ハノイ工科大学の4年生(2019年)から1年間で、日本に就職するために様々な企業に応募していました。ASIA to JAPANの方々に書類の確認や面接の指導をいただきました。しかし、2020年の初めに面接した3社は全部不合格で、新型コロナウイルス感染者数が増えつつあるため、就職活動も停止となってしまいました。
そこで、日本企業のベトナム支社で1年間働いて、仕事の経験や日本企業という環境で働く経験を積んでいきたいと決めました。
1年後(2021年末)にコロナウイルスの状況がよくなり、ASIA to JAPAN からもう一度声をかけられて就職活動に参加しました。大学で学んだ専門の知識やベトナムにある日本企業での仕事経験を活かし、面接のために一生懸命準備しました。その結果、2022年5月に日本の大手企業から内定を頂きました。ASIA to JAPAN (FAST OFFER International)の皆様が長い時間また最初から最後まで熱心にサポートしてくださって、誠に感謝しております。
背景
今では世界中にロボットが技術、特にハイテクに重要な役割を持っています。しかし、ベトナムで工業に応用しているロボットはまだ少なく、大部分が外国から輸入されています。したがって、自分でロボットを製造したり、操作したりしたく、「工業用多機能ロボット」のプロジェクトを始めました。このロボットは金属溶接とか金属切削とかのような製造工程ができます。
1. 目的/目標
5つのパーツと4つの回転運動を含めるロボットをつくることです。
ロボットの操作と軌跡を設計して、ロボットのパーツが1つずつ動くではなく、全体が一緒に求めた位置に動くようにすることです。
このプロジェクトを実施することによりスキルアップしていくことです。
2. 過程
(1) 紙に簡単なロボットの形を想像して、ソフトでロボットのデザインを設計します。
・「SolidWorks」というソフトを使って、3Dのロボットのパーツを1つずつ設計したり、修正したりすることができます。
(2) 運動方程式と動力方程式の計算をすることによって、ロボットの運動軌跡を求めます。
・「Maple」と「Matlab」というソフトを使って、運動方程式と動力方程式を計算できます。
・「Matlab」で、ロボットの運動軌跡を求めて、操作のシステムを作って、それと「SolidWorks」で設計したロボットを組み合わせることによって、Virtualのロボットの動きが見えます。
(3) ロボットを製造して、「Processing」と「Adruino」でコードを作って、ロボットを操作します。
・「Adruino」というソフトで操作のシステムをコードで「Adruino」の制御回路にロードして、ロボットを動かすことができます。
3. 結果
このプロジェクトは2020年の6月に完成する目的を達成しました。まずは、ロボットのデザインや運動方程式が求められました。次に、プロセスの通りに動力方程式の計算をして、捜査のシステムを作って、ロボットを完成しました。最後に、ハノイ工科大学の科学研究会に受けて、ロボットを紹介して、コメントとアドバイスでよくなっていきました。
4. 振り返り
このプロジェクトで設計するソフト(Solidwork)、計算するソフト(Maple,Matlab)、コードを作るソフト(Adruino, Processing)の使い方や実用化を理解しました。その他、チームワークや問題解決もよくできました。
しかし、難しかったこともあります。例えば、自分とかチームのメンバーが問題があって、誰もわからないときに困りました。そのとき、先輩や先生に聞いたり、インターネットで調べたりして、結局問題を解決できました。他に難しいこともありましたが、チームのみなさんが反省して、もっと動力して、プロジェクトを完成しました。