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2023年6月来日型面接会、参加企業さま4社へインタビュー!参加された感想は…?

目次

2023年6月、ASIA to JAPANは海外大学の日本就職を希望する学生たちを東京へ招き来日型面接会を開催しました。

今回はご参加いただいた企業さま4社にインタビュー!

ASIA to JAPANのサービスや来日型説明会について正直なご意見をいただきました。

ご協力いただいた企業さま、ありがとうございました!

▼インタビュー内容
・ASIA to JAPANを知ったきっかけ
・来日型面接会を利用しようと思った決め手
・他社サービスと比較しての利点
・当社の取り組みで改善してほしいこと
・来日型面接会に参加した感想

 

海外人材の採用にご興味のある企業さまはお気軽に、ご相談ください。

 

ASIA to JAPANを知ったきっかけ

▼株式会社タチエスさま

理系採用に苦戦をしており、外国籍学生の採用にも視野を広げる必要性を感じて情報取集していた際に、ASIA to JAPANの活動を知った。

 

▼日本特殊陶業株式会社さま

以前から赤羽根さんと繋がりがあり、その延長でASIA to JAPANを知った。

 

▼株式会社モリタアンドカンパニーさま

5年ほど前から利用しているが詳細は不明。
当時は台湾やベトナムの海外エンジニア採用を進めていた。海外のエンジニアを採用できる手段を増やそうとしたのが理由。

 

▼株式会社デンソーエスアイさま

ご紹介でAISA to JAPANを知った。

 

来日型面接会を利用しようと思った決め手

 

▼株式会社タチエスさま

学生さんの志望度が細かく確認できるのが良い点だと感じる。
他サービスだと、とりあえず面接会を開催して選考を実施しても内定辞退が多数出てしまうこともあったが、ASIA to JAPANの場合は志望度が分かることで内定承諾率が非常に高いと感じている。

 

▼日本特殊陶業株式会社さま

外国人採用が会社としてテーマになっており、他社サービス含め利用させていただいている。

 

▼株式会社モリタアンドカンパニーさま

取り組みがおもしろい。中小企業だとライバル会社がいて採用が難しくなるが、学生さんは来日でき、意欲が高く、内定が出るまでのスピードが早いので、良いエンジニア採用の機会があるかもしれないと感じた。

 

▼株式会社デンソーエスアイさま

今の直面している採用の課題と紹介を受けたタイミングがマッチした。

ちょうど日本人のみの採用に限界が見えてきた時だった。

 

他社サービスと比較しての利点

▼日本特殊陶業株式会社さま

海外の学生に直接会えること。取り継ぎだけでなく、現地大学に深く入って日本の会社のことも学生に説明して取り合ってくれるのはありがたい。

我々だけでは国内留学生までしか手が届かないところ、ASIA to JAPANのサービスを利用することで海外大学にいる「実は日本に就職したい」という学生まで手が届くようになる。

オンラインよりも直接会って面接すると雰囲気がつかめる。

面接の場以外での、歩いている、帰っていく、廊下で待っているといった姿を見ることができる。

 

▼株式会社モリタアンドカンパニーさま

採用できる、結果が出るということが一番魅力的。

日本、特に東海・愛知ではエンジニア採用が難しくなっているが、海外に視野を広げたところ各国のトップ校から採用が決まる

 

当社の取り組みで改善してほしいこと

▼株式会社タチエスさま

海外大生だけではなく、国内にいる留学生とも更にコネクションが持てると良い。

 

▼日本特殊陶業株式会社さま

来日型面接会は短期決戦なのが厳しい

国境を超えての就職なので会社側は定着してもらいたいが、職務とのミスマッチで辞めていく方がいる。面接では「なんでもやります、頑張ります」と言ってくれるものの、実際に業務に入ると職務とのミスマッチで辞める人が多い。

国境を越えてもらうからには、就職の手前で「あなたにはこういう仕事がいいのでは?」とお互いすり合わせ・確認の時間が欲しい。その方が入社後の定着がはかれると考えている。そのために、もう少し時間をとって話し合うような時間、機会があると嬉しい

