「小さな一歩でも、遅くても、コツコツマイペースで続ければ、目標に届きます。努力を積み重ねてきた経験は、私にとって自信の源となります。」

– 「決まった内容より自分の気持ちを自分のことばで伝えるほうが大切です。」 –

内定先企業

システム開発会社

AI専攻、日本大好きな女子学生。卒業研究ではコロナの中大学生の精神状況に注目し、SNSでの投稿を収集し、ALBERTとTextCNNを組み合わせたモデル等で情緒分析を行なった。ほぼ独学で日本語の勉強に取り組み、学習力の高い方。

Profile

国籍・地域
中国
大学
大連海事大学
学部
コンピュータサイエンス
最終学歴
学士

FAST OFFERと出会ったきっかけ 

 子供の頃から、私は日本のアニメやテレビ番組、推理小説などをずっと見ていたので、日本という国にも好感を抱いてきました高校卒業後、団体旅行で初めて日本を訪れ東京、大阪、京都、奈良などの有名な観光地に行きました。その1週間の滞在を通し、私はもっと日本を好きになりました。 

 日本への憧れはありますが、留学は経済的な負担が大きいですしほかの方法も少ないです。日本で就職するということは最初は思いもよらなかったことでした大学四年生になると、大学の就職サイトで「Study Go Work Japan(現FAST OFFER)」との情報を見つけました。それまでは、「中国国内で、大学院生になってから就職するという流れに身を任せ、自分が納得できそうな生活を過ごせばいい」という考えでした。しかし、FAST OFFERに触れ、新しい選択肢が広がりました自分の望む人生を送れるチャンスがあるので今回こそ、ぜひ挑戦してみようと思いました。 

 2023年3月に、FAST OFFERに申し込んでから日本語を勉強し始めました。それと同時に、卒業論文にもとりかかりました。FAST OFFERに登録してからすぐにスタッフとの面談の機会がありましたがその時は日本語が全く話せなかったので、面談に落ちてしまいました。FAST OFFERスタッフとの面談を通して日本語力が足りないと痛感しため、面談後からの半年間毎日、午前中には日本語を勉強し、午後には卒業論文に取り組む生活を続け、力を蓄えました 

 

人生における初めての面接 

 7月末頃、FAST OFFERスタッフとの二回目の面談を行いました。この面談では初めて日本語でコミュニケーションをすることができ、半年間の努力が報われ、やっと通過しました!卒業論文、自己PRビデオなどの資料を提出した後、10月頃、面接の案内が来ました。この面接はオンライン形式でしたが、卒業後国内外で人生で初めての面接なので、入念な準備をして臨みました。 

 FAST OFFERのメンターさんにはとても優しく指導していただきました。メンターさんは、この面接は私の人生で初めての面接ですが、入社の志望度が高いということを聞いた後、「一緒に頑張って合格しましょう!」と励ましてくださいました。メンターさんには質問リストを最後まで確認していただいたので、指導時間は予定より随分長くなりました。 

 メンターさんの指導があったからこそ、それからの色々が成り立ったのだと思います。自分だけだったら、先延ばしにしてしまったり、方向性を失ったりし、一生懸命準備するモチベーションがこれほど大きくならなかっただろうと思います。 

 

内定に辿り着くまでの道のり 

 面接前にメンター指導を受けたことと、事前準備をすることで、自信を持って本番に臨むことができました。一次面接で、突っ込んだ質問やとっぴな質問があっても準備してきた資料からまとめられたので、落ち着いて答えるようにしました。実は、最初の段階では、面接対策として決まった答え用意していました。中途半端な日本語しか話せない私にとって、それらの内容を流暢に伝えることが難しかったからです。しかし、メンターさんからは、決まった内容より自分の気持ちを自分のことばで伝えるほうが大切だ、と教えていただきました。それから、質問の答えを自分のものにするように意識し、練習を重ねました。このポイントは本番の面接で、とても役に立ちました。 

 一次面接を経て、面接にある程度慣れてきたので、二次面接はそれほど緊張しませんでした。面接はリラックスした雰囲気で終えられました。面接後は、内定をいただけてもいただけなくても、次回の面接で引き続き頑張ればいいと思い、落ち着いた心境でした。 

 面接当日の午後、FAST OFFERスタッフから「おめでとうございます」とのメールをいただき、嬉しくてたまらなかったです!人生初めてのWEBテスト、面接が終わりました。 

 今から振り返ると、優しく背中を押していただいたメンターさんに感謝したいし、企業と業界をまじめに研究していた自分自身にも感謝したいです。小さな一歩でも、遅くても、コツコツマイペースに続ければ、いつか目標に届きます。努力を積み重ねてきた経験は、私にとって自信の源となります。