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【イベントレポート】海外理系学生の来日型面接イベント「FAST OFFER」を利用した企業様の声をご紹介

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【イベントレポート】2月開催海外理系学生の来日型面接イベント「FAST OFFER」を利用した企業様の声をご紹介

新卒外国人材が日本で就職する「きっかけから、活躍」まで支援を行うASIA to JAPANは、海外の大学に通う外国人大学生を日本に招聘し、日本企業とオフラインで行う来日型面接イベント「FAST OFFER」を2月20日〜22日の3日間実施いたしました。

当イベントに参加した企業様に「FAST OFFERを利用した理由」や「過去の外国籍人材採用の実績」などを伺いましたので紹介します。

 

■そもそもFAST OFFERとは?

FAST OFFERとはASIA to JAPANが運営する「就職支援サービス」です。
参加する企業各社は、ASIA to JAPANが、アジア各国、各地域のトップクラスの大学で提供する「理系学生向けの無料の日本語授業」を受講した学生を中心とした、独自のデータベースから面接したい学生を選びます。
3社以上の企業から選ばれた学生を無料で日本に招待し「日本で実施する、対面での面接イベント」となります。

※FAST OFFERについて詳しくはこちらから

 

■FAST OFFERを利用した感想

今回のイベントに参加いただいた企業様より、FAST OFFERの利用に至った経緯などを伺いましたので紹介します。

●株式会社タダノ様

株式会社タダノ_インタビュー

株式会社タダノ
企業HP:https://www.tadano.co.jp/
製造業(建設用クレーン、車両積載型クレーン、高所作業車など製造・販売)
本社:香川県高松市
回答者:人事部 人財開発グループ カナル様

Q:新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について

カナル様:現状は留学生のみで、応募がきた方を選考に進めている程度なので、特別に声がけは行っていません。

Q:FAST OFFERの利用に至った経緯

カナル様:市場感として、日本国内の学生を対象とするのみならず、特に理系を中心とした第2の採用ルートを模索していた為です。

Q:今回、どのような職種で採用を目指すか

カナル様:研究・開発職の学生を中心に採用を考えていました。

Q:海外の外国籍人材に期待すること

カナル様:弊社は香川の会社ということで、外国籍人材の採用機会や接する機会は限られています。そのため、今回の機会を利用し、採用することや、社員が海外の方と接することで新たな文化を取り入れるきっかけになったらと考え参加しました。異なる環境で育った方に入社いただき、従来の考え方に変化を与えてほしいと思っています。
一方で、弊社への入社が初めて日本での生活となる方を受け入れることになるので、「文化から教える」というこれまでに無い経験に向けて、対応方法などを考えなければいけないと思っています。

Q:今回初めて面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想は?

カナル様:「真面目」「フレッシュで勉強熱心」というのが一番の感想です。日本語の言い回しなどはまだまだ伸びしろを感じますが、国内に居る留学生とは違い、日本の生活環境や日本人と関わる機会が無かったことを踏まえても、そんな不安を吹き飛ばすかのような皆さんのチャレンジ精神、日本で働きたい意欲に触れ、こちらも刺激をもらいました。その意味では、「今後成長していけそうか」を基準に評価をしていく必要があると考えています。例えば「自分の言葉で心を込めて話をしているだろうか?」など見てみたいと思いました。

Q:学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERのやり方についてどう思ったか?

カナル様:対面であるとお互いの雰囲気が伝わると思います。現在、国内の留学生も1次面接はオンラインで実施していますが、オンラインだと違いが見えにくいのが現状です。
例えばジャスチャーなど直接的に訴えることで、真面目さや熱心さがわかると感じました。

 

●株式会社ソディック様

株式会社ソディック_インタビュー

株式会社ソディック
企業HP:https://www.sodick.co.jp/
製造業(工作機械製造・販売)
本社:神奈川県横浜市
回答者:人事部 人事課 課長代理 伊藤様

Q:新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について

伊藤様:例年大卒者の採用は15名から20名程度で、その中に外国籍の方が1名含まれているといった状況です。採用実績は国内の留学生のみで、日本人と同じ通常選考の中で採用をしています。

Q:FAST OFFERの利用に至った経緯

伊藤様:国内だけだと年々学生の採用が難しくなっています。そのため弊社では海外で学ぶ日本人留学生を対象にしたイベントに参加しており、今回はその幅を外国籍に広げるといったイメージをもって参加に至りました。

「日本で働きたいという意欲をもった海外の外国籍の学生に会ってみたい」という想いや、海外の拠点も多くあるので、グローバル企業として海外赴任に送り出せる社員の固定化を防ぎたいという意味合いもあります。FAST OFFERには「海外が当たり前」という学生を採用できるという魅力もあります。

Q:今回、どのような職種で採用を目指すか

伊藤様:技術系で、特にソフトウェアやIoTに関する専門知識をもった学生の採用を狙って参加しました。

Q:海外の外国籍人材に期待すること

伊藤様:技能面では、動きの制御やユーザーインターフェイスの設計開発、また製品の自動化といった流れの中で役割を担って欲しいと考えています。あわせて、本社の社員として海外にある開発拠点の担い手にもなって欲しいです。

Q:今回初めて面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想は?

