新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について教えてください。
伊藤様:例年大卒者の採用は15名から20名程度で、その中に外国籍の方が1名含まれているといった状況です。採用実績は国内の留学生のみで、日本人と同じ通常選考の中で採用をしています。
FAST OFFERの利用に至った経緯を教えてください。
伊藤様:国内だけだと年々学生の採用が難しくなっています。そのため弊社では海外で学ぶ日本人留学生を対象にしたイベントに参加しており、今回はその幅を外国籍に広げるといったイメージをもって参加に至りました。
「日本で働きたいという意欲をもった海外の外国籍の学生に会ってみたい」という想いや、海外の拠点も多くあるので、グローバル企業として海外赴任に送り出せる社員の固定化を防ぎたいという意味合いもあります。FAST OFFERには「海外が当たり前」という学生を採用できるという魅力もあります。
今回、どのような職種で採用を目指しますか。
伊藤様:技術系で、特にソフトウェアやIoTに関する専門知識をもった学生の採用を狙って参加しました。
海外の外国籍人材に期待することは何ですか?
伊藤様:技能面では、動きの制御やユーザーインターフェイスの設計開発、また製品の自動化といった流れの中で役割を担って欲しいと考えています。あわせて、本社の社員として海外にある開発拠点の担い手にもなって欲しいです。
今回初めて面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想を教えてください。
伊藤様:積極的で話しやすいキャラクターの学生が多かった印象です。日本の理系学生は若干「おとなしい」というイメージもあるなか、今回お会いした学生は日本語力にギャップがあっても「なんとか相手に伝えよう」といった意欲の高さを感じました。
学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERのやり方についてどう思いましたか?
伊藤様:「直接会う」というのはマストに近い感覚を持ちました。オンライン面接の際、マイクやスピーカーを通してでは伝わりづらい部分が、オフラインの場合だと身振り手振りを含め相手の考えが伝わってきます。
一方で、学生たちの「伝えたい」という意欲を汲み取るために、こちら側も工夫が必要だと感じました。例えば英語のできる面接官を用意することや、翻訳ソフトを使ったやり取りなど、学生たちの頑張りに応える準備も行い今後に望んでいきたいです。