「失敗を成功への教訓として受け入れ、挫折してもモチベーションを保つことが大切です」

– 「業界研究と企業研究、大学プロジェクトの説明、志望動機や逆質問など準備を万端にできたので、当日には自信を持って面接に臨むことができました」 –

内定先企業

日本国内でも数少ない独立系の自動車シートメーカー。

機械工学専攻の既卒者。大学でのプロジェクトではオフロードバギーのサスペンションを担当したり、バイオディーゼル燃料がエンジン内でどのように分子化するかのCFD研究を行った。謙虚な性格で笑顔を絶やさない方。卒業後は日系企業での就業を経験。

Profile

国籍・地域
インド
大学
ヴィスベスブラヤ大学
学部
機械工学
最終学歴
学士

日系企業で働く叔父を通して抱いた日本への憧れ 

 小さい頃、尊敬していた叔父はインドにあるトヨタ自動車で働いていました。叔父は出張で日本に行ったことがあり、会社など日本について色々教えてくれました。その時から、日本への憧れが芽生えました。 

 成長して日本の製品を使用するようになったことも日本に対する印象づくりのきっかけとなりました。今使っているパソコンはTOSHIBA、持っている車はスズキで、全て日系ブランドです。 

 

パンデミックによって日本で働く夢を胸に秘めていた 

 日本という国に好感を抱いており、卒業してからもずっと日本で働きたいと思っていました。しかし、悲しいことに、私が卒業した頃は、猛威をふるうパンデミックによって渡航が大幅に制限された時期でした。不安の中、夢を持ち続けて、インドにある日系企業に就職しましたそのことは日本に行くことはできなくても、日系メーカーならではの価値観やスタイルを学ぶチャンスになりました。出張など短期的に日本を訪れる機会はありましたが、心の中では、やはり日本に住み、長く働ける機会を求めていました。 

 私はどうしても日本で働きたかったので、インドにいながらも日本就職支援エージェントの力を借り、日本で働けるチャンスを探していました。私はエージェントに20万ルピーも支払い、エージェントに私を日本に派遣してくれると言われていました。当初は、コロナを言い訳にして、日本企業は誰も受け入れできないと言われました。しかし、コロナ後、渡航制限が解除されてもそのエージェントとは連絡が断たれ、支払ったお金も返してもらえませんでした。騙されたと気づいた私は、失意のどん底に落ちてしまいました。 

 

友人によってもたらされたFAST OFFER Internationalとの出会い 

 私が夢を諦めようとしていたところ、私の友人がASIA to JAPANを経由して日本で就職できたことを知りましたそしてその友人は私にFAST OFFER Internationalを紹介してくれました。最初に、FAST OFFER Internationalを利用するのは無料だと聞いた時、正直驚きました。日本で就職するという夢が再び燃え上がり、FAST OFFER Internationalに応募することを決めました。 

 FAST OFFER Internationalに登録してからおよそ一ヶ月後、オンライン面接の案内が届きました。インドから日本企業とのオンライン面接は初めてだったので、少し緊張しました。幸いなことに、ASIA to JAPANのスタッフに助けられました。特にメンターセッションにおいて、貴重なアドバイスをいただき、自信とスキルを高めることができました。例えば、大学のプロジェクトをどのように説明すればいいのか、自分の長所をどのようにアピールすればいいのかなど、メンターさんが細かく教えてくれました。本当に感謝しております 

 色々な指導を受けましたが、当時の私にとって、日本語で面接を受けるのはやはり難しかったです。面接までのスケジュールをうまく調整できず、準備の時間が少なかったので、結果はやはり落ちてしまいました。初めての試みが不合格だったと聞いた時には、気分が落ち込んでしまいましたその時、日本で就職できた友達に連絡を取り、友達は「心配するな。自信を高めて、次の面接に向けて頑張ろう」と励ましてくれました。今振り返ってみると、あの失敗は今後の面接のために、とても有意義な練習になりました 

 

来日型面接会で日本を実体験 

 20236月上旬ASIA to JAPANのスタッフより「あなたは無料で日本に来るチャンスが与えられました」というメールをいただいた時はあまりにも驚き過ぎて目を疑うほど嬉しかったです。インドでの仕事を1週間休むことは難しいように思いましたが私は揺るぎない決意を胸に全力を尽くして日本に行くことを決断しました。 

 FAST OFFER International来日型面接で初めて日本へ来ました。東京は本当に想像通りきれいでした。そして、日本人の時間厳守などルールを守る習慣に感銘を受けました。1週間程の東京での滞在は日本で働きたいという信念を更に深めました。 

 三社の選考を受け、企業への理解が深まると共に、今の内定先を第一志望とする方針を決めました。面接前に、そこで働く友人に色々と聞くことができたので、今の内定先についてより深く知ることができました。友人は会社がいい、そこで働く人も親切で、ぜひこの会社に合格できるように精いっぱい頑張ってくださいと助言してくれました。これが面接への大きな動力となりました。 

 業界研究と企業研究、大学プロジェクトの説明、志望動機や逆質問など準備を万端にできたので、当日には自信を持って面接に臨むことができました 

 幸いなことに、私の努力が報われ、念願の内定をいただくことができました! 

 

日本での生活を楽しみにしている 

 入社まではあと半年間もありますが、それまでに日本語力と技術力を磨いていきたいです。10月からFAST OFFERの日本語の授業を受ける予定です。今後社内でより良いコミュニケーションを取れるように、日本語力を向上させたいと思います。そして、入社後の仕事に早く慣れるよう、会社で使われるソフトウェアについても学び始めました 

 日本に行ったら、一番やりたいことは富士山に登ることです。日本は海に囲まれているため、海沿いのエリアがいっぱいあります。私はマリンスポーツも好きなので、サーフィンやダイビングもしたいです。 

 

叔父からいい刺激を受けたように、他人を奮い立たせたい 

 FAST OFFER Internationalを利用して日本での就職活動をする学生の皆さん、どんなに困難な状況でも、自分の目標を決めた以上あきらめないでください。失敗を成功への教訓として受け入れ、挫折してもモチベーションを保つことが大切です。よくない評価でも前向きに受け止め、自己啓発のツールとして活用しましょう。より良い自分になるために努力を続けてください。ひたすら前に進め続ければ、必ず目標に到達できると信じています 

 ASIA to JAPANには、面接の指導から来日型面接に参加させてくれたことまで、すべてのプロセスをサポートしていただいたことに感謝しておりますASIA to JAPANのスタッフの継続的なサポートと指導は、私の成功に不可欠でした。険しい道のりでしたが、ASIA to JAPANが私を支え続けてくれたからこそ、無事に乗り越えることができました。 

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