日本語学習から日本の大企業へ:一人の学生の挑戦と成長の軌跡

– 「私のような中国国内の大学を卒業した学生に、日本の大手企業で就職する機会を無料で与えてくれました。」 –

内定先企業

計量器やPOSを製造、販売している企業

中国トップレベル大学の武漢大学の理系学生。大学時代に行ったプロジェクトでは、タスク管理webアプリケーションを作成し、フロントエンド・バックエンドどちらも担当した。インターンでは中国企業でバックエンドエンジニア業務を担当した経験を持つ。高い日本語力とITスキルを持つ学生。

Profile

国籍・地域
中国
大学
武漢大学
学部
情報工学
最終学歴
学士

日本のゲーム実況から始まったキャリア夢:中国大学生の日本就職成功記

日本のゲーム実況者に魅せられたことから、一人の中国の大学生が日本での就職を目指す旅が始まりました。Bilibiliで日本のゲーム実況の動画を視聴する中で、彼は日本語を独学し始め、学校のアニメ部や日本語コナーなどのクラブ活動を通じて日本人教師と出会い、日本での就職に関心を持ちます。その教師の紹介でFAST OFFERに登録し、当初は連絡がなく希望を失いかけましたが、忍耐強く待つことで最終的に面接の機会を得ました。複数の挑戦と失敗を経験し、FAST OFFERのサポートと個人の努力により、ついに日本の大企業からの内定を獲得しました。この物語は、夢に向かって努力し続けることの大切さと、異文化間の架け橋となる言語学習の価値を示しています。
29821

 

Bilibiliで出会った日本のゲーム実況者の世界

大学時代、私はBilibili(中国版Youtube)で日本のゲーム実況者の関連動画をよく見ていました。これらの実況者は日本人であり、動画のオリジナル音声も日本語でした。多くの動画には中国語の字幕が付いていますが、私はできるだけ早く、そして一番にこれらの実況者の動向や表現内容を理解したかったため、日本語を学ぶことに興味を持ち、五十音から日本語を独学し始めました。 

私は外国語学部の学生ではありませんでしたが、学校では、アニメ部や日本語コナーなどの学校のサークル活動に参加したことから、偶然にも日本人先生と知り合うことができました。日本語を学んでいた私は、その日本人先生とよく交流していました。その日本人先生から、日本の少子高齢化の問題がますます深刻化していることを知り、日本での就職を試してみることを提案されました。実際、私の周りには優秀な先輩が日本で働いていると聞とても素晴らしいと思、自分もそのような機会を得たいと思いました。しかし、日本での仕事をどうやって見つければ良いのかわからなかった私に、その日本人教師がFAST OFFERを紹介してくれました。 

FAST OFFERのWeChat公式アカウントで、多くの学生の日本就職のSuccess storyを見て、私の自信が高まりました。その中には私と同じ大学の先輩もいたので、「彼らができるなら、私にもできるかもしれない」と思いました。そうして、「試してみる」という気持ちで、FAST OFFER登録しました。 

 

日本での夢を叶えるための第一歩:FAST OFFERへの登録

2022年10月ごろ、私はFAST OFFERにログインしました。当時私は大学3年生であり、就職について詳しくありませんでした。FAST OFFERにログインしてから、登録成功以外に1年近く連絡がなかったため、私には可能性がないと思っていました。FAST OFFERを紹介してくれた日本人先生に、自分の能力が足りないか、おそらくFAST OFFERの初選考に合格しなかったのだろうと、少しがっかりした気持ちを伝えました。 

2023年8月、ちょうど大学3年生の夏休みで、就職活動の準備をしていた私は、突然FAST OFFERから面接の招待メールを受け取り、大きな驚きと喜びを感じました。後に知ったのですが、私がFAST OFFERに登録した時期は卒業までに余りにも早すぎたため、何の連絡も受け取っていませんでした。ですので、もしFAST OFFERにログインして一時的に連絡がない場合でも、心配しないでください。卒業までの時間が比較的長いため、FAST OFFERが皆さんに企業をマッチングするのに時間がかかる可能性があり、辛抱強く待つ必要があります。 

FAST OFFERのスタッフとの面談は、会話のようなもので、主に日本語と英語を使用しました。ほとんどは日本語での質疑応答でしたが、英語で質問される場面もいくつかありました。英語での質疑応答では、私の回答は流暢ではありませんでしたが、FAST OFFERのスタッフは私に多くの肯定的なフィードバックと励ましをくれ、面談を通過した後、私のために企業をマッチングしてくれました。 

 

