「Fast Offerプログラムで掴んだ日本でのキャリア 」

– 「準備はもちろん大切ですが、適切なリラックスも面接の成功に繋がると感じています」 –

内定先企業

ハイブリッドペイメント社員証を開発・提供している企業

マレーシア科学大学でコンピュータサイエンスを専攻の学生。ワイド アンド ディープ(Wide and Deep)と呼ばれる機械学習手法を使い、ユーザーの健康状態と好みに基づいてレストランを提案するモバイルアプリを開発。明るく、日本への就職意欲の高い方。

Profile

国籍・地域
マレーシア
大学
マレーシア科学大学
学部
コンピュータサイエンス
最終学歴
学士

アニメからの冒険 

 私の日本への興味は、アニメを通じて初めて日本文化に触れたことから生まれました。 ジブリ映画や他のアニメ作品を通じて、アニメーションの制作やストーリーに魅了され、美しい景色やお祭りの文化、そして食べ物などについて学びました。この経験から、日本の留学と職場生活への関心が芽生え、それがFast Offerプログラムへの参加に繋がりました。 高校時代には、留学は費用がかかり、大きな挑戦であることを理解していました。しかし、アニメのあらすじを理解し、日本旅行に役立てるためにも日本語を学ぶことを決意し、USMの提供する日本語コースを受講しました。 

 

もう一度! 

 日本語の授業で、先生が提供する「N3レベルまでの日本語チュートリアルクラス」の存在を知り、Fast Offerプログラムを知るきっかけとなりました。チュートリアルクラスに参加する中で、日本語のスキル向上が感じられ、「夢を叶える準備はできているかもしれない」と感じました。 

 面接の経験は、9月と12月の2回にわたり、それぞれ異なる挑戦が待っていました。最初の戦略は「冷静でいる(熱くなりすぎない)」ことです。準備はもちろん大切ですが、適切なリラックスも面接の成功に繋がると感じ、日本に到着した初日には友達と花火を楽しむことでリフレッシュしました。初回の面接では2社からのオファーを獲得しましたが、2回目の面接では緊張からくるミスで失敗し、初めての挑戦の苦さを味わいました。12月に再び4社の面接の機会を得て、今度はより多くの準備と宿題をこなし、2つの企業からのオファーを手に入れました。 

 

戦略と成功 

 初回と同様の悪い予感を感じながらも、冷静な態度を維持し、自信を高めるために努力しました。以下はその一例です。 

  1. 企業に関する記事やブログを読み、背景や問題について詳しく知る。 
  2. 他のサンプルインタビューの質問と回答を学ぶ(メンターとディスカッション)。 
  3. 各社に合わせた自分の強みを考える。 
  4. プレゼンテーションスライドではなく、FYP システムをデモサイトでプレゼンテーションする準備をする。 
  5. 面接官に質問するための適切な質問を準備する。 

 これらの努力の結果、2社からのオファーを獲得し、多文化な職場環境での経験を得ました。同僚たちはお互いの語学教師となり、日本語を上達させることも楽しみにしています。 

 

会社訪問とメッセージ 

  次に、受けている会社の事務所を訪問しました。 訪問の際には、役員の方から飲み物をご馳走になり、自社製作のスマートリングを活用した生活の様子を見せていただきました。これに感銘を受け、新しいプロジェクトに挑戦することへの期待感が高まりました。 

 最後に、応援してくれるスタッフやメンターへの感謝のメッセージです。彼らのアドバイスとコミュニケーションが面接の成功に繋がりました。また、プログラム中に共に励まし合う仲間との出会いが、日本語力の向上にも寄与し、不安を克服する助けとなりました。これまでの経験を通じて、日本での就職活動は挑戦と成長の連続であることを学びました。これからも新しい挑戦に積極的に取り組み、日本のビジネス文化に貢献していくことを目指しています。