夢の「一戸建て」を持つために
日本語に興味を持ち始めたのが高校生の時でした。当時はアニメが大好きで、日本語がわかるクラスメートもいて、新鮮な感覚を覚えました。その後は大学に入り、時間がたっぷりあったので、「標準日本語」という教科書を買って独学を始めました。授業中にも単語を暗記していました。その中で、大学院は日本に行きたいという思いが次第に膨らんでいったのですが、大学卒業時はコロナ禍の真っ只中であり、日本留学の夢を諦めざるを得ませんでした。しかし、修士になっても、日本への憧れは続いています。なぜなら、そこには私の夢の「一戸建て」があるからです。『クレヨンしんちゃん』では、しんちゃんの家は典型的な一戸建てで、自家用のガレージと庭があります。また、私の専門が携われる仕事に関して言えば、日本企業の方は給料が高いだけでなく、労働法を遵守し、包括的な福利厚生制度もあります。こうしたことを総合的に考慮し、私は日本で働くことを考え始めた。
失敗も成長の証
日本で働くと決めてから、BILIBILI (動画サイト)で検索し、FAST OFFERというプログラムを知りました。そこで、中国のred book(小紅書)などのSNSで片っ端から検索し、すぐにFAST OFFERの公式応募サイトにアクセスして、自分の情報を登録し、履歴書をアップロードしました。もちろん、このようなオンライン・プラットフォームを前にして、まだ少し不安であり、騙されるのではないかと心配していました。しかし、多くの細かいところから見ると、FAST OFFERが正式な就職プロジェクトであることが確認できました。例えば、連携企業はすべて有名な大手企業であること、情報登録プラットフォームには全て日本語の説明があったこと、そして、私がその後無料で日本での面接会に参加できたことなどです。
しかし、私の就職活動は決して順調なものではありませんでした。 現在の内定を得るまでに4回面接に落ちました。最初のオンライン面接は、初めて日本人の面接官と日本語で会話したもので、緊張しすぎて、案の定落ちてしまいました。2回目と3回目の面接は東京で対面面接でした。当時私は2社の選考に招待され、無料でASIA to JAPAN の東京本社に行って、面接を受ける機会を得ました。2回目面接では、自分の頭が整理されていないまま、不用意に短所をさらけ出したので、担当者の期待の回答に応えられなかったと思います。そして、3回目の面接では、自分の長所をアピールできず、面接官の反応も薄かったです。そして、最後の面接ではチームワークや人助けなどを強くアピールしなかったためか、落ちてしまいました。面接に合格できませんでしたが、この旅で、FAST OFFERを選んだことは正しかったと改めて実感しました。渡航初日、飛行機に降り立つとすぐにスタッフさんが迎えに来てくれて、とても温かい気持ちになり、ホテルもとても快適で、FAST OFFERのプロ意識と責任感の強さを感じました。
私は以前中国で面接に参加ことがあるので、中国企業と日本企業の学生への期待や要求の違いをはっきりと感じることができました。中国企業は面接官に個人の能力を重視しますが、日本企業はチームワークの方にします。専門スキルに関しても、中国企業は特定のソフトの使用を求人条件に「必須」だと明示しますが、日本企業は必須とせず、入社後の研修で学ばせるケースが多いです。
努力はきっと報われる
面接するたびに、面接の指導をしてくれる日本語の先生と模擬練習をしました。先生は元日系企業の人事ということで、会社や面接官の立場に立った実践的なアドバイスをたくさんもらうことができました。例えば、30分という短い面接の中で、自己紹介の時間は1分以内に控えるべきこと、卒業研究ではチームワークの強調、具体的な事例を加えることなどです。先生のアドバイスと指導のおかげで、日本での就職が順調に進められました。先生に感謝したいです。
そして、5回目の面接ですが、過去の面接の経験をもとに、無事合格し、希望通りの内定を得ることができました。しかし、FAST OFFER のサポートはまだまだ続いています。 言葉の壁をできるだけ無くし、日本の職場に早く適応できるように、FAST OFFERは私たちのために無料の日本語授業を手配してくれました。授業では、NHKのニュースを聞いたり、生活や仕事の場面で使われる日本語の表現を説明したり、グループディスカッションで発表したりと、豊富な形式で「聞く」「話す」「読む」「書く」の力を鍛えてくれるので、日本の職場にスムーズに適応することができると信じています。
実はFAST OFFERに登録する前に、他の日本就職プラットフォームにも登録していました。一度は派遣を勧められましたが、安定性や初期費用の高さを考えて断りました。最終的にFAST OFFERを選んだ理由は以下の通りです:
1.時間と手間が省ける。企業のホームページに応募うすることに比べ、特別な準備をすることなく、一本の履歴書を何度もプッシュすることができる。
2.他の就職エージェントに比べ、STAFFのフォローが早い。
3.多くの大手日系企業と提携しています。
4.学生には一切の費用を請求せず、無料で面接指導や日本語レッスンを提供する。
就職活動に適したプラットフォームを選ぶことで、より早く夢を実現することができます。 すでに周りの友人にFAST OFFERを勧め、日本で会えることを期待しています。
10月からの入社、明るい未来へ
今年の10月に愛知県に行き仕事を始めます。 現在、在留資格を申請中で、日本で生活するために必要なものをたくさん準備しています。 例えば以下のようなものを用意しました。
・予備のメガネ
・印鑑
・充電ケーブル・充電器・充電器
・中国で運転免許証をお持ちの方は、事前に交通管制局で証明書を発行してもらい、印鑑取得後、日本の運転免許証と交換するために、日本で試験を受ける必要がある
・事前に中国銀行でJCBカードを作っておく
・証明写真を数枚用意する
外国に行くのは大変なことなので、事前に準備しておくと安心です。 これからの日本での生活が楽しみです。内定をもらった会社で長く働き、実力をつけて、自分の一戸建てを持てるように頑張りたいです。