日本での就職面接:初挑戦の経験と教訓

FAST OFFERに登録したものの、私は日本での仕事を得ることについてあまり期待していませんでした。FAST OFFERスタッフとの面談が終わってから1か月後、突然、初めての企業面接の招待を受け取りました。それまで心の中でぼんやりとした期待がありましたが、拍子抜けして驚き、また意外でした。この機会をしっかりと掴まなければと思いました。 

正式な面接の前に、FAST OFFERは面接者に面接の指導を行うMentor sessionを提供しています。私の面接を指導してくれたMentorは、経験豊富でとても忍耐強い方でした。私は以前に本格的な日本語教材に触れたことがなく、インターネットで日本語を学んでいたため、面接で必要な敬語などの表現方法が非常に不足していました。そのため、Mentorさんは私の日本語の表現方法を修正するのに多大な労力を費やし、私が言うたびに修正してくれました。予定されていた1時間の指導が3時間以上に及ぶほどで、Mentorさんは修正すると同時に私に多くのアドバイスを与えてくれました。 

その後、私は面接で使用するビジネス日本語を意識して学び始めました。最初の企業の面接では、面接官は日本語で質問するだけでなく、英語でいくつかの質問もしましたが、私は流暢に答えることができませんでした。しかも、その企業は英語でのコミュニケーション能力を非常に重視しており、結果として、2週間の準備をしましたが、30分のみの面接で失敗に終わりました。心の中で少し悔しさや悲しみがありましたが、FAST OFFERでは毎月面接があると聞いていましたし、これが私の初めての日本企業面接だったので、勉強の機会として捉えました。 

 

日本企業での面接成功への道のり

2023年12月の面接会で、私はまた2つの企業から面接の機会を得、必死に準備しました。正式な面接の前に、私はウェブテストを受けました。私は日本企業のウェブテスト国内の大手企業のものよりも簡単だと思いました。ウェブテストに合格した後、面接の準備を始めました。印象深いことは、面接の準備をする際に、Mentorが『賢者の選択』という会社紹介の動画を視聴することを勧め、面接に大きく役立つだろうと言ったことです。そのため、面接の前に何度もこの動画を見て、自分で作成した面接用のPPTもこの動画を基に作成しました。面接では、動画で触れられたトピックが多くあり、面接の前にこのビデオを真剣に見て、それに関連する話題について準備しておいて良かったと思いました。 

一次面接で印象的だったのは、日本企業における異なる国籍の従業員の離職率に関する質問でした。私はこれが「危ない」質問だと感じました。なぜなら、日本企業は新卒の育成に重点を置き、従業員の企業への忠誠心を重視しており、従業員の転職を望んでいないからです。そのため、私は自分の立場と一つの企業で長く働き続けたいという考えをしっかり説明しました。一次面接終了後、結果がどうなるかはわかりませんでしたが、「やってしまった」との思いでした。約1週間後、私はFAST OFFERから一次面接を通過したというメールを受け取り、とても嬉しかったです。 

二次面接になると、難易度や緊張感は初回ほど高くありませんでした。面接官とは実際の業務内容や専門能力についてのコミュニケーションが増えました。幸いなことに、彼らは私のいくつかのスキル(例えば、C言語、データベースなど)について尋ねましたが、私はいくつかのプロジェクトやインターンでそれらに触れた経験がありました。 

日本の企業は会社のウェブサイトで企業の理念や求める候補者の人物像を記載しています。例えば、面接する会社面接者に「挑戦し続ける」精神を持っていることを期待している場合、面接で私は自分の「新しいものを探求することや前向きな姿勢」を重点的に示しました。面接の最後に、ある面接官がこのように私に言いました、「陳さん、あなたがこれらの能力と精神を持っているなら、当社での仕事には問題がないでしょう」。そのため、面接を終えた後、自分が遂にできたと感じました。面接官からの積極的なフィードバックは私に大きな励みを与えました! 

二日後、FAST OFFERのスタッフから「おめでとう」と内定を祝うメールが届き、その時は本当にとても嬉しかったです! 

 

夢を現実に:FAST OFFERを通じて見つけた日本でのキャリア

「FAST OFFER」に心から感謝します。私のような中国国内の大学を卒業した学生に、日本の大手企業で就職する機会を無料で与えてくれました。FAST OFFERは、日本での就職を手伝い、全てのサービスを提供します。企業の紹介から面接の機会の獲得、面接の指導、内定の説明まで、全てがきちんと整っています。私も周りの友人や同級生にFAST OFFERを勧めました。日本での仕事を希望する人がいて、しかし機会の得方がわからない場合は、ぜひFAST OFFERに登録してください! 

他の内定者体験記を読む