「FAST OFFER Internationalの日本語クラスでの経験は、私に大きな自信を与えてくれました。」

– 「日本人、外国人ともに良いチームワークを作り、多様な職場環境を作るパイオニアとなり、バックグラウンドに関係なく、誰もが働きやすい環境を作りたいと考えています。」 –

内定先企業

医療機器を取り扱っている日本企業。 MRIなどの画像診断装置、血管撮影や放射線治療などの各種治療装置などの分野において、幅広い製品やサービスを提供している。

タイトップクラスのマヒドン大学の生物工学部に通う理系女子。大学3年次には宇宙生物のクラブを自ら立ち上げ、宇宙電離放射線の新しい解決策として将来の開発と医学への統合に適した生物を遺伝子組み換えというアイデアを紹介する。ミッションアイディアコンテストでは優勝、日本のユニセックスグローバルでは2位の受賞経験をもつ。

Profile

国籍・地域
タイ
大学
マヒドン大学
学部
生物医科学
最終学歴
修士

私が日本に来ようと思ったきっかけ 

家族が日本のアニメーションの大ファンだったこともあり、毎週日曜日には家でアニメを見て育ちました。そのため私が日本文化に強く興味を持つようになるまで、それ程時間はかかりませんでした。 

   マヒドン大学に入学すると、日本の大学を含む協定校との交換留学など、さまざまな国際的なプログラムを見つけることができました。そこで、京都大学や福岡女子大学など、日本の大学とのオンライン交換留学に参加しました。Covid-19の関係でオンライン開催でしたが、たくさんの日本人の友達を作ることができました。最初は、日本人は普段あまり英語を話さないという話を聞いていたので、少し緊張しましたが、実際は英語が堪能で、積極的にプログラムに参加してくれました。日本語や日本文化も学べました。福岡女子大学の学生と一緒に1学期のプログラムに参加した時には、博多の歴史まで知ることができました。また、そこでは文化交流も行い、忘れられない思い出となりました。 

これらのプログラムを通じて、日本社会が住みやすく、働きやすい場所であることがわかりました。これらの経験から、私は将来、日本で過ごそうと決めました。

日本語の勉強とFAST OFFER International との出会い 

大学2年生のとき、空き時間を利用して日本語の勉強を始めましたが、最初は趣味のようなもので、あまり継続的でも効果的でもありませんでした。 

しかし、福岡女子大学との1学期間の交換留学を機に、友人や教授との議論についていけるよう、日本語学習にもっと時間と労力をかけることにしたのです。特に、敬語を理解することは、私にとって日本語学習で最も難しい部分の一つでした。 

   そんな時、Facebookの投稿でFAST OFFER Internationalを知りました。すぐに登録し、FAST OFFER Internationalが提供する日本語クラスに参加し、世界中から集まった学生たちと一緒に勉強しました。FAST OFFER Internationalの日本語クラスでの経験は、私に大きな自信を与えてくれました。他の学生より日本語のレベルが低くても、たくさん日本語を話してみて、最終的に自分の日本語力が大きく向上していることを実感しました。 

   私にとって、日本語学習と大学での勉強を両立させるのはとても大変なことでした。幸い、日本語の授業は夜間に行われていたので、授業が終わってから参加することができました。ただ、プロジェクトの課題が多く、時間や仕事量を管理するのは大変でした。それでも、どうしても日本語を上達させたかったので、日本語の授業に励み続けました。

面接に関する体験談 

日本語授業が終わると、企業との面接の準備に取り掛かりました。その中で最も充実していたのが、メンターセッションです。私のメンターは現在エンジニアとして働いており、偶然にも私と同じ学部の出身でした。そのため、私が面接を受ける予定の企業や、技術的に複雑な私の最終学年のプロジェクトについても、幅広い知識をもっていました。また、技術的な指導だけでなく、服装やコミュニケーションの取り方、声のトーンなど、面接のマナーについても貴重なアドバイスをしていただきました。また、模擬面接の後には、私の回答を熱心に見てくださり、より質の高いものになるようアドバイスしてくださいました。そのおかげで、各企業の面接で予想される質問に対して、万全の準備をすることができました。 

面接に至るまで、そして面接中も、私はとても緊張していました。しかし、ASIA to JAPANのスタッフの方々は、最後の最後までサポートと指導をしてくださいました。彼らの励ましがあったからこそ、私は入社できたのだと思います。そのおかげで、自信を持って面接に臨むことができました。 

入社後の目標 

内定をいただいた会社は、CTスキャンやMRIなどの医療用画像診断機器の輸入に特化した会社です。私は医用工学を専攻していたため、大学の講義でこれらの機器について幅広く学ぶ機会がありました。将来は医療関係の仕事に就きたいと考えている私にとって、この会社は自分の興味とぴったり合致しています。自身のこの分野での深い知識を活かして、会社に貢献できると信じています。一方、会社でのキャリアを成功させるためには、日本語の能力をさらに向上させる必要があるとも認識しており、熱心な勉強を続けていきたいと思っています。 

   内定先企業では、外国人がほとんど働いていないと聞いています。そこで、日本人、外国人ともに良いチームワークを作り、多様な職場環境を作るパイオニアとなり、バックグラウンドに関係なく、誰もが働きやすい環境を作りたいと考えています。さらに、会社と多くの病院の先生方との間に良いコネクションを作り、売上を伸ばしていきたいとも思っています。 

日本で働くことに興味がある皆さん、迷いや、日本人と接することの難しさには共感できます。私もかつて、日本で働くことに自信が持てない学生でした。しかし、日本語を勉強するなど、常に自分を追い込んで、コンフォートゾーンから一歩踏み出すことができました。ですから、日本語に興味があり、日本で働くことを目指している人は、あらゆる機会を無駄にせず、自分のコンフォートゾーンを超えることに挑戦することをお勧めします。 

日本の企業は、日本語の流暢さだけであなたを評価しているわけではありません。日本で働きたいという強い情熱があれば、その意欲を高く評価してくれるはずです。 

もしあなたが準備万端で、チャンスに対して常にオープンであれば、完璧なタイミングでチャンスはやってくるでしょう。 

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