【世界大学ランキング】最新!QS世界大学ランキング2025をもとにアジアの大学順位を考察!
この記事では、イギリスの大学評価機関「Quacquarelli Symonds(通称:QS)」が毎年発表している、「QS World University Rankings 2025」のランキングをもとに、アジアの大学順位について考察していきます。
そもそも「世界大学ランキング」とは何か?について知りたい場合には、以下の記事を先に読んでいただくとより理解が深まります。
▼関連記事を読む
【世界大学ランキング】そもそも“世界大学ランキング”ってどうやって決めるの?
■QS World University Rankingsとは
通称「QS」と呼ばれる“QS World University Rankings”は、世界的にも影響力がある指標で、毎年夏頃に翌年の世界大学ランキングを公表しています。「学術的評価」「企業からの評判」「教員・学生比率 」などQSが定める9項目を評価し、合計スコアが高い大学順にランク付けされています。
(評価基準については、こちらの過去記事をご覧ください)
■【2025年度世界大学ランキング】
6月4日に公表された、最新の2025年度ランキングを紹介します。
また最新版に合わせ前年の2024年度、そして10年前の2015年度のランキングを元にランクインするアジアの大学の変化を比較します。
・TOP 100
※オレンジの文字で記載した箇所:アジア圏内の大学
※QS World University Rankings 2025をもとにASIA to JAPANが作成
・アジア圏でランクインした大学のみ抜粋
こちらの表はトップ100にランクインしたアジア圏の大学のみを抜粋したものです。
過去の列に記載した数字は抜粋大学内での過去順位になります。
※QS World University Rankings 2025をもとにASIA to JAPANが作成
●アジアの大学内でのトップ3位
1位がシンガポールの「シンガポール国立大学」、2位は中国の「北京大学」、そして3位がシンガポールの「南洋理工大学」でした。100位までにランクインしたアジア圏の大学は前年度と比べて全体的にランクアップしています。
●ランクインした日本の大学
日本からは32位に東京大学、50位に京都大学、84位に東京工業大学、そして86位に大阪大学と全部で4大学がランクインしました。日本トップの東京大学が前年度の28位と比べてランクダウンした結果となっています。
■アジア各国/地域の評価されているポイントは?
アジア各国/地域で評価されているポイントを見ていきます。
・アジア圏内大学の評価表
※QS World University Rankings 2025をもとにASIA to JAPANが作成
※QS World University Rankings 2025をもとにASIA to JAPANが作成
■まとめ
QSが公表する世界大学ランキングを、さまざまな視点から紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ランクインした大学だけが、優秀な大学であるというわけではありません。残念ながら、評価の対象外となってしまった優秀な大学も世界中にあります。
ランキングは、あくまでも物差しを具体的にするツールです。全てを鵜呑みにするのではなく、ランキングに内包する情報を理解し、他の情報と掛け合わせることで、必要な人材の選択をより明確に行えるようになるでしょう。