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慶南大学・原子力工学専攻の学生に聞く、韓国の教育&就職事情

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国によって異なる教育システムや就職の仕方。今回はASIAtoJAPANの無料日本語学習プログラム「Study Go Work JAPAN」受講生の韓国人学生に、韓国の教育事情と就職事情について尋ねた。

 

 

【学生プロフィール】
慶南大学(Kyungnam University)原子力工学専攻。原子炉関係をベースに機械、ソフト、材料について経験し、幅は広い。ワーキングホリデーで福岡に1年間滞在した経験あり。

 

●韓国の教育事情

韓国と日本の教育システムは似ている。小学校、中学校、高校、大学が用意され、それぞれの年数も同様、義務教育も日本と同じく中学校までだ。
小学校:6年間 中学校:3年間 高校:3年間 大学:4年間
進学の仕方も似ている。小学校から中学校に進む際にテストはなく、中学から高校に進学する際は、テストを受ける。ただ、テストは学校ごとではなく、全国共通の内容となる。全員が同じテストを受け、成績と地域によって行ける学校が決まる仕組みだ。
高校から大学に進学する際にもテストがあり、「日本のセンター試験のような感じ」と学生は説明する。超学歴社会の韓国では、少しでも良い大学に進むことがその後の人生を左右する。日本のニュースでも話題になるほど、韓国の大学入試はハード。「高校では必死に勉強を頑張る」そうだ。一方、日本の推薦入試のように高校の成績だけで大学に行ける人もいるが、該当人数は「クラスに1〜2名」と狭き門だ。
 

●韓国の就職事情

就職活動を開始する時期は人それぞれ異なる。「就職難の韓国では、就職を少しでも有利にするための武器が必要」。そのため、TOEICや資格取得、海外経験を積むなどの準備を行う。中には準備のために休学する人もいるのだとか。そうして就職のための武器が整い次第就職活動をスタートするため、開始時期がバラバラになるというわけだ。「日本では卒業後に就職するのは不利だと聞きましたが、韓国の場合は普通だということを日本企業に知ってほしい」と学生は話す。
また、国内の就職先が少ない韓国では、近年海外で仕事を探す学生が増えている。「日本、中国、シンガポール、アメリカが人気」で、特に日本での就労希望者は多いという。日本で働きたい理由は、「距離が近いし、60歳の定年まで働けるから」だという。仕事探しで重視される傾向にあるのは、企業ブランドや規模。特に海外で仕事を探す場合、大手企業の方が外国人採用に慣れているイメージがあるようだ。

 
(関連リンク)
>>参考:諸外国・地域の学校情報(外務省)

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