伊藤様:積極的で話しやすいキャラクターの学生が多かった印象です。日本の理系学生は若干「おとなしい」というイメージもあるなか、今回お会いした学生は日本語力にギャップがあっても「なんとか相手に伝えよう」といった意欲の高さを感じました。

Q:学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERのやり方についてどう思ったか?

伊藤様:「直接会う」というのはマストに近い感覚を持ちました。オンライン面接の際、マイクやスピーカーを通してでは伝わりづらい部分が、オフラインの場合だと身振り手振りを含め相手の考えが伝わってきます。

一方で、学生たちの「伝えたい」という意欲を汲み取るために、こちら側も工夫が必要だと感じました。例えば英語のできる面接官を用意することや、翻訳ソフトを使ったやり取りなど、学生たちの頑張りに応える準備も行い今後に望んでいきたいです。

 

●株式会社小松製作所(コマツ)様

株式会社小松製作所_インタビュー

株式会社小松製作所(コマツ)
企業HP:https://www.komatsu.jp/ja
製造業(建設・鉱山機械ほか製造・販売)
本社:東京都港区
回答者:開発本部 業務部長 原岡様
開発本部 開発人事部 チームマネジャ 関口様

 

Q:新卒採用における、これまでの外国籍人材採用実績について

関口様:系統立てた採用ルートは設けていなかったのですが、国内の通常の新卒採用の中で一部留学生の採用を行ったことはあります。

Q:FAST OFFERの利用に至った経緯

原岡様:弊社の売上における海外の割合は約90%以上です。モノ(製品)が巨大なので海外各地域に生産拠点があり、グローバルベースでの外国籍社員比率が70%に達するのですが、開発においては国内が中心であるため、開発部門単体でみると日本人社員が中心という、いびつな形になっているという課題がありました。
そのため今回のグローバル採用の取り組みは、開発部門が主導して行なっています。グローバルに対応する為の採用については当初は新卒採用・経験者採用といった既存の枠組み中で行っていましたが、グローバル採用強化の為、FAST OFFERに参加させて頂くこととしました。また、グローバル企業として、日本人の採用にこだわり続けるのは企業の持続的成長のリスク要因になるという危機感もありました。
先行事例として、コマツのグローバルにおけるエンジニアの育成機関をフィリピンに置いており、過去約20年に渡り全世界に人材を輩出しているという経緯があります。フィリピンの理系トップ大学から採用を行なっており、アジアの新卒学生は優秀であるという認識は従来から持っていました。

Q:今回、どのような職種で採用を目指すか

関口様:一言でいうとIT系でプログラミングやソフト開発、AIといった分野で学んだ学生を中心に採用したいと考えています。国内の新卒採用においては、これまで機械系や材料系の学生が中心でしたが、IT系については比較的最近から力を入れ始めた為、機械系などに比べるとやや苦戦しているというのが現状です。新卒での採用が難しい部分は経験者採用で補っておりますが、出来る限り組織拡大のスピードに併せたタイムリーな採用をしたいと考えています。

Q:海外の外国籍人材に期待すること

原岡様:イバーシティ、異文化交流ということに大きく期待しています。今回の面接もダイバーシティや異文化という点に重きを置き、趣旨にあわせた学生の選出や選考をおこないました。イノベーションを創出するためのきっかけになって欲しいと考えています。

Q:今回初めて面接会に参加し、実際に学生に会ってみた感想は?

関口様:前向きさ」「熱さ」「ひたむきさ」を感じました。新卒なので当たり前かもしれませんが、エネルギーや若さを感じられました。国内の採用活動だとこれらを実感することが減っているように思います。

コマツには、プロジェクトを取りまとめられるような人材がリーダーとなる気風もあり、人間力が一つの大事な要素となっています。今回はその資質に多く触れることができました。

Q:学生を日本に呼んで面接するという、FAST OFFERのやり方についてどう思ったか?

ファイストゥフェイスには絶対的な良さがあります。マストではないがベターな選択肢でしょう。コミュニケーションには間合いが必要で、人物を見極める際の大事な要素だと思います。オンラインだとその差がつきませんが、対面だとそこに差がつきます。

 

■まとめ(FAST OFFERの活用法)

ご参加いただいたどの企業様も「伝えたい」という思いや熱量を感じられる「対面方式」の大事さを伺うことができました。そして直接対面した外国人材のバイタリティ溢れる力強さに加え、日本人には少ない積極性を感じていただくことができました。

日本市場のみに絞った採用のみでは、求める人材の採用に限界を感じる企業様が増えてきました。実際に日本の理系学生の採用充足率は年々減少傾向にあり、さらに少子化の影響で母数の減少が余儀なくされています。
※充足率については弊社代表が参加したピッチアップ大会のアーカイブをご覧ください

外国人材採用が未経験の企業にとって、言語や文化が異なる人材を採用することに不安を抱くことは必至でしょう。
ASIA to JAPANは、昨年は約300人以上の外国人学生の日本就職をサポートしました。
2024年は4月、5月、6月と、3か月連続でFAST OFFERを開催します。

受け入れの事前準備、外国人材採用に関連する法律問題、受け入れ後のサポート方法など外国人材採用のご相談も受け付けていますので、海外の高度人材採用にご関心がありましたら、お気軽にASIA to JAPANへお問い合わせください。

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