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【参加企業様の声】6月開催|海外学生の来日型面接イベント「FAST OFFER」

目次

【参加企業様の声】6月開催|海外学生の来日型面接イベント「FAST OFFER」

新卒外国人材が日本で就職する「きっかけから、活躍」まで支援を行うASIA to JAPANは、海外の大学に通う外国人大学生を日本に招聘し、日本企業とオフラインで行う来日型面接イベント「FAST OFFER」を6月25日〜27日の3日間実施いたしました。

当イベントに参加した企業様に「FAST OFFERを利用した理由」や「過去の外国籍人材採用の実績」などを伺いましたので紹介します。

 

■そもそもFAST OFFERとは?

FAST OFFERとはASIA to JAPANが運営する「就職支援サービス」です。
参加する企業各社は、ASIA to JAPANが、アジア各国、各地域のトップクラスの大学で提供する「理系学生向けの無料の日本語授業」を受講した学生を中心とした、独自のデータベースから面接したい学生を選びます。
3社以上の企業から選ばれた学生を無料で日本に招待し「日本で実施する、対面での面接イベント」となります。

※FAST OFFERについて詳しくはこちらから

 

■FAST OFFERを利用した感想

今回のイベントに参加いただいた企業様より、FAST OFFERの利用に至った経緯などを伺いましたので紹介します。

 

6月面接会の様子

●三浦工業株式会社様

三浦工業株式会社
企業HP:https://www.miuraz.co.jp/
業種:小型貫流ボイラ・舶用補助ボイラ・排ガス(廃熱)ボイラ・水処理機器・食品機器・滅菌器・薬品等の製造販売、メンテナンス、環境計量証明業 等
本社:東京都港区
回答者:
執行役員 ボイラ技術ブロック ブロック長 山本英貴 様
執行役員 人財統括部 統括部長 谷水恭子 様


Q:新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について教えてください。

今までは、何年かに一人入社されるかどうかでした。特にこれまで積極的に外国籍人材を採用しようと行動してきた訳ではなく、応募いただいた方の中にたまたま外国籍の方がいらっしゃり、採用に至るケースがあったというのが実情です。

Q:FAST OFFERの利用に至った経緯を教えてください。

国内学生の新卒採用が年々厳しくなり、目標としている採用人数に届かないことが増えてきたので、外国籍人材の採用を検討し始めました。
「FAST OFFER」参加を迷っていた際、これまでの参加企業のお話を聞く機会があったのですが、弊社よりも規模の小さい企業様でも積極的に外国籍人材の採用を行なっており、また、その人たちが戦力として活躍しているというのを聞いて、それであれば我々も取り組む必要があると思いました。
また、以前行われた見学会(※)に参加して実際のイベントの様子を見たり、学生さんたちと話してみて、面白そうだなと感じたことも大きかったです。

(※)見学会の詳細はこちら:面接会イベント見学のお知らせ

Q:今回、どのような職種で採用を目指しますか。

今回は当社のメイン事業であるボイラーの設計開発を行う技術者の採用を目指しています。

Q:海外の外国籍人材に期待することは何ですか。

当社は現在グローバル化を積極的に進めております。現在は24の国と地域で事業展開をしていますが、一層加速をしていくフェーズに入っております。
当社のメイン事業であるボイラーは各国に異なる規格やルールがあり、それを理解しつつ技術を高めることはもちろんですが、言語の部分でも活躍していただくことを期待しています。
日本人が苦手な部分を打破していただければと思います。

Q:今回面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想を教えてください。

これまでにお会いしてきた外国籍人材の方たちもとても優秀でしたが、今回お会いした方たちもそれ以上に優秀な方が多かった印象です。
少なくとも、個人的には日本人の新卒と比べて気持ちの面でも秀でていると感じました。
特に、目的意識を持ち、モチベーションが高い方が多く、成長の速さや技術の深掘りなど将来に期待できるなと感じました。

Q:学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERの採用方法についてどう思いましたか?

