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「若者の国連」と呼ばれる立命館アジア太平洋大学で国際経営学を学ぶベトナム人学生。大学では1年生必須の多文化共生の授業でTAとして働き、日本人のペアTAと一緒に30人の多国籍クラスの日英両言語での授業カリキュラムの作成・授業運営を経験して真のグローバル人材育成に携わった。多文化な授業で学んだ経営・ビジネス知識や、TAの経験で得た、国籍や言語・文化を超えたコミュニケーション能力・柔軟性・リーダーシップを生かし、海外営業などの対人の仕事をしたいと考えている。英語基準で大学に入学して2020年にJLPT-N1を取得し、日・英・ベトナム語はネイティブレベル。

内定先企業

エンジニアリング商品を生産する多国籍企業

Profile

国籍・地域
ベトナム
性別
女性
大学
立命館アジア太平洋大学
学部
経営
学歴
学士

MESSAGE

高校時代、進学について相当悩んだ末、日本に留学することを決意しました。
そして、2017年9月に来日し、大分県にある私立大学に通っていました。

大学2,3年生のとき、就活用バッグやスーツを着ている先輩たちを見るたびに、いつか自分もああいう感じで就職活動をするだろうなぁとワクワクしながら想像していました。
しかし、コロナ禍で現実は想像と離れていました。でもその割には良いこともたくさんありました。

単位取得を終えた後、すぐ就職活動に励み始め、最初から大変なことが多く、諦めそうになったり、落ち込んだりしていました。
第一希望の会社にも最終選考で落ちてしまい、行きたいところ行けないなんて辛すぎると凹み続ける日々もありました。
ですが、初心に帰って、就活する上で大事にしてきたことを振り返り、立ち上がろうと思いました。

就職活動開始から4か月が経ち、1社から内定を頂きました。
同時にAsia to Japanの担当の方から連絡があり、面接を受けることになったと伝えられました。以前から興味深い会社の選考を受けられることは光栄に感じ、挑戦してみようと思いました。
選考前から担当者の方がフォローしてくださったり、選考を受ける過程の中で、志望動機添削や模擬面接を行っていただいたおかげで、私は面接で自信を持って自分の考えをきちんと述べることができました。
担当者の方々の恩恵にあずかり、嬉しい結果になりました。

就活を振り返ってみると、就活生のみんなさんに伝えたいことがいくつかあります。体とメンタルのケア、何より大事です。就活は長期戦なので続けられるようにしっかりケアするといいと思います。
そして、自分に自信を持って周りと比較しすぎずマイペースで確実に一歩一歩歩いていくのもいいでしょう。最後に、困ったら助けを求めることです。ひとりですると心が折れたり、気落ちしたりするので、よかったら、友達でも家族でも、もしくは担当の方とも色々相談してみてください。

最後となりますが、Asia to Japanはたまたま知り合いの先輩のお勤め先で、仕事を見つけるツールとしては正直考えていませんでしたが、Asia to Japan、そして、担当者の方に出会えて本当に良かったと思います。念願の会社に入ることになり、心より感謝の気持ちを申し上げます。

今就活中で迷っているみんなさん、是非Study Go Work Japanのサビースを使ってみてください!日本の会社で働く夢がかなうかもしれません!

FINAL YEAR PROJECT

私は学生時代に多文化協同ワークショップでティーチングアシスタント(TA)として受講生のプロジェクト応援に尽力した。
この授業で私の役割は一人の日本人男性と共に新入生らの多文化理解力を向上させることだった。12人の日本人学生と13人の留学生が小グループになってプロジェクト作成に励むのだが、それぞれのグループに日英両言語を話せる人がいなく、全員は徐々にコミュニケーションを取らなくなった。

メンバーの過半数は締切を守らず、非協力的な態度が問題視された。そこで、私はパートナーに伝え、解決するよう働きかけた。
受講生にチームワークの経験をシェアして共感する姿勢を示し、困りごとに耳を傾けて相談に乗ってあげた。意思疎通がとれるようパートナーと協力して通訳し、座談を調整した。結果として、生徒が心を開き、互いに理解し合うようになった。チームワークがスムーズになり、プロジェクトも良好に完成した。この経験から、多様性理解や問題解決力の重要性を学んだ。

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