「正しい方向性で頑張っていけば、必ず報われると思います」

– 「自分だけで練習すると、方向性を誤りやすいですが、先生とメンターが協力してくれると、効率よく面接に向けての準備をすることができます」 –

内定先企業

日本のばね機械・バネ設備製造メーカー

マレーシア科学大学で電気工学を学ぶ理系女性。専門の知識の他に人工知能・ロボティクス・ソフトウェア開発の勉強と実践経験があり、自分の活躍できる分野を幅広く持とうとするオールラウンダーな学生。特にソフトウェア開発に強い関心があり、卒業研究では深層学習を使用して生体認証による人物認識を行うプロジェクトに取り組んでいる。もともとのコミュニケーション能力が高いことに加え、日本語学習を長いこと続けており、日本での就業を強く希望している。

Profile

国籍・地域
マレーシア
大学
マレーシアサインス大学
学部
メカトロニクス・エンジニアリング
最終学歴
学士

FAST OFFER Internationalとの出会い 

 私は多くの学生と同じように、アニメをきっかけに、日本の文化と生活に興味を持ち始めました。テレビで日本の美しい景色が流れると、魅力的に感じました。学生時代に、常に日本という国にいいイメージを持っていたので、大学に入ってから、日本語を学んでみようと思い、日本語クラスを受講しはじめました。 

 その当時の日本語学習の目的は、「マレーシアの日系企業で働けば活用できそう」や「ネイティブの方とのコミュニケーションができる」という考えだけでしたが、日本で就職するチャンスをいただけるとは最初は想像もしていませんでした。実は、私の大学とASIA to JAPANは協力関係にあります。三瓶社長が大学でマレーシアの学生に「FAST OFFER International」を対面で紹介したこともあります。そのため、担当の先生も「FAST OFFER International」のことをよく知っています。ある日、授業の中で先生が「FAST OFFER International」について教えてくれて、「海外の学生も応募できる」「日本で働く」などのキーワードを聞いて、興味が湧いてきて、登録しました。 

 

日本へ招待された来日型面接会 

 FAST OFFER Internationalでの就職活動の中で、最も嬉しかったことは、「来日対面型の面接イベント」に参加し、内定をいただけたことです。20236月、4社の企業に選ばれたので、日本での面接会に参加できることが決まりました。それは私にとって初めての日本への旅でしたので、期待と緊張で胸がいっぱいでした。 

 マレーシアでの面接と違い、FAST OFFER Internationalで参加した面接はほぼ日本語で行われたため、最大の壁が「言語」でした。日本語は初心者ではないですが、とても流暢なわけでもないので、正直、日本語でうまく伝わるかどうか非常に心配していました。そのため、日本語だけで説明すると自信がない時、英語を交えながら、一生懸命伝えようとしました。 

 面接会の一日目の4社中、真ん中ぐらいのタイミングで面接した企業さんと落ち着いて話すことができたと思います。最初は確かに緊張しましたが、その場の雰囲気に慣れると、いよいよ本調子を出すことができました。特に、面接官が頷いてくれたり、しっかり目を見てくれたりするときには、「やった」「伝わった」と大きな達成感を覚えました。初日は、質問されることがほとんどでしたが、二日目になると、逆質問することも多かったです。臨機応変に対応した側面ももちろんありますが、FAST OFFER Internationalメンターとの練習が大きな参考となりました。 

 

面接に向けての準備と苦労 

 FAST OFFER Internationalでの就職活動をふりかえると、一番難しいところはやはり面接の部分です。以前、オンライン面接会に選ばれたこともありますが、準備不足で落ちてしまいました。しかし、この失敗した経験は、どのように日本語で面接するのか、どのように心構えを整えるのかなど、大きな学びとなりました。そして、面接の対策も方向性が見えてきました。それからは面接に関連する本や参考資料をたくさん読み、FAST OFFER Internationalが主催するオンライン日本語クラスやメンターセクションも積極的に参加する方向へ調整しました。 

 私は主に下記の流れで準備しました。 

 ①オンライン日本語授業の中で、面接での話し方や内容を学ぶこと。 

 ②FAST OFFER Internationalのマイページにあるよく聞かれることに答えて書いてみたり、他にも聞かれそうなことを考えたりすること。 

 ③メンターにチェックしてもらい、何回も練習を重ねていくこと。 

 今の内定をいただけたのは、日本語クラスの先生やメンターからの指導があったからこそだと思っています。自分だけで練習すると、方向性を誤りやすいですが、先生とメンターが協力してくれると、効率よく面接に向けての準備をすることができます。先生とメンターには感謝の気持ちでいっぱいです。 

 

目標とメッセージ 

 今の内定先で、役職はロボティクスに関連する仕事をする予定です。具体的なイメージが掴めていない部分もありますが、とても楽しみにしています。 

 入社までに、言語や気候に関して、日本での生活に慣れるように頑張りたいです。(マレーシアでは夏しかないので、生活習慣においても様々な違いがあるはずです。) 

 登録から面接まで、オンラインで進めたことが多いですが、全体の流れとしては明確で分かりやすいです。FAST OFFER Internationalの方々がいつも背中を押してくれました。本当にありがとうございます。 

 日本で就職したい皆さんはぜひFAST OFFER Internationalをご活用ください。正しい方向性で頑張っていけば、必ず報われると思います。