【ダウンロード資料あり】インド工科大学(IIT)が世界から注目される理由とは?|外国人学生採用担当者向け
理系人材の不足が問題となってきている昨今、海外エンジニア採用をご検討されている企業様も多いのではないでしょうか。特に、ITが主要産業に位置付けられているインドは、優秀なエンジニアが数多くいるイメージを持たれている人事担当者の方も多いと思います。
本記事では、今世界から注目されているインド国内トップのインド工科大学(IIT)について、その基本情報や、IIT卒インド人学生を採用するための日本企業向けIITプレースメント(採用面接会)について解説いたします。優秀な学生を獲得するためのIITプレースメント(採用面接会)における攻略法や、実際にIIT採用を導入していただいている企業様の事例などについての詳細は、以下のダウンロード資料よりご覧いただけます。
インド工科大学(IIT)が世界から注目される理由
■インドの基本情報
- 人口:14億1,717万人(2022年世銀資料)
- 公用語:ヒンディー語、英語(準公用語)
- 主要産業:農業、工業、IT産業(外務省調べ)
- 就職事情:エンジニアの数が過剰になってきており、国内では若年層の就職が厳しいと言われています。
インドの大卒者の初任給平均額は4〜5万円程度ですが、同じ新卒であっても大学のランクや学力により、年収数十万円から数百万円まで開きがあります。
■そもそもなぜインドはIT大国になったのか?
インドではITがインド経済を牽引する主要産業と位置付けられています。その背景にはインドにおけるカースト精度があるとされています。
インドはカースト制度が根強く、苗字や出身によって身分が分けられ、就ける職業が制限されている場合があります。その中で、IT産業は新興の産業であることから、出自に関係なく、能力が認められれば従事できる上、給与も高いことから魅力的な職業として人気を集めています。自分の階層から抜け出すために、インドの多くの若年層がITを学んでいます。カースト制度を抜け出せ、貧困から抜け出せる職業としてIT産業はインドの主要産業になっています。インド人学生が海外の大学でITを学ぶケースも増えてきており、世界中にインド人ITエンジニアの影響力が広がってきているのです。
■インドトップ大学を独占するIIT校に世界が注目しています
IITとはインド工科大学/Indian Institute of Technologyの省略形であり、インドの教育機関の中で理工系のトップに君臨する大学群です。IITはケンブリッジ大学やオックスフォード大学などイギリスの名門校と同様に複数のカレッジ(23校)を有しています。
インドの教育省が毎年発行しているインド国内の大学ランキング (NIRF: National Institutal Ranking Framework)(※)によると、インド国内のトップ校10校のうち7つをIITが占めており、国内外問わず、世界トップ企業でリードする人材を輩出する、インド最高峰の理工系国立大学と位置付けられています。
(※National Institutional Ranking Framework India Rankings 2023: Overall)
IITの入試合格率は1.6%と米国MITの入試よりも難易度が高く、世界最難関大学と形容されることもあります。特に、非上場のスタートアップでありながら、評価額が10億ドル(約1,000億円)以上のいわゆるユニコーン企業のCEO輩出数は世界第4位にランクインしています。IITの著名な卒業生には現Alphabet(Google)のCEOであるサンダー・ピチャイ氏や現IBMのCEOであるアルインド・クリシュナ氏があげられます。アメリカの名門大学と並び、ユニコーン企業CEOの輩出が多いことから、IIT学生の起業家精神の高さや優秀さがうかがえます。
■IITの学生を採用するには?
IITの学生を採用するために必須なのが大学主催の面接会への参加です。IITでは就職活動が学業に影響することのないように大学によって厳密に管理されています。面接日は大学が指定し、人気企業順で決定します。この大学主催の面接会の最大の特徴は企業も学生も「即断即決」が原則でその日のうちに内定が決まるという点です。優秀な学生から先に就職先が決定していき、決定以降はプレースメントへの参加はできません。
翌日以降のプレースメントには前日にオファーが一つもなかった学生のみ参加し、学生は原則その日にオファーをいただいた一社を必ず選ばなければならない、というルールも特徴的です。
■詳細はダウンロード
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インド工科大学(IIT)が世界から注目される理由
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