「夢を叶えるためにたくさん挑戦を重ねステップアップして 」

– 日本の内定先の会社では、私が思うこと・考えることを実際に形にすることができます –

内定先企業

計量器やPOSを製造、販売している企業

ダッカ国際大学コンピューサイエンス学部卒業、現在ソフトウェアエンジニアとして就業中の方。大学での研究では自動車盗難防止のためスマートフォンやノートパソコンで車両を監視できる盗難防止警報システムを制作した。日本語の会話レベルが高い。明るく積極的な性格の方。

Profile

国籍・地域
バングラデシュ
大学
ダッカ国際大学
学部
情報工学
最終学歴
学士

転職先として憧れの日本へ。フルタイムで働きながら内定を掴んだ秘訣とは

    ダッカ国際大学コンピューターサイエンス学部卒業後、バングラデシュでアプリ開発エンジニアとしてフルタイムで働く理系人材。 大学在学中に日本に興味を持ち始め、日本での就職を夢見て転職活動を決意。コロナのパンデミックの中で不安定な中、フルタイムで働きながらも内定を掴み取った。

 

日本に興味を持ったきっかけ 

    私が日本に興味を持ったのはダッカ国際大学コンピューターサイエンス学部の4年生の頃です。日本人の優しさや誠実さ、時間を守るといったマナーに感銘を受けましたまた、日本は私の国(バングラデシュ)と友好関係があり、良い印象もありました。さらに科学技術が発展している日本はエンジニアとして様々な挑戦をするのにベストな環境だと考えました。多くのバングラデシュ人はアメリカやカナダに働きに出かけます。実際私の親戚もカナダに住んでいます。しかし、私はこのような理由から日本で働くという夢を選択しました。
    そこから日本での就職を目標に大学在学中独学で日本語や日本文化を勉強しました。そして大学卒業後の201912月に日本語能力試験(JLPT)N4に合格しました 

 

最初の就職先としてのバングラデシュ 

しかしながら私はまずバングラデシュでの就職を選択しました。というのも大学卒業後日本とバングラデシュ両方を視野に入れた就職活動を始めたのですそして就職活動中にたまたまバングラデシュにある会社からオファーを受けましたその会社は日系企業ではないものの、社長が日本に留学した経験があり、その時に日本と関わりがあるその企業を立ち上げました。そのためスタッフやクライアントにも日本人が多いです。バングラデシュに暮らす日本人は少なく、バングラデシュ国内で日本人と関わることができる機会はあまり多くありませんそのため私はバングラデシュで働きながらも日本と繋がりを持つことができるその会社に入社しアプリ開発エンジニアとして約3年間勤めました。
    その会社で働くことを通して、私は日本の職場環境や日本人の考え方、マナーなど多くのことを学びました日本人は仕事に対して本当に熱心です。私が分からないことは何回も説明してくれましたし礼儀正しかったです。この経験は将来日本に行って働くことにきっと役に立つと思いました。 

 

コロナ禍とフルタイム勤務の中での転職活動

      2020年コロナウイルスのパンデミックにより、私は日本に行くチャンスを失いましたその上、バングラデシュ国内は病院も少なく薬もありません。その結果感染拡大が深刻化し、社会不安に覆われました
    しかしそのような状況下においても私は日本で働くという夢を見失いませんでした。コロナウイルスが終息したら日本に行けるという希望を見据えて、これまで以上に日本語の独学の勉強を続けました
フルタイムで働きながら日本語の勉強をすることは容易ではありませんでした。通勤時私は家からオフィスまでに片道2時間を要します。通勤に使用するバスはいつも満員で、とてもではありませんが日本語のテキストを開くことなどできません。そのような状況の中でも、会社にいる日本人と関わる時に、わからない日本語に出会ったら意味を聞き、少しずつ勉強することを繰り返しましたこのように培った日本語力は就職活動において語学力の壁を乗り越えるのに大いに功を奏したと思います
しかしフルタイムで働きながらの就職活動や面接準備は本当に時間が無く大変でした。時差を加味して面接準備や生活リズムを整えなければいけないことにも苦労しました。例えば、日本時間9:00~の面接だとバングラデシュでは6:00~。その時は私が一番忙しい時期でした。
そのような中で私が成功することが出来たのは、Fast Offerのメンターさんによる献身的なサポートのおかげです。メンターさんは本番前5回も面接練習をして下さいました。そのため面接準備を100%の状態に持っていくことができ、本番に自信を持って望むことができましたメンターさんのおかげで私の面接は上手くいったと言えるでしょう。
また、私はひょんなことからメンターさんからの思いがけないアドバイスを受け、内定を掴んだ経験がありますというのも私は趣味でDIYやロボット作り、機械作りの動画を作成し、アップロードしたYouTubeチャンネルを持っていました。しかし、このチャンネルはあくまで趣味の範囲のものだったので、今まで誰にも見せたことがありませんでした。しかし、たまたまそれをメンターさんにそれを見せた所、彼はとても驚き、面接を受ける会社にもその動画を見せるようにアドバイスをされました。そして面接を受けた会社もまた私のYouTube動画を見て驚いてくれました。
     YouTubeリンク:DIY Tricks – YouTube
    自信を持って臨んだ面接ではありましたが、やはり合否通知が来るまでは不安な日々が続きましたその後Asia to Japanの社員さんから合格通知を受けました。私はまず最初にその合格通知をメンターさんに報告しその次に一緒に暮らす弟に報告しました。それ位メンターさんには感謝していたのですメンターさんも私の合格通知をとても喜んで下さり、ありがたかったです。 

 

今後の希望とビジョン 

私の内定先の会社は、消費者の生活のために新しい商品を開発し、イノベーションを起こす企業です。バングラデシュの会社ではあまり新しいイノベーションをする機会はありませんしかし日本の内定先の会社では、私が思うこと・考えることを実際に形にすることができます。この点に一番惹かれました。
内定先の会社で一番達成したいことは自分で新しい製品を作ることです。入社後には会社の確立されたチームメンバーになり、3、4年後にはチームリーダーになっていきたいです
私は新しいことに挑戦することが好きです。今後も夢を叶えるためにたくさん挑戦を重ね、ステップアップしていきたいです。 

 

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