PROFILE
| 国籍・地域 | インド |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 大学 | ムンバイ大学 |
| 学部 | 機械工学 |
| 内定先企業 | 物流システム、自動倉庫などを取り扱うマテリアルハンドリングメーカー |
PR VIDEO
日本とのつながり:日本企業でのインターンと日本語学習
私は子どもの頃から鉄道が好きでした。その仕組みや壮大さに、強く心を惹かれていたのです。日本の新幹線について知ったとき、私はさらに大きな衝撃を受けました。それをきっかけに機械工学を学ぼうと決意し、日本の技術や文化にも関心を持つようになりました。ある日、ドラえもんのアニメを見ていたとき、ふと「自分も日本で機械工学の仕事に就けるのだろうか」と考えたことを覚えています。
心の片隅には、インド人としていつか日本で暮らし、働いてみたいという思いがずっとありました。けれど、その時をきっかけに 、その思いはよりはっきりとした目標へと変わりました。私は日本で仕事を見つけるための第一歩として日本語の勉強を始め、日本の新幹線に関するドキュメンタリーなど、日本語のコンテンツをYouTubeで積極的に見るようになりました。
ムンバイ大学では、日本大使館と連携した日本語講座が開かれており、私はその授業を受講しました。また、日本企業で海外事業のインターンとして働いた経験もあります。そこでは、日本の製造業製品をアメリカやヨーロッパでどのように売り出すかを考える業務を任されました。主に、輸出先の国々における競合企業の調査を担当し、機械工学の知識を活かして、自社製品の優位性を見いだしていきました。
日本の就職市場への第一歩
ムンバイ大学で日本語を学び、日本企業でのインターンシップを経験するなかで、日本で暮らし、働きたいという夢はますます大きくなっていきました。そんな中、インターン先の同僚がFAST OFFER Internationalを通じて日本企業から内定を得たことを知りました。それを聞いて興味を持ち、思い切って応募してみたのです。
するとFAST OFFER Internationalからすぐに連絡があり、面接対策のための日本語クラスに参加することになりました。そのクラスでは、面接で必要となる日本語表現や敬語を学び、日本語力も急速に伸びていきました。そして実際に日本企業との面接の機会を得ることができ、日本で機械工学の仕事に挑戦するための第一歩を踏み出すことができました。
FAST OFFER Internationalを通じて、日本で機械工学分野の夢の仕事をつかむまで
私はFAST OFFER Internationalのメンターの方々と一緒に、面接に向けて準備を進めました。メンターの皆さんは、日本企業における面接の流れやマナー、受け答えの仕方にとても詳しく、模擬面接を通して丁寧に指導してくださいました。その中では、大学最終学年で取り組んだプロジェクトについて、面接でどのように自分をアピールするかを繰り返し練習しました。最初は、自分の過去のプロジェクト経験と、応募していた会社の職種とがあまり関係ないようにも思えました。けれど、何度も練習を重ねるうちに、これまでの経験の中で培ってきたスキルを、どのように面接で伝えればよいのかが少しずつ分かってきたのです。
この準備は、きっと一人では成し遂げられなかったと思います。だからこそ、根気強く面接練習に付き合ってくださったメンターの方には、本当に感謝しています。また、自分のスキルセットやこれまでのプロジェクト、インターン経験をまとめた個人ウェブサイトも自作しました。面接の場で、エンジニアとしての自分の能力や強みをより効果的に伝える助けになると考えたからです。
十分な準備とFAST OFFER Internationalのサポートを受け、私は面接のために来日しました。そして、自分の情熱と努力は実を結びました。無事に日本企業から内定をいただくことができたのです。
日本で働ける日が待ち遠しくてたまりません。機械工学の夢の仕事、そして憧れの国での暮らしが、いよいよ始まろうとしています。
私は日本企業で設計エンジニアとして、機械工学の学位に合った職種の内定をいただきました。まさに夢の仕事でした。
FAST OFFER Internationalのプログラムの最後には、内定先企業の見学ツアーにも参加しました。そこで、高い技術力や研究開発への強い姿勢、そしてものづくりへのこだわりを実際に知ることができました。会社見学を通じて、洗練された物流システムや高品質な機械設備について学べたことも、とても印象に残っています。
以前インターンをしていた日本企業は、日本人社員が大半を占める伝統的な会社で、規則も厳格でした。一方、今回私が働くことになる会社は、長い歴史を持ちながらも、外国人採用やイノベーションに対して非常に開かれた日本企業です。インドネシアやインドなど、世界各地から来た社員が在籍していました。さらに内定後には、私と同じ故郷出身のインド人の方も、同じ会社に入社することを知りました。日本企業らしさをしっかり持ちながら、多文化的な環境も備えているという点で、私にとって本当に理想的な職場だと感じています。
日本語を勉強している方へのアドバイス
私を含め、日本語を学ぶすべての人が、日本に留学したり、日本人の友人とつながったりできるわけではありません。日本語を勉強していても日本人の友人がいないという方には、Geminiを使ってみることを強くおすすめします。私はGeminiを使って日本語会話の練習をしていました。文法の間違いを指摘してくれますし、AIなので気兼ねなく話せるのもよかったです(笑)。
また、日本語の作文力を伸ばしたいなら、日本人と同じようなやり方で練習するのがよいと思います。私は方眼ノートを使い、覚えたい漢字や文字を40回から50回ほど、丁寧に何度も書いて練習していました。
FAST OFFER Internationalでの思い出と今後のキャリア展望
面接の期間中、FAST OFFER Internationalのスタッフの皆さんには本当に多くの支援をしていただきました。面接のために来日していた間も、さまざまなスタッフの方々が親身にサポートしてくださいました。また、東京に集まった中国、マレーシア、インドなど、世界各国から来た候補者たちとも出会い、交流することができました。面接イベントを一緒に乗り越えた仲間たちとの時間は、私にとって忘れがたい思い出です。面接の合間に日本観光を楽しんだことも、今では大切な記憶になっています。
そして何より、日本で仕事を見つけることができたという事実に、私はいちばん感動しています。私のようなインド人でも、日本の機械工学分野の就職市場に挑戦し、道を切り拓くことができたのです。内定をくださった会社との面接では、「仕事のどんなところが好きですか」「仕事をするうえで何を大切にしていますか」といった質問を面接官にしました。その答えを通して、日本のエンジニアの仕事に対する姿勢――強い責任感と品質へのこだわり――に深く感銘を受けました。同時に、私を温かく受け入れてくれる雰囲気にも心を打たれました。
私は設計エンジニアとして入社する予定ですが、仕事に慣れてきたら、将来的にはほかの職種にも挑戦してみたいと考えています。特に、将来は企画エンジニアの仕事にも携わってみたいです。ただ、そのためには、より高い日本語力とスキルが必要だと思っています。ですから、まずは日本で設計エンジニアとして働きながら日本語力をさらに高め、その先でお客様の要望を聞き取り、設計に落とし込んでいく企画エンジニアの仕事に挑戦したいと思っています。面接を通して、自分のキャリアの目標も明確になりました。今は、その目標を日本で実現していけることが本当に楽しみです。