この定着の問題は日本ではジョブディスクリプションがまだ進んでいないことも原因かもしれない。そこで仕事内容について認識のギャップができてしまうのではとも思う。日本の「あれも、これもやってほしい」というところ、勤務地の移動など、そもそもの日本の文化自体が外国籍社員の定着率が上がらない原因かもしれない。

 

▼株式会社モリタアンドカンパニーさま

ビザ関連の事情などで日本に来られない方がいると、あまり効率的ではなくなってしまうのでその辺りの配慮が早めに欲しい。

 

▼株式会社デンソーエスアイさま

短い期間で内定までもっていくことが出来る点は長所だと感じている。
今回は、面接のオファーを出した方全員と、面接会当日に面接をすることになった結果、事前に準備していた面接枠から、さらに枠数を増やすことになり、その事前調整に苦慮した。
ただその反面、面接をしないと「本当にマッチするか」の善し悪しが分からないことも感じた。

そのため、しいて言うのであれば、これらを解消できる何らかの仕組み、例えばマッチング制度向上のための何か、があれば嬉しいと感じた。
ただ、そこは企業側の経験によるものかもしれないとも感じた。(※デンソーエスアイ様は今回初めて面接会のご参加)

 

来日型面接会に参加した感想

 

▼株式会社タチエスさま

日本への就業意欲が高い方にお会い出来た。日本語レベルも問題ない。
オンラインと対面の面接を比べると、対面の方が熱意や人柄が伝わるのでジャッジしやすい。しかし、オンライン面接もこれまでも実施しており問題はない。
外国籍の社員や様々なバックグラウンドの方が入社することにより、英語でのコミュニケーションが増えた。プレイヤールームなどを検討する話も出ている。受け入れ側の認識・意識を変える必要があって大変な部分もあるが、マイナスには捉えていない。あと10年したら日本人だけでは働き手が足りなくなることは、どの企業でも当たり前になると考えているため、今のうちに対策をしておきたいと考えている。

入社後、外国籍社員は3〜4ヶ月間の新入社員教育を通じて、かなり日本語力が上がる。日本語力が上がると環境にも慣れてくるので、フォローしやすくなります。

 

▼日本特殊陶業株式会社さま

期待以上にいい方が多かった。いろんなバックグラウンドを持っているが期待以上に日本語ができる

ASIA to JAPANがこれまで積んできた経験が表れてきている。初期に参加した時は技術系で日本語が話せる方はなかなかいなかったが、大学の先輩が就職した実績があることで現実味が増し、新しい学生たちにも日本就職のルートが見えて「自分もできるかもしれない」という意欲が高まっている。

外国籍メンバーが加わる受け入れ側の教育も必要だと、ここ数年やってきて思う。まだ発展途上の部分がある。自社のサービスはグローバルに展開しているが、社員は結構ドメスティックなため、それも外国籍の社員を採用している理由の一つ。

様々なバックグランドで多様性がある人を採用したのに、日本のモノカルチャーに染めていいのか?という難しい議論もある。

現在は「素直に日本のことを学んでくれる方」という視点でも採用しているが、それで本当に多様性を実現できるのか。日本に来る外国籍の方は、日本の文化に興味関心が深いというところはとても良いが、無理やり染め上げてしまうのはいけないと考えている。

 

▼株式会社モリタアンドカンパニーさま

事前に面接オファーを出した学生さんの中で、会社側と学生さんのやりたいことが合致している人がいて良かった

会社がどういうことをやっているのかを伝えることが大事。学生さんはHPを見てくれているが、HPの情報をもっと充実させたり事前に会社案内などを送ったりしないとあまり理解が進まず、勘違いしていることがあるのでそこが課題。

 

▼株式会社デンソーエスアイさま

今回1度目の参加。自分達の会社でやっていってくれそうな方がいるんだな、と分かったのが収穫

日本語力が高い方がいいのは事実だが、JLPTのレベルとコミュニケーションで日本語が使えるというのは、乖離があると感じた。

N3でもこんなに喋れるの?という人もいる。N3くらいまでは条件を広げて、面談で話してみたほうがいいのかなという発見があった。

日本の学生と比べ「置かれた環境でどうするか」という意識の違いを感じた。

 


 

インタビューにご協力いただいた企業さま、ありがとうございました!

海外人材の採用にご興味のある企業さまはお気軽に、ご相談ください。

 

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