–日本に興味を持ったきっかけとホームステイ体験 –
私が最初に日本に興味を持ったきっかけは、高校生の頃です。当時、私は友達と一緒に日本のゲームで遊んだり漫画を読んだりしていました。そこから、日本の文化にも興味を持ち始めました。
また、日本でのホームステイプログラムに参加し、友達や先生と一緒に1週間ほど日本を訪れました。このプログラムでは、それぞれの生徒が2泊3日で日本の家庭にホームステイをしました。滞在中、日本人の「規律と時間を守る」というマナーが優れていることに気づきました。例えば、電車に乗る前に並んだり、エスカレーターに乗る時に右と左の列を使い分けたりしている事です。このような日本の規律正しい文化は、きっと日本人の働き方にも反映されているはずだろうと考え、いつか私も彼らのように規律正しく仕事をすることができたら素晴らしいと思いました。
–日本での技術者を夢見る–
私は小さい頃からテクノロジーとコンピューターにとても興味がありました。そのため、大学ではコンピューター工学を専攻しました。私の知る限り、日本は世界で最も先進的な技術を持つ国の一つです。特に、機械学習や自動化の分野が発達しています。コンピューター工学生として、日本のような先進国がどのように技術を使っているのかを学びたいと思いました。私は技術が「どのように研究されているか」より、「どのように利用されているか」ということにより関心があるため、日本の技術分野で働きたいと考えました。
また、海外で働くことを後押ししてくれたのは父の影響もありました。私の父は。若い頃の話をよく話してくれました。彼は、インドネシアにある大学の法学部を卒業した後、奨学金をもらってアメリカに留学しました。そのため、父は私と兄弟に「海外で勉強や仕事が出来たら人生にきっと良い変化が起こる。」と言い、機会があったら海外の奨学金や仕事を探しなさいと勧めていました。私は日本に興味があったので、海外で就職するなら日本でなければならないと決めていました。
そこから、私は高校生の頃から少しずつ日本語の勉強を始め、初めはひらがな・カタカナ・簡単な漢字を独学で学びました。大学入学後、ASIA to JAPANの日本語の授業を通して会話練習や漢字などより発展的な日本語の勉強を進めましたが、特に文法と漢字が難しいと感じていますが、諦めずに勉強を続け、現在はJLPT N3レベルの勉強に励んでいます。
–日本での就職活動 –
私はFAST OFFER Internationalを通して日本での就職活動を行いました。一番大きな壁はやはり言語の問題でした。面接の時に私が頭の中で考えていることをどう日本語で言語化し伝えればよいのか、このプロセスが本当に難しかったです。
しかし、メンターさんとの面接練習のおかげで日本での就職活動のノウハウを知ることができました。彼には面接でどのように受け答えをすればよいのか、どのように私のFinal Year Projectを日本語で簡潔に説明すればよいのか、ということを教えて下さり本当に助かりました。
私はコロナの影響から一連の就職活動の流れを全てオンラインで行いました。日本に行けない中でも日本で就職することのモチベーションを保てたのは、「絶対に日本で働きたい！」という強い意志からです。日本で働くこと以外の選択肢を考えていなかったため、インドネシアでの就職活動は全くしませんでした。そのため、より一層FAST OFFER Internationalでの就活準備や手続きを一生懸命進めました。そのおかげで内定を掴むことができ、本当に嬉しく思います。
–内定先企業での目標とメッセージ –
私は、内定先の企業ではWebエンジニアとして働きます。入社後は目の前の仕事に一生懸命取り組みたいです。また、現在はWeb開発においてバックエンドの仕事に関する知識はありますが、フロントエンドに関する知識や技量はあまり多くありません。そのため今後フロントエンドの分野も勉強し、将来的に広範囲の仕事をこなせるWeb エンジニアのプロフェッショナルになりたいと考えています。
日本で就職活動を行うか迷っている方へ。就職は緊張する気持ちが大きいと思いますが、その緊張感を乗り越えて、ゆっくり勉強や練習をすればきっと成功すると思います。頑張って下さい！
