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バンガロール大学付属のUVCE大学で情報工学を勉強し、独学でJLPT-N3を取得、現在N1の勉強をしているインド人学生。これまでに日系企業とインド系スタートアップのインターンに参加した経験を持つ。スタートアップのインターンでは、電気自動車用の充電器と充電スタンド施設を管理するためのアプリケーション開発を行った。新しいことや難しいことにあえて挑戦することが好きで、非常に積極的な姿勢を持つ明るい学生。

内定先企業

二輪車を中心とした輸送機器メーカー

Profile

国籍・地域
インド
性別
男性
大学
バンガロール大学
学部
情報工学部
学歴
学士

MESSAGE

子供の頃、私は日本のテレビ番組、アニメ、マンガ、そしてさまざまな日本の電子機器や自動車に囲まれて育てられました。
私は当然のように、日本人の友達を作り、日本語を学び、できれば日本で働きたいと思っていました。
それで、私はオンラインで友達を見つけ、ネイティブの日本の方や、一緒に日本語を学んでいるさまざまな国の人々など、たくさんの友達ができました。
毎日友達と日本語で話すうち、やがて日本企業でのインターンシップに参加することになり、その経験を生かして、日本でフルタイムの仕事に応募しようと思いました。

Study Go Work JAPANプログラムを知って、何の躊躇もなくすぐに応募しました。
履歴書とPRビデオを作成して企業に提出する必要があります。最初は1社とマッチングしてオリエンテーションを行い、その後、日本語での面接に慣れるためにたくさんの練習を行いました。
8月、新型コロナウイルス感染症の影響で日本へ行けませんでしたが、5社からオンライン面接に選ばれました。

毎回の面接の前に、Asia to Japanのスタッフからいつも素晴らしいアドバイスを受けていました。
5社のうち、ある1社の面接に合格し、オファーを承諾することにしました。この面接の準備をしている間、私はAsia to Japanのスタッフと2回の練習をしました。この企業とのマッチングを確認するために、自分自身、過去と将来の計画を見直すことに役立ちました。

日本での採用で最も重要なことの一つは、将来の可能性と、自分の性格が会社の環境と文化にどの程度適合しているかを確認することです。
ですから、自分の性格を理解し、過去の経験を振り返ることは非常に重要だと思います。このような経験を利用して、自分の夢を実現する完璧なマッチを見つけることができます。

ですから、自分の性格と将来のポテンシャルが会社の文化とどれほど一致しているかを示す必要があります。
Asia to Japanのスタッフはとてもフレンドリーで、優しいです。彼らは、面接プロセスにおけるすべての問題を解決し、面接がスムーズに進むようにしてくれました。
彼らのサービスを最大限に活用し、面接の準備をすることを強くお勧めします。残念ながら、新型コロナウイルス感染症のせいで、日本を訪問することはできませんでしたが、Asia to Japanのスタッフの優れた対応により、すべてが順調に進みました。
この素晴らしい経験をしてくれたAsia to Japanの皆さんに感謝しています!

FINAL YEAR PROJECT

現在大学3年生なので、卒業論文とFYPもありません。代わりにインドのスタートアップ会社でのインターンの経験について記します。

電気自動車用の充電器と充電スタンド施設の開発に取り組んでいるスタートアップ企業で2ヶ月の間ソフトウェア開発のインターンに参加し、大学で身につけたプログラミングのスキルと独学で獲得した様々なウェブ開発についての知識を活かして、充電器のウェブシミュレータの製作に取り組みました。

大学で行われたキャンパスセレクションで採用テストとテクニカル面接に合格し、企業のインターンに参加することになりました。
キャンパスセレクションとは、企業が在学中の学生に対して行う採用試験です。大学と独学で獲得してきたスキルと知識が企業で働く上で実際のところどれほど通用するかを知りたいと考え、その好奇心でキャンパスセレクションに応募したのがきっかけとなり、2021年の3月から5月まで取り組んでいました。

インターンで私がチャージポイントシミュレーター開発チームに所属し、上司から指摘されながら要求されていた機能などのコードを書いていました。
チャージポイントシミュレーターの製作の動機は、充電スタンドの機械や管理施設から離れた場所からシステムに起きる異状やバグ等を発見して排除する為のツールを作ることでした。

開発チームでの私の役割はFlutterと言うフロントエンドフレームワークを使用してウェブアプリを作成して、そのウェブアプリにチャージポイントからのメッセージ(充電中の詳細)を表示することでした。
CMS(セントラル管理システム)はOCPPという通信プロトコルに従ってJSONで通信を行います。
Websocketサーバーの繋がりでリアルタイムでCMSからのレスポンスログをJSONのフォーマットで受信することができます。

問題だったのはwebsocketサーバーとFlutterを接続することとOCPPログをFlutterのウェブアプリで表示することでした。
その問題を解決するために私が提案したことは、NodeJSでREST APIを作ってログをそのAPIに載せてHTTP通信プロトコルでFlutterとNodeのExpressサーバーを繋げることでした。

APIを作るため、FlutterのHTTP対応ライブラリーとExpressのRESTフレームワークを約2週間研究して企画提案を上司に挙げました。
提案を受け入れて頂いて、残りの6週間でREST APIを作成してFlutterでシンプルなUIデザインでOCPPログを表示することができました。
学校の授業を受けながらインターンに参加し、パートタイムの形でやっていました。学校とインターンの両立が上手くいかず、途中で何度もプロジェクトを辞めることを考えていましたが、それでも持ち前の粘り強さと負けず嫌いの精神を発揮し、完成するまで諦めず取り組んで、4月末に社員用のチャージポイントウェブシミュレーター作成の目的を達成しました。

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