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「日本で働く意欲」は二極化? 日本国内の外国人留学生の就職活動の現状とは

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6月12日、ASIA to JAPANが提携する株式会社エンリッションが運営する大学生・大学院生限定のカフェ「知るカフェ」にて、外国人留学生を対象に「留学生のための就活ガイダンス」と「Study Go Work JAPAN 面接会」への参加者募集を目的としたオンライン交流会(Meetup)を行いました。

留学生の就職活動の現状

現在、新型コロナウイルスの影響により、留学生の就職は厳しくなっています。留学生の就職活動は大学が提供する求人や会社説明会を経由するのが一般的でしたが、そういった機会がなくなってしまった大学も少なくありません。外部の留学生向け就職イベントも中止が相次いでいます。

そうなると日本人学生と同様に就職サイトから仕事を探すことになりますが、その中から留学生を歓迎している仕事を見つけるのは困難です。日本人学生にとっても応募したい会社の採用がストップしてしまったり、状況が落ち着くまで最終面接が据え置きになったりといった影響が出ていますが、留学生の場合は情報を掴みにくいぶん、より難しい状況になっています。

説明会の反響

説明会の担当者

今回の説明会は日本語と英語で行いました。日本の就活の仕組みや現状、会社が留学生に対して求めていること、事前に行うべき準備などを説明しましたが、一方的に説明をするのではなく、相互にコミュニケーションができる交流会形式であったため、質問の声も多くあがりました。

日本の就活事情がわからない留学生からは「どんな服装をしたらいいのか」「どうやって会社を探せばいいのか」と言った基本的な質問が多く寄せられ、日本語での情報収集に苦労していることが伝わってきました。

一方の日本語を理解している留学生は、日本人と同じように就職活動をしている人が多く、基本的な情報は知っている様子でした。とはいえ、「受け入れてくれる会社をどうやって探したらいいのか」「日本語はできるけど、どの程度のレベルが求められているのか」など、外国人留学生ならではの悩みを抱えていることが見て取れました。

留学生の「日本で働く意欲」は二極化

外国人留学生の「日本で働く意欲」は、現在二極化の傾向にあります。

例えばインドネシアやフィリピンなど、国内の就職状況が悪化していたり、保障の制度に不安を抱く留学生は、母国より状況の良い日本で働きたいと強く考える傾向にあります。一方でシンガポールなど、状況がそれほど悪くない国の出身者は落ち着くまで母国で過ごそうと考える人が少なくありません。

そして、前者の日本で働きたいという意欲が高い学生たちは、「なんとか、どの会社でも就職したい」というくらい日本での就業に積極的です。また、春休み中に一時帰国したまま日本に戻ってこれなくなってしまった外国人留学生の中にも、日本で働きたいという思いを強く持っている学生がいます。

そういった外国人学生の方たちに、日本で働く機会を創出できるよう、ASIA to JAPANは引き続きサポートを行って参ります。

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