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日本企業に内定:多言語×数学専攻のマレーシア人学生

内定先企業

ISO・ESG・脱炭素などの分野を中心に認証・審査登録サービス、各種アドバイス、コンサルティングなど

マレーシア出身でUniversiti Sains Malaysiaの数学専攻として学びながら日本語を副専攻していた学生は、日本での就職の可能性に興味を持つ一方で日本語力への不安を抱えていた。FAST OFFER Internationalのサポートを受けて面接対策や日本語表現を磨き、日本企業の面接に挑戦した結果、初めての面接で内定を獲得し、日本で働く準備を進めている。

Profile

国籍・地域
マレーシア
大学
マレーシアサインズ大学
学部
数学
最終学歴
学士

数学専攻 X 多言語で日本を目指す理由 

これまでの人生で私がしてきた多くの選択は、自分の人生を最大限に活かせる可能性を少しでも高めるためのものでした。学業生活を通して、数学はずっと私にとって自信の源でした。数学の力で表彰されたことがあるだけでなく、チュータリングを通じて人を助けることもできたからです。だから進路を選ぶとき、私はマレーシア国内で数学分野に定評があり、国内トップ4の大学の一つでもあるUniversiti Sains Malaysiaで数学を専攻することを決めました 

大学生活も、できる限り有意義なものにしたいと考えていました。マレーシア人としてごく一般的に、私はマレー語、英語、中国語を話しますが、将来の可能性をさらに広げたいと思い、日本語を副専攻に選びました。こうした積み重ねがすべてつながったのが、大学最終学年のときです。私はASIA to JAPANのFAST OFFER Internationalプログラムの説明会に参加し、マレーシア人にとっての日本の就職市場について知る機会を得ました 

 

マレーシア人にとっての日本の就職市場の可能性 

その説明会で、私はマレーシアと日本の就職市場の違いを学びました。そしてその場で、自分のキャリアをさらに広げていくための、はっきりとした道筋が見えたのです。 

 

日本の就職市場は、経験のない新卒者を歓迎している 

日本では、実務経験のない新卒を積極的に採用し、自社で育てていくことが前提になっています。そして、育てた人材に長く働いてもらおうとする考え方も根づいています。卒業後すぐにそうした安定した環境で働けることは、大きな魅力でした。しかも、地元で就職する場合と比べて、より良い給与水準でキャリアを始められる可能性もあります。 

一方で、マレーシアでは最初の仕事に就く時点ですでに経験が求められます。新卒にとっては非常に厳しい環境で、安定した最初の仕事を得るまでに、いくつものインターンシップを経験しなければならないことも珍しくありません。 

 

多言語を話すマレーシア人の数学専攻という私の強みは、日本の就職市場で活かせる 

日本の就職市場について知るなかで、私は日本で暮らし、働くことの利点だけでなく、自分の持つスキルがそこで大いに活かせることにも気づきました。国際化が進む日本の市場では、私が使える複数の言語、そして専攻を通して身につけてきた技術的な力がきっと評価されるはずだと思えたのです。 

マレーシア人として日本で働くことは、自分にとってとても自然で、理想的な選択に思えました。とはいえ、どれほど素晴らしい機会に見えても、その時の私は自信に満ちていたわけではありません。自分の日本語力はまだ十分ではない、もしかすると足りないのではないか、そんな不安がありました。日本語を学び始めて2年半ほど経っていましたが、会話を実際に練習する機会はあまり多くなかったのです。それでも私は、その不安を押し込めて、説明会に参加したその日のうちに応募しました。するとFAST OFFER Internationalはすぐに面接を行い、私を就職活動プログラムへと進めてくれました 

 

