「内定者体験記」ミャンマー マンダレー工科大学 メカトロニクス

PROFILE

国籍・地域ミャンマー
性別男性
大学マンダレー工科大学
学部メカトロニクス
内定先企業医薬品向け包装・ラベリングでイノベーションを生み出す日本企業

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日本の会社で働きたいでも必ずしも日本でなくてもよかった 

2015年頃、ミャンマーでは多くの日本企業が活動していました。そうした企業では、面接を受けるために日本語を学ぶことが求められ、ミャンマーにいながら日本人と一緒に働くことになります。これらの企業は、特にエンジニアにとって働きがいのある職場として知られており、メカトロニクス分野のキャリアを目指す人にとっても魅力的な環境でした。そのため、多くの地元の優秀な人材が、ミャンマーにある日本企業で働くことの夢を見ていました。私もその一人でした。 

そこで、マンダレー工科大学でメカトロニクスを専攻しながら、日本語の勉強を始めました。卒業研究を終えた後は、Association of Japan Myanmar Mutual Cooperation(AJMMC)に参加し、日本語学習を続けました。これは私にとってごく自然な選択でした。もともと日本文化が好きで、ガンダムのような日本の作品にも影響を受けていたからです。 

しかし、パンデミックの発生と国内の大きな社会的混乱により、状況は一変しました。ミャンマーに進出していた日本企業を含む多くの海外企業が撤退してしまったのです。その結果、将来の機会は全体的に不透明になりました。私は進路を見直さざるを得ませんでした。 

そんなとき、私より1学年上で、すでにFAST OFFER Internationalを通じて日本で働いていた高校時代の友人が、同じ道を目指してみないかと勧めてくれました。日本語のコースを修了し、日本語力が十分であれば、ミャンマーにいながら日本の仕事を探すことができると教えてくれたのです。しかもFAST OFFER Internationalは無料で、安全で、就職までのあらゆる段階で丁寧にサポートしてくれると聞きました。 

それは私にとって大きなチャンスに思えました。これまで学んできた日本語を活かせるだけでなく、先進国でメカトロニクスのキャリアを築くこともできるのです。 

 

FAST OFFER Internationalとともに描く、メカトロニクスエンジニアとしての将来 

FAST OFFER Internationalに登録すると、まずZoomでカジュアルな面談が行われ、私の将来の希望について話しました。他の業界に挑戦する意思があるかどうかも聞かれましたが、私は「いいえ」と答えました。私はメカトロニクスのキャリアを追求することに強い思いを持っていたからです。 

FAST OFFER Internationalは、私の話を丁寧に聞き取り、メカトロニクスエンジニアという目標に合った機会を探してくれました。 

 

ミャンマーのエンジニアにとっての最良の道 

ミャンマーでは、女性にとって最良の道は医師になること、そして男性にとって最良の道はエンジニアになることだと言われています。そのため、私も多くの同胞と同じようにエンジニアを志しました。 

進路を決めるとき、私は少し迷っていました。もし成績が十分なら、電子工学と機械工学を組み合わせてロボットを作るメカトロニクスを選ぶようにと、先生から勧められていたのです。幸いにも、私の成績はぎりぎりその条件を満たしていました。 

正直に言うと、私はいつもそんな感じなのです。何事も、だいたい真ん中あたり、平均的なところに落ち着くことが多いのです。日本で仕事を探す段階になったときも、語学力に少し不安を感じていました。英語はそれなりに話せますが完璧ではありませんし、日本語もまだ十分ではないと感じていました。 

それでも挑戦してみることにしました。そして今では、その決断をして本当によかったと思っています。 

 

FAST OFFER Internationalと歩んだ、メカトロニクスキャリアへの短い旅 

FAST OFFER Internationalに登録してから数週間後、日本企業とのオンライン面接が設定されました。最初は少し気が進みませんでした。しかし、その会社のウェブサイトを見て、医薬品分野に大きく貢献している企業であること、そして社員や顧客に幸福を広げるという理念を掲げていることを知り、心を動かされました。そこなら、意味のある仕事に携われるのではないかと感じたのです。 

