海外の主要大学内での日本語学習などを通じ、日本への就職のきっかけを学生に提供する株式会社ASIA to JAPAN(代表:三瓶 雅人 本社:東京都台東区 以下:ASIA to JAPAN)は、三重県桑名市と株式会社日本エイジェント(代表取締役社長:乃万 春樹 本社愛媛県松山市)が運営する「日本最大級の外国人専門物件情報プラットフォーム」wagaya Japanと、2024年5月7日に「外国人との共生社会の実現」を目指す三者協定を結ぶ運びとなりました。
三者協定を結ぶ背景にある問題が「人口減少」です。日本社会が直面する少子高齢化の影響を受け、桑名市も等しく人口減少に悩まされています。そこで、桑名市ではこの問題を解決すべく、⺠間企業との共創によって外国人を生活のパートナーとして地域に迎え入れ、外国人との共生社会による持続可能なまちづくりを実現することを目指しています。
ASIA to JAPANは海外トップクラスの大学に在籍する学生と、採用を希望する市内企業とのマッチングを支援し、wagaya Japanは市内で外国人を応援する賃貸住宅を発掘するとともに、外国人への母国語による生活支援を実現することを担います。
また、外国人材採用や居住環境に関する市内企業向けセミナーや説明会の開催、各種課題に対する解決策の検討などにおいて3者で連携してまいります。
桑名市三者協定について(回答者:代表取締役社長 三瓶 雅人)
Q1:ASIA to JAPANとは?
ASIA to JAPANは、高度外国人材の「きっかけから、活躍まで」をビジョンに日本就職の支援を行っています。アジアを中心とした12の国・地域の計50大学と提携し、そのうち30近くの大学で日本語話者育成を目的とした日本語授業を開講しています。また修了者を無料で日本に招待し、日本に拠点を置く企業との面接会を毎月実施しています。250社を超えるクライアント様を中心に、1,000人以上の採用支援実績があります。
Q2:ASIA to JAPANが三者協定締結を決めた理由は。
もともと桑名市さんは、外国人と共生していく社会を創っていく構想をお持ちでした。ASIA to JAPANは海外の高度人材を日本企業とマッチングさせる就職支援サービスがあり、培ってきたノウハウを上手く活用できるのではと考えました。また公共と連携して社会課題に取り組むことを視野に入れていたため、今回の三者協定の親和性が高いこともあり締結を決断しました。
Q3:ASIA to JAPANの強みとは?
海外の大学と提携している点、そして日本での就職を望む外国人学生を日本に招待し日本企業とのマッチングを支援している点が、桑名市さんとの協定の上で力を発揮できると考えています。
Q4:地方への外国人誘致の難易度は?
意外かもしれませんが、地方への外国人誘致は難易度はそこまで高くありません。日本で就職をする外国人材の3割近くが東京や大阪などの大都市での就職を希望します。しかし7割は居住する地域について強いこだわりを持っておらず、日本であればどこでも良いと考えています。さらに細かくいうと、7割全体のうち「地方での就職」を希望する外国人材が2割近くいるのです。
Q5:外国人材のが持つポテンシャルは?
外国人材は基本的に母国語だけでなく英語を話すことができます。また言語能力だけでなく、合わせて採用する当人の能力がプラスされますので、インバウンドや出身国への進出の足掛かりとなる人材になり得ます。今後日本の人口はさらに減少します。売り上げを伸ばすためには海外に目を向ける必要があるため、外国人材を採用することで海外進出を行うチャンスを得ることができます。
Q6:共生社会の実現についての目標について
また外国人向けに住居を提供しているwagaya Japanさんと連携することで、「内定が決まっても住居がない」という課題にならないように対策をし、外国人材が安心して日本で働ける体制を整えていくことが今回の三者協定を結ぶにあたり大切なことの一つになると思います。
【会社概要】
■会社名
株式会社ASIA to JAPAN(https://asiatojapan.com/)
■本社所在地
〒110-0016 東京都台東区台東3-15-3 MARK SQUARE 御徒町8F
■代表取締役
三瓶雅人
■設立
2017年2月
■事業内容
アジアトップクラスの外国人学生の採用支援事業など
■オフィス
インド オフィス:AtoJ Labs India Pvt. Ltd.
シンガポール オフィス: ASIA to JAPAN (SINGAPORE) PTE. LTD.