FAST OFFER Internationalとともに歩んだスピーディーな道のり 

FAST OFFER Internationalに参加していた約2か月の間、私は日本企業の面接に向けた徹底的なトレーニングを受けました。多くの情報提供、想定質問、模擬面接、日本の面接マナーの指導に加え、より良く、より丁寧で、より好まれる日本語表現にするための個別アドバイスまで受けることができました。ここ数年かけて学んできたことすべてが、実践のために研ぎ澄まされていくようでした。日本人のネイティブと会話練習をする機会もありました。これまでの学びが一つに結びつき、さらにFAST OFFER Internationalによって磨き上げられていくなかで、私は自分が大きく変わっていくのを感じました。そして初めて日本企業の面接に臨んだときには、十分に準備が整い、自信を持って臨める状態になっていました。 

最初の面接のとき、私は期待と感謝と緊張で胸がいっぱいでした。日本語が十分ではないのではないかという不安は、やはり心のどこかにありましたが、それでも押し込めるしかありませんでした。その代わり、目の前にある素晴らしい機会と、FAST OFFER Internationalの皆さんが私のために注いでくれた努力に意識を向けました 

最初の面接は人事チームとの面接でした。ありがたいことに合格し、二次面接へ進むことができました。二度目の面接では、相手は会社のCEOでしたが、その頃にはかなり自信がついていて、「きっとうまくいく」と思えていました。そして最終面接からしばらくして、その会社から内定のメールが届きました。あふれるほどの喜びのなかで、同じように日本語を学んでいた友人たちにすぐその知らせを伝えました。まさか、最初の就職面接でそのまま内定を勝ち取れるなんて、自分でも信じられませんでした。 

 

日本の就職市場を目指すマレーシア人に伝えたい一番のアドバイス 

私は、自分に成功するチャンスを与えられたことを本当に良かったと思っています。それまでにもたくさん努力してきましたが、それでもなお、「自分はまだ十分ではない」という思いに苦しめられていました。それでも、その心の中の厳しい声に負けず、一歩を踏み出しました。もしかすると、その不安こそが準備の段階で自分をより真剣にさせ、最善を尽くさせてくれたのかもしれません。けれど何より、マレーシア人として日本の就職市場で仕事を得られた最大の理由は、自信のなさがあってもなお、勇気を持って前に進んだからだと思います。 

私のように迷っている人にも、どうか自分に成功する機会を与えてほしいと思います。日本で働くことを目指し始めるのに、完璧である必要も、一番優れている必要もありません。ときに、最大の壁は自分自身です。新しいことに挑戦するのを恐れる心の声が、私たちを動けなくしてしまうことがあります。でも、そこを乗り越えなければなりません。勝ち取るためには、負けるかもしれないというリスクも引き受ける必要があるのです。 

 

日本での暮らしに向けて 

日本に行ったら、まずは日本語をもっと上達させたいと思っています。それは、私の本当の願い――日本で永住すること――をかなえるためにも欠かせません。日本には、自分の人生を最も大きく広げられるだけの魅力と利点が、たくさんあるからです。 

今は入社までの数か月を待ちながら、会社とFAST OFFER Internationalのサポートを受けて、マレーシア人として日本で働くための就労ビザを申請しているところです。いつの日か、その就労ビザを永住権へとつなげられたらと願っています。

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プネ大学にてコンピューターサイエンスを専攻する学生。FYPではサイバーセキュリティに関する研究をやり、インターンシップではインドの会社で色々なコーディングをやったことある。得意なITスキルはMySQL・Python・SAP ABAPなどであり、今までのスキルと経験を活かして新しいことにもチャレンジしたいと考えている。

インドネシア理系トップ校、バンドン工科大で航空宇宙工学を学ぶ修士生。卒業研究では、ABAQUSを用いた有限要素モデルを作成し、コンポジット材料の低速衝撃と衝撃後の圧縮について分析を行った。日本の進んだ技術環境で機械設計や開発の仕事を希望。

卒業研究では内水面コンテナ船の設計を行い、AUTOCADを用いて狭い川幅でも効率的に輸送できる船をデザイン。造船工学を専攻しながら設計や施工管理にも興味がある。明るい性格のミャンマー人理系女子。