マレーシア工科大学の日本語話者育成プログラムで講師を担当いただくクマラグル・ラマヤ准教授が、2024年6月13日に日本大使館にて旭日小綬章を受章されました。
※旭日章(きょくじつしょう):社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた人を表彰する場合に男女に共通して授与される勲章。
この受章についてマレーシアの地元紙「The Star」が紹介しているため現地記事の内容を一部お届けします。
日本語の「先生」に転身した地元(マレーシア)の大学教授が、日本で最も権威のある国家章の一つを日本政府から授与された。マレーシア工科大学(UTM)のクマラグル・ラマヤ准教授は、マレーシアにおける日本語教育の推進に尽力した功績が認められ、旭日小綬章を授与された。
クマラグル教授に章を授与したマレーシア駐在日本大使の高橋克彦氏は、「クマラグル先生はその努力によりマレーシアで最も著名な日本語教師の一人になりました。クマラグル先生はマレーシアにおける日本語教育の促進と両国の相互理解促進のため、さまざまな活動に携わってきました。(一部抜粋)」とUTMをマレーシアの日本語教育の拠点へと変えた功績を称賛した。
クマラグル氏はインタビューで「日本語を普及するために生涯かけて情熱を注いできたことが公式に認められ、この上ない喜びを感じています。天皇陛下からこのような栄誉を受けることは最高の栄誉であり大変光栄に思います。これは私だけでなく私の所属するUTM、そして母国マレーシアにとっても評価となるでしょう。これはマレーシア全体の日本語教育に対する重要な評価です。」と語った。
※The Star「UTM professor receives prestigious Japanese award」よりASIA to JAPANが翻訳及び要約
今回UTMの日本語講座を担当いただくクマラグル准教授が旭日章を受章されたことを大変嬉しく思います。ASIA to JAPANでは外国人理系大学生の日本語話者育成を目的とした日本語講座を現地の提携大学やオフラインで開講しており、クマラグル准教授だけでなく多くの講師に携わっていただいています。
日本就職を目指す学生のきっかけ作りにこれからも尽力してまいります。