通常の新卒採用の選考ですと、内定まで非常に長く多くのステップを踏む必要があり、それらを全てこなしても最終的に辞退されてしまうことがありますが、「FAST OFFER」という名前の通り、内定までが非常に早く進むというのはとてもいいなと感じました。

 

エイベックス株式会社

エイベックス株式会社
企業HP:https://www.avex-inc.co.jp/
業種:高精度小物切削・研削加工
本社:名古屋市瑞穂区
回答者:安全総務本部 安全総務グループ グループリーダー 柘植 大輝様


Q:新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について教えてください。

これまでも外国籍の方は多数採用しており、学校関係や合同説明会などで母集団を形成しています。
過去に当社にご入社頂いた方は、入社後も活躍しているので、もともと外国籍採用には前向きです。

Q:FAST OFFERの利用に至った経緯を教えてください。

当社の代表と当社の工場がある三重県桑名市、そしてASIA to JAPANさんでの打ち合わせを経て(※)、代表が決断しました。
代表の決断があり、今回、面接イベントに出てみる話が一気に進み、直近の6月の面接会に参加させていただきました。

(※)三重県桑名市とASIA to JAPANの取り組み詳細はこちら:
桑名市、ASIA to JAPAN、wagaya Japanが三者協定を締結​ 「桑名市民」×「外国人」が住み良い街づくりを目指し​ 地方が抱える人口減少問題の解決に挑む​

Q:今回、どのような職種で採用を目指しますか。

技術営業職(技術営業本部)で採用を考えています。

Q:海外の外国籍人材に期待することは何ですか。

社内にさらなる変化をもたらしたいと考えています。海外の方ならではの柔軟性や視点なども積極的に取り入れたいですね。
既に在籍している当社の社員を見ていても、メンタル面の強さや行動力も日本人よりも秀でている部分があるのでは?と感じています。
また、海外(母国)から来日している時点で相当な覚悟があると思いますので、そういう意味でも期待しており、海外の方を採用したいと代表にリクエストしました。

Q:今回初めて面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想を教えてください。

今回、面接1日目では4人の学生さんと面接をしましたが、想定していたよりも日本語レベルが高いと感じました。
私たちが日本語で行う質問にも的確に答えており、敬語も使っていたので非常に驚きましたね。総じて優秀だなと感じました。
また、事前に当社のことを調べて、当社社員の名前を把握している学生さんもいらっしゃり「●●さん」と、面接の中で言ってくれた場面があったのは嬉しかったです。
当社に入社したい気持ちが伝わりましたし、事前の準備もした上で面接に臨んでくれていたと感じます。
また、”日本に来たい”という気持ちも強く感じました。

Q:学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERの採用方法についてどう思いましたか?

3日間で面接して採用結果を決めなくてはいけないという意味では、通常の当社の採用スケジュールとは異なるため、調整が難しいところもありました。
ただ、その面 ”早く採用が決まる”ことや、”即戦力の人材を短期間のうちに探せる”という点は非常にメリットに感じましたし、対面型(オフライン)で面接をしたことで、学生さんの雰囲気を含め、よく相手を理解出来たので良かったと感じました。

 

●扶桑工機株式会社様

扶桑工機株式会社
企業HP:https://www.fusokoki.co.jp/
業種:自動車部品及び電気・電子部品関連の各種自動化対応設備の設計製作など
本社:三重県桑名市
回答者:
専用機事業部 制御部 部長  森 幸昭様
専用機事業部 技術部  技術部  部長 井上 晃様
専用機事業部 技術部 技術G グループマネージャー 田中 信行様

Q:新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について教えてください。

今回(採用出来れば)初めてになります。これまで中途採用でも外国籍人材の採用は行ってきていませんでした。

Q:FAST OFFERの利用に至った経緯を教えてください。

当社の代表がASIA to JAPANさんの取り組み内容を知り、我々へ参加してみたらどうかと打診がありました。
当社では、新卒採用がなかなか思ったように進まない状況が続いていたこともあり、今回思い切って参加を決めました。
また、初めての外国人材採用に取り組むことになるため、まずは4月のFAST OFFERの見学会(※)に参加し、正式に今回6月の面接会参加を決めました。

