EN

2023年4月、マレーシアの名門大学4校を訪問!高い日本就職内定率を誇る理由とは?

目次

ASIA to JAPANは2023年4月1日から4月9日にかけてマレーシアを訪問しました。マレーシアでは4校の国内トップクラスの大学を訪問し、弊社サービスFAST OFFERについて説明会を開催しました。

 

ASIA to JAPANは今後もマレーシアでのコネクションを強化し、優秀な理系学生を中心に日本就職を希望する学生を支援していきます。

海外学生の採用にご興味のある企業様はお気軽にご相談ください!

 

日本就職決定率が高いマレーシアの学生の魅力とは?

今回の訪問で、アジア各国の他の国と比べパンデミック後もマレーシアの物価は上がっておらず、景気があまり良くない印象を受けました。そのため、マレーシアの学生にとって給与面で日本就職はまだまだ魅力を感じてもらいやすいことを実感しました。

ASIA to JAPANが開催する就職イベントFAST OFFRでも、マレーシアの学生は合格率が高いです。日本企業からマレーシアの学生の「高い語学力」「日本就職へ前向きな姿勢」は評判が良く、内定が出やすい傾向があります。

高い語学力

マレーシアは国民の3割が中華系と言われています。ピントを絞って見てみると大学進学者では中華系の割合は3割よりも高く、さらに日本語学習者では7割ほどが中華系の学生です。

中華系の学生は
・漢字という日本語と共通のベースがある
・マレー語、中国語、英語と多言語で生活している
ことから非常に高い語学のポテンシャルを持っています。マレーシアの中華系学生の、高い語学力は日本企業にとって大きな魅力です。

日本就職へ前向きな姿勢

マレーシアは1980年代からマハティール前首相の提唱により「東方政策(ルックイースト政策)」を行いました。

そのため日本の技術に興味やリスペクトを持っている度合いが他国よりも高い印象です。

さらに現在、大学で働く40代から50代の先生方は日本へ留学していた方も多く、日本就職に協力的な姿勢を見せていることも学生の日本就職の後押しとなります。

 

2023年4月に訪問したマレーシア4大学を紹介

ASIA to JAPANの発足当初からコネクションをもつマレーシア。

今回の訪問では下記の4大学を訪問しました。

  1. マラヤ大学(UM)
  2. マレーシア日本国際工科院(MJIIT)
  3. マレーシア工科大学(UTM)
  4. マレーシア科学大学(USM)

 

訪問の様子を順にご紹介します。

 

マラヤ大学(UM)

マレーシア初の大学として設立されたマラヤ大学は国内最高峰の大学として認知されています。マラヤ大学には、日本語学科があり卒業と同時にN1レベルを取得する学生も多くいます。日本語学習においてアジアトップクラスのレベルです。

今回初めての訪問でしたが、説明会には13名ほどの学生が出席し前向きな質問も多くいただきました。

マラヤ大学の教授とミーティングを行い、日本にいるマレーシア人留学生の日本での就職支援も行ってほしいとの話題が出ました。マレーシアでは政府の奨学金を借りて日本留学した場合、帰国して政府機関で働くことが前提とされています。しかし実際には帰国しても仕事がないケースもあり、学生が困ることもあるようです。

今後も大学側と調整、情報収集を続けASIA to JAPANが日本就職の架け橋となれるよう関係構築を続けていきます。

 

マレーシア日本国際工科院(MJIIT)

マレーシア日本国際工科院(MJIIT)は、「東方政策(ルックイースト政策)」の集大成としてマレーシアに日本型の工学系教育を行う構想から誕生した教育機関です。

(参考)外務省|マレーシア日本国際工科院(MJIIT)の開校

ひと学年200人ほど学生が在籍しており、JLPTのレベルごとに4つの日本語クラスに分かれています。1年半(3セメスター)の日本語学習でほとんどの学生がN5レベルに到達します。

その後、日本語学習を続け卒業までにN3の取得を目標としています。

JLPT到達人数目安

  • N1レベル4人
  • N2レベル10人
  • N3レベル30人

 

MJIITから卒業後、10人ほどが日本へ就労します。これまでASIA to JAPANを通しても、就職が決まっている事例も多くあり今後はさらに密接にコミュニケーションをとっていくことで同意しました。

すでに日本語レベルが高い大学のため、今後は日本就職についての授業を開催する予定です。

 

マレーシア工科大学(UTM)

マレーシア工科大学はジョホールバルにある理系の名門大学です。ASIA to JAPANは発足初期から交流がある大学で、日本語学習も盛んな大学。今回の訪問での説明会には86人もの学生が参加しました。

マレーシア工科大学にはマレーシア国内の日本語学習カリキュラムの監修をするクマラグル先生がいらっしゃり、今回の訪問でも対談をしました。

マレーシア工科大学にはすでに日本語授業が整備されているため、就職セミナーを中心とした日本式の就職のサポートをしていくことで合意しました。

 

マレーシア科学大学(USM)

マレーシア科学大学はペナン島とその対岸に2つのキャンパスを有する理系大学です。

日本語学習も行われており、N3レベルの語学力を身につけている学生もいます。

ITのキャンパス、工学部のキャンパスでそれぞれ開催し合計約80名の学生が説明会に参加しました。

2023年5月から日本語のオンライン授業をマレーシア科学大学主催で開講予定です。これから1年かけてマレーシア全土の学生を集め日本語授業を進めていきます

(関連記事)

マレーシアでの無料日本語学習プログラムを開始。マレーシア科学大学を訪問してきました。

理系トップのマレーシア科学大学を訪問。説明会には理系女性も多数参加。

 

ASIA to JAPANは今後もマレーシアでのコネクションを強化し、優秀な理系学生を中心に日本就職を希望する学生を支援していきます。

海外学生の採用にご興味のある企業様はお気軽にご相談ください!

この記事をシェアする!