FAST OFFER Internationalは、私の初めての日本企業面接に備えてメンターをつけてくれました。この会社とのマッチングはFAST OFFER Internationalにとっても初めてのケースでしたが、担当してくれたメンターは元エンジニアで、日本企業が外国人エンジニアに求めるものについて徹底的に指導してくれました。 

私は気軽に相談することができ、さまざまな質問をすることもできました。想定質問の練習、日本の面接マナーの指導、そして具体的で実行可能なアドバイスまで、個別に丁寧にサポートしてもらいました。 

初めての日本企業の面接だったので、正直なところ失敗するだろうと思っていました。多くの応募者にとって、最初の面接は経験を積むためのものになることが多いからです。ですから、あまりプレッシャーを感じずに面接に臨みました。 

ところが驚いたことに、最初の面接からわずか2時間後、次の選考に進むことが決まったと連絡がありました。日本でメカトロニクスのキャリアを築く夢に、また一歩近づいた瞬間でした。 

翌日の面接では、複数の人が私を面接しました。面接官は何人もいましたが、考えすぎないようにして、目の前の質問に集中しました。 

面接が終わったあと、会社のウェブサイトを見て初めて気づいたのですが、実は私はCEOや将来の支社長、そして他の幹部社員と話していたのです。そしてその面接から2時間後、なんと内定の連絡をいただきました。今振り返ると、相手が誰かを知らなかったからこそ、緊張せずに話せたのかもしれません。 

 

日本企業の面接を成功させるためのヒント 

一度の挑戦で内定をもらえたことは、自分でも信じられませんでした。振り返ってみると、面接準備の中で特に良かったと思う点はいくつかあります。 

まず、企業についてよく調べ、自分の価値観と合っていると感じたことです。日本企業は、会社と同じ目標や価値観を持つ人材を求めています。その会社の目標の一つが「幸せを広げること」であり、それは私自身の思いとも重なっていました。 

次に、面接中は常に相手の話をよく聞き、その場に集中していたことです。準備はしましたが、台本を暗記するようなことはしませんでした。用意した言葉を思い出すことよりも、面接官の話を理解し、率直に、正直に、自分の言葉で答えることを大切にしました。 

また、自然体で誠実に答えるようにしました。心からの言葉で話していたので、自然と笑顔も出ました。自分自身について本当に思っていることを話せばよかったのです。 

そして、リラックスしていたことも大きかったと思います。まだ他にも機会があるだろうと思っていたので、過度な期待をせずに臨むことができました。そのおかげで、緊張せずに話すことができたのです。 

最後に、面接の終わりに「逆質問」をしたことです。仕事への関心や、成長したいという意欲を示す質問をすることで、最後に良い印象を残すことができました。 

 

不安に負けて、夢を諦めないでください 

アニメの主人公のように「誰よりも一番」になる必要はありません。 

もし私が不安に負けて挑戦をためらっていたら、この機会を逃していたでしょう。日本で働きたいと願うミャンマーのエンジニアの皆さんに伝えたいのは、とにかく挑戦してほしいということです。 

私の経験から言えるのは、目標があるなら、それに向かって着実に努力を続けることが大切だということです。進むスピードは遅くても構いません。止まらずに続けることが大事なのです。 

日本語の勉強でも、難しい専攻でも、努力を続けていれば必ず成果は現れます。 

面接の最後に、私はいくつか質問をしました。 

「私の日本語レベルでも大丈夫でしょうか。」 

「入社までの間に、もっと日本語を勉強した方がいいでしょうか。」 

すると意外なことに、会社の方から「問題ありません。英語でも話せます」と言われました。むしろ、私のスキルを評価してくれていたのです。もちろん、日本で生活する以上、日本語をもっと上達させたいと思っていますが、少なくとも私が思っていたほど大きな問題ではありませんでした。 

 

日本での生活とメカトロニクスキャリアへの準備 

さらに私は、「2026年1月の入社までに、身につけておくべきスキルはありますか」とも質問しました。もし採用されれば、日本での生活に向けて一年間の準備期間があるからです。 

後から考えると、この質問が会社に良い印象を与えたのかもしれません。この質問をきっかけに、今私はいくつか追加の講座を受講しています。きっと来年役に立つはずです。 

まだその日までには時間がありますが、日本で働き始める日を今からとても楽しみにしています。