「日本での就職活動を通して一番大切だと感じているのは自分を信じることです。」

– 「知り合いがFAST OFFER Internationalを通じて日本で就職できたという投稿を見て、興味を持ち登録しました。 」 –

内定先企業

医療機器を取り扱っている日本企業。 MRIなどの画像診断装置、血管撮影や放射線治療などの各種治療装置などの分野において、幅広い製品やサービスを提供している。

上海外国語大学で日本語を専攻する修士で、1年間の日本留学経験を持つ。インターンとしてコンサルティング会社で異なる顧客向けの宣伝資料を作ったり、中国人社員と日本人社員の意思疎通をしたり担当した。顧客目線を持っている日英中3言語堪能な人材。

Profile

国籍・地域
中国
大学
上海外国語大学
学部
日本語学科
最終学歴
修士

日本のアニメと共に成長した幼少期 

私は日本のアニメを見て成長してきました。中国では、日常的にテレビで「ドラえもん」などが放送されていました。しかし、とても身近で、かつ中国語で吹き替えされていたので、はじめは日本との関連性が分かりませんでした。高校生の時にインターネットで日本語版のアニメの放送を見た時に、日本語に興味を持ちました。そこで私は日本語の独学を始めました。その時はひらがな・カタカナと簡単な文型まで勉強しました。大学入試を経て、どの専門にするか迷っていた時に、以前独学で勉強していた日本語のことを思い出しました。大学では本格的に日本語を専門として勉強したいと思い、上海外国語大学の日本語学科に入学しました。 

 日本語学科での学び・大阪への留学経験・大学院進学へ 

 大学1年生の頃はひらがな・カタカナなどの基礎的な文字から始まり、一文ずつ細かく品詞分解を行って日本語の文章に慣れていきました。 大学2年生の頃は会話の授業が増えてきて、実用的な日本語を勉強しました。そして大学2年生の終わりに日本語能力試験(JLPT)N1に合格しました。 

 大学3年生の頃は大阪1年間交換留学をしました。その大学では留学生がとても少なため留学生向けの授業がなく、日本人の学生と同じ授業を受けていました。私は日本語学科に所属しましたが、留学生は履修できる授業の制限がほとんどなかったため、色々な学部の授業を履修しました。特に興味深かった授業は、漢文の授業です。以前は日本の学生も漢文を勉強しているということを知らなかったので、日本人がどのように漢文を読み解いているのかということにとても興味を持ちました。中国語を読めなくても、レ点や下り点などのルールを作って漢文を読み解いていることに感銘を受けました。 

 大学4年生は日本語と中国語の通訳・翻訳の授業を主に勉強し、卒業論文も完成させました。 大学を卒業した後は、そのまま上海外国語大学院修士課程に進学しました。一番印象深かった授業は通訳・翻訳の実践でした。通訳には語学力以外に臨機応変に対応する力も求められるため、興味深い一方でとても難しいです。

日本で働くことを決意した理由 

修士課程を終えた私は、今まで数年間頑張って学んできた日本語力・スキルを活用しながら、仕事に取り組んでいきたい気持ちを強く持っていました。 

 日本語通訳者として働く道もありましたが、性格から考えてみると少し向いていないかもしれないと感じていました。何より、私は日本語をツールとして他の世界を色々見ていきたいと考えました。 

 日本語を活かしたいとことを就職の軸にしている私にとって、中国で働く場合は、中国の日系企業や日本市場に進出している中国企業/外資系企業を選ぶしかありません。そのような企業では日本語は使えますが、業界や職位は限られてしまいます。しかし日本で働く上では、日本語を必ず活用できるので、業界や職位などの選択肢はより広くなります。 

 また、大学時代日本に留学したことがあります。異国で働く不安もちろん多少はありますが、以前の経験から、新しい環境にもすぐに馴染むことができると思います。 

 このような理由から、日本での就職がベストだと考えました。 

日本での就職活動 

 大学の就職サポートをして下さる大学のスタッフがFAST OFFER Internationalについての情報を送って下さったので、大学4年生の頃からFAST OFFER Internationalについて知っていました。ですが、当時は大学院に進学予定であったため、就職のことは考えていませんでした。その後、知り合いFAST OFFER Internationalを通じて日本で就職できたという投稿を見て、興味を持ち登録しました。 

 FAST OFFER Internationalじた就職活動2回面接をしたら内定けるので、効率かったですですが、日本の就職面接を経験したことがないので、最初はかなり不安でした。自己PRやガクチカなどを準備する時、具体的なエピソードを求められたため、自分の人生を振り返って困難や乗り越えたことなどを振り返る作業に時間がかかりました。このような日本ならではの面接対策や準備を行うことが大変でした。ただ、メンタリングセッションで1時間以上面接準備や会社の情報について教えて頂き、そこで得た知識を基に上手く面接準備を進めることができました。 

 実際の面接はオンラインで行われ、3社受けて2社から内定を頂きました。実際の面接は格式ばったものではなく、日常会話のような形で、思っていたよりも気楽に感じました。事前に模擬面接で練習を沢山行っていたので、あまり緊張することなく全ての質問にきちんと答えることができました。 

目標とメッセージ 

 就職先の企業では、まず一生懸命業務内容について勉強してできるだけ早く一人前になれるように頑張りたいです。そして中長期的なキャリア形成に資する資格取得も積極的に目指していきたいです。 

 日本での就職活動を通して一番大切だと感じているのは自分を信じることです。最初から自分自身をだめだと思ったら、一歩が踏み出せないと思いますし、その一歩が踏み出せないと何も始まりません。とにかくやってみることが一番なのです。結果がどうなっても始まらないよりはマシなので、できるだけチャレンジしてみて頑張って下さい! 

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