(※)今後の見学会のお申込みはこちら:面接会イベント見学のお知らせ

Q:今回、どのような職種で採用を目指しますか。

機械と電気系の職種で採用が出来ればと考えています。特に電気系は人員が足りないので注力したいですね。
また、次回以降参加出来た場合は情報システム系も検討したいと思っています

Q:海外の外国籍人材に期待することは何ですか。

スキルの高さや地頭の良さなどを期待しています。
日本のトップクラスの大学ですと、なかなか地方企業へ就職を希望する学生は少ないのが現状ですが、今回のイベントでは、レベルの高い海外大の方が当社の選考に参加してくれることも魅力に感じています。

また、個人的には、最近の日本の学生は少しおとなしく感じることもあり、失敗しない事ばかり考えているような印象を受けることもあります。
一方で、海外の学生は前向きで物怖じせずに意見する学生が多いイメージがあります。そういった意味でも、海外学生の採用を通じて社内に刺激も与えたいと考えています

Q:今回初めて面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想を教えてください。

当社側の反省にもなるのですが、主に3つの点で、もっと面接慣れしなくてはと感じました。

1つ目は、「FAST OFFER」は3日間のイベントで、1日目が1次面接・2日目が最終面接かと思いますが、初日と2日目で学生の印象が変わるケースもありました。
理由としては、分かりやすい・丁寧な日本語を心掛けて面接をしたのですが、こちらの意図と違って伝わってしまったかもしれない部分があり、回答に一貫性が得られなかったことが原因のように感じています。

2つ目は、当社として学生側に何を期待しているのかをうまく伝えられなかった点です。面接は、こちらが選考をするだけではなく、学生から”自社を選んでもらう”という要素もあると思いますが、そこが弱かったことが反省点ですね。

3つ目は、自社にはどのくらいの日本語レベルが必要なのか、事前に把握しておけば、スムーズに選考できたかなと感じました。学生の日本語力によって、会話が続いて面接が長くなるケースと、会話が切れて短くなるケースがはっきりしていた印象です。
複数名、外国人人材を採用する場合は良いと思うのですが、採用枠が1名の場合は、入社後に社内で孤立させないようにするためにも、より日本語力が必要だと感じました。

Q:学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERの採用方法についてどう思いましたか?

学生のPRビデオやオンライン面接だけでは分からない、人柄や雰囲気が感じられ、コミュニケーションが実際に取れるという意味では、非常に良いと思いました。ただ、当社のように勤務地が都心部ではない、『地方勤務』というものをどの程度理解しているのかが少し心配だったので、事前に職場がある地域の雰囲気を伝えられると良かったと思いました。

 

■まとめ(FAST OFFERに参加した感想)

6月面接会の様子

 

ご参加いただいたどの企業様も外国人学生のモチベーションの高さや、日本語力の高さなどに感心されていた様子でした。オンラインではなく、実際に対面で会うことで、その学生の人柄も踏まえてより理解した上で選考を進められることも、『FAST OFFER』のメリットです。

日本の市場の若者の母数は年々減少し、若い働き手の数が減りつつあります。またインバウンドなど来日する外国人の需要は増える一方で、対応できる人材が確保できず手が回らないなど、国内市場の偏りが発生しています。こうした中で、若手の外国人材受け入れを進めない限り、日本経済の若返り化は難しくなるでしょう。特に地方など若者の空洞化が進む中、次世代の担い手が見つからなければ企業存続の危機に陥ります。

外国人材採用が未経験の企業にとって、言語や文化が異なる人材を採用することに不安を抱くことは必至でしょう。ASIA to JAPANは、昨年は約300人以上の外国人学生の日本就職をサポートしました。受け入れの事前準備、外国人材採用に関連する法律問題、受け入れ後のサポート方法など外国人材採用のご相談も受け付けていますので、海外の高度人材採用にご関心がありましたら、お気軽にASIA to JAPANへお問い合わせください。

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