ミャンマーから日本へ: 日本での面接体験記
学生が日本のプロフェッショナリズムに興味を持ったのは、ミャンマーで日本人の課長に接したことがきっかけだった。それが日本の技術や仕事文化への情熱につながった。大学卒業後、停電などの困難を乗り越えながら日本語をマスターした。思いがけない推薦が彼を日本へと導き、技術論文を翻訳した後に内定を得た。この物語は、忍耐の力を浮き彫りにし、日本での成功を目指す人々を勇気づける。
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私の旅はどのように始まったのか?
私は大学を卒業した後から、ずっとミャンマーにある日系企業で働いています。特に印象深かったのは、日本人課長との出会いでした。会社では、「報連相」や「時間厳守」などのマナーもいろいろ学びました。そして、 日本に行って、自分の肌で学んできたことを実践したいという気持ちが湧いてきました。もちろん、日本のきれいな景色を見たいし、日本の高い技術も学びたいです。
日本語をマスターする: 初級からN2レベルまで
もともと日本語に興味があり、大学を卒業した後、日本語の勉強を始めました。初めは友人が教えてくれましたが、N4・N3 のレベルに到達した後は 、オンライン授業を受けたりYouTubeで日本語の動画を見たりして日本語能力を上げようとしています。
日本語を勉強する道は順風満帆ではありませんでした。仕事の合間や通勤時間、夜間にしか学習できなかったため、その道は容易ではありませんでした。 夜間の停電などの困難もありましたが、それらを乗り越え、N2取得に成功しました。これからも日本の方と上手く話せるように日本語を勉強し続けます。
FAST OFFER International: グローバルキャリアの架け橋
ご縁があり、日本語のオンライン授業で先生が FAST OFFER Internatioanl (ASIA to JAPAN) を紹介してくれました。社長自ら説明会に話があり、日本に行って働くためのいいチャンスだと思い、すぐにサイトに登録して、必要となる資料を提出しました。(提出物の)中には卒業論文もあり、もともと英語で書いたものを、日本語に翻訳する必要がありました。専門用語が多く、少し工夫が必要でしたが、努力が報われ、やっと面接試験を受けることが出来ました。
面接に備え、何度も卒業論文を日本語で練習し 、メンターにも支えられました。仕事の都合や時差の中、遅い時間にもかかわらず、熱心に指導いただき、そのおかげで二度目の面接で合格できました。
野心を成功に結びつける
二回目の面接を待っている間に、クラスメイトが合格したというメッセージが次々ときました。喜ぶと同時に、焦りも感じましたが、すぐに気持ちを切り替え、自分にできることに集中しました。最善を尽くせば結果は自然とついてくると信じているからです。みなさんにも、困難にぶつかっても焦りを感じても諦めずに進んでいただきたいと思います。最後に、日本での就職を希望するすべての学生が、充実した内定を得ることを願っています。