機械的性質は「ABAQUS/ Standard」を使い、Finite Element Analysisを行いました。構造が圧縮のシミュレーションをしました。

E.シミュレーション結果の解析
 i.力―位置のグラフ(force-displacement curve)や圧縮のアニメーションなど の作成 。
ーー(ここまでが、現在の進捗です。さらに、来学期に続けていきます)ーー
 ii.構造の相当塑性ひずみ(equivalent plastic strain)や応力三軸度(stress triaxiality)など の測定

F.3Dプリントの作成と機械的性質の測定
 i.3Dプリント(レーザー溶融法)作った実際の金属構造をプリントして、プリントした金属構造はInstronを使って、圧縮します。そして構造実際の機械的性質の結果を取ります。

G.シミュレーションと実験の比較
 i.シミュレーションと実際にプリントした機械的性質の結果を比べます。力―位置のグラフ(force-displacement curve)や応力-ひずみ曲線(stress-strain curve)などを比べます。
 ii.シミュレーションと実験の差異をハイライトして、理由を説明します。

③ いままで行ってきての感想
このプロジェクトが一人でするので、たくさんの試行錯誤をしました。期待どおりの結果が得られ満足しています。

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