2019・10・23
上海交通大学、浙江大学など5つの大学を視察。今年から日本企業が中国の大学内で説明会をするのは困難に
中国

ASIAtoJAPANは10月に上海と武漢を訪問。上海外国語大学、上海交通大学、上海大学、浙江大学、武漢大学の5つの大学を視察した。

 

上海外国語大学と上海大学では、大学の日本語授業の中で「StudyGoWork JAPAN 面接会」の説明会を行った。まず上海外国語大学は北京外国語大学に次ぐ、国内第2位の外国語大学。日本語学科では3年生の時点でほとんどの生徒がN1を取得し、日本への留学経験者も多数いる。大多数の学生が英語も話せるため、中国語、英語、日本語の3カ国語を話せる地頭の良い学生が採用できるのは大きな魅力だ。学生の日本で働く意欲が高い一方で、上海から距離がある同大学を訪れる日本企業は少ないので、採用時に日本企業とバッティングしにくいメリットも。

 

上海大学はとにかく規模が大きな中堅の総合大学。日本語学科もあり、日本語が話せる学生も多い。その一方で日本で就職をするという選択肢がそもそも頭にないという人も目立つため、まずは日本で働けるチャンスを提示する必要がありそうだ。両大学とも、学生は今後の「StudyGoWork JAPAN 面接会」への参加を予定している。

 

上海交通大学

 

上海交通大学では2期目となる「StudyGoWork JAPAN 無料日本語授業」が10月からスタート。日本企業からも有名な大学であり、「StudyGoWork JAPAN 面接会」に参加した1期目の学生の評判は良く、同大学の学生5名がオファーを得た。2期目の学生は年明け以降、随時面接会に参加する予定だ。

 

浙江大学のキャンパス

 

上海から180Kmほど南西に位置する浙江市は、アリババが拠点を構える地であり、ビジネスが盛ん。同地域にキャンパスを構える浙江大学は、周辺企業との共同研究を積極的に行っており、学生は非常に勉強熱心。第二外国語で日本語を選択している学生も多数おり、日本語も上手だ。今回は「StudyGoWork JAPAN 面接会」の説明会を実施し、約50名の学生が参加した。多くの学生を面接会に誘致できるよう、今後も同大学との連携を強化していく。

 

武漢大学

 

武漢は中国内陸部の中心都市で、日本からの直行便があり、空路でのアクセスが良い場所。今回はその中でも最も歴史が古い、中国を代表する名門大学、武漢大学を訪れた。総合大学として中国国内でも有数の上位校であり、理系学部が独立してできた華中科技大学も理系のトップ大学となっている。武漢は自動車産業が盛んな土地で周辺には日本の工場もあり、自動車に関係した研究をする学生も多い。武漢を拠点に運営されている日本語学校「平成日本語」では10002000人の生徒が日本語を学んでおり、N1の生徒が約150人在籍しているなど、日本語教育も盛んだ。

 

その一方で武漢まで訪れる日本企業はほとんどおらず、日本への就職のチャンスは少ない。選択肢がない分、オファー後の辞退になりにくい利点もある。ASIAtoJAPANは日本語ができる理系学生を「Study Go Work JAPAN 面接会」に誘致すべく、今後も武漢地域の開拓を進める方針だ。

 

最後に注意点として、中国では全国的に外資系企業に対する国の締め付けが厳しくなっている。911月に大学で各企業の説明会が行われるが、今年から日本企業も含めた外資系企業の参加が難しくなり、中国現地で学生を採用しにくくなった。大学教授やキャリアセンター職員との特別なリレーションがない限り、日本企業が大学でいきなり直接採用を行うのは不可能と言っていい状況になっている。ASIAtoJAPANは各大学との独自のコネクションにより、引き続き日本の面接会に中国人学生を誘致する予定だ。

 

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