2023年8月、ASIA to JAPANはインド最高峰の大学群インド工科大学(IIT)の採用面接会(プレースメント)の最新情報を入手するためインドを訪問しました。
ASIA to JAPANは長年日本企業のインド理系学生の採用を支援しています。
中でもIITは独自の就職面接会(プレースメント)を行なっています。IITの学生を採用するためには、必ずプレースメント参加が必要です。
本記事ではインド現地でキャッチしたどこよりも早い2023年のプレースメント情報をお届けします。
2023年のプレースメントはどうなる?
今回は、IITの中でも8年連続No.1を誇るIITマドラス校を訪問しました。
プレースメントの実行委員を務める学生たちと対談し、最新の動向をヒアリングしました。
彼らによると昨年のプレースメントには世界から約700社が参加。参加者数は年々増えています。プレースメント前に企業説明会を行うことができますが、その枠も少しずつ埋まってきており今年も多くの企業の参加が見込まれます。
学校内の施設見学もさせていただき、実施にプレースメントを行う学生寮の様子も視察しました。
2023年プレースメントも日本企業は有利な状況
昨年のプレースメントではGAFAMが参加に消極的で、日本企業にとっては良い学生が確保しやすい状況でした。
この状況が2023年度も続く見込みであることを現地で確認できました。
そのため、日本企業は日本で新卒の学生を採用するのと同等の金額提示でIITの学生を採用するチャンスがあります。これまでのASIA to JAPANのサポート実績を振り返っても、トップのマドラス校でも採用が決まっており日本企業でも世界レベルのエンジニア採用を勝ち取ることができます。
日本企業がIITプレースメントで優秀な学生を採用するためには?
プレースメントは1日あたり、スロットと呼ばれる6時間の枠に区切られて行われます。優秀な学生は早々に内定が出るため、早い日程(day)の早いスロットに参加することで良い学生を採用できる確率が高まります。
最も早いday1のスロット1へ参加するにはどうしたら良いのでしょうか?
プレースメントのどの日程に参加できるかはIIT側に決定権があります。
参加日程に関わる指標はいくつかありますが、最も影響するのはCTC(Cost to Company)です。CTCとは学生に企業が支払う1年のトータルコストです。給料以外にも、インドから各国への渡航費用なども含んだトータル金額を提示します。
つまりCTCが高いほど、早い段階でプレースメントに参加でき、優秀な学生を採用できるということです。
CTCは日本には馴染みのないものですがIITのプレースメント参加には、このCTCの「見せ方」が重要な鍵となります。
まだ間に合う今年のIITプレースメント採用、その参加手順は?
2023年のプレースメントはこれまでと同様、12月1日から開催されます。日程が迫ってきていますが、まだ参加が間に合います。
プレースメント前の企業説明会の申し込みは9月中に済ませることで、希望の日程での説明会開催が叶いやすいと現地でアドバイスをいただきました。
IITのプレースメントはCTCをはじめとして日本には馴染みがない文化があります。また、各国企業やIITの運営の動向をキャッチして動くことが採用成功には欠かせません。
ASIA to JAPANは日本でトップクラスのIIT採用サポート実績、IITとのコネクションを持つ万全なサポートを用意しています。
採用決定後の来日サポートや入社前後の日本語サポートまで一貫してご相談いただけます。
世界で戦えるインドのトップ理系学生採用に興味のある企業様はぜひお気軽にご相談ください。
– IITマドラス校 プレースメント担当からのメッセージ –