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【ダウンロード資料あり】外国人学生​面接・選考時のポイント​|外国人学生採用担当者向け

外国人学生面接・選考時のポイント_メイン

目次

【ダウンロード資料あり】外国人学生​面接・選考時のポイント|外国人学生採用担当者向け

 

初めて新卒外国人材の採用を行う企業の担当者の中で、「外国人相手にどんな質問をすればいいんだろう?」や「日本人と同じ選考で大丈夫かな?」など面接や選考時のポイントを掴みきれていない方も多いのではないでしょうか。
今回は、外国人学生の就活支援を専門とするASIA to JAPANが面接・選考時に大切にしているポイントを紹介します。また本記事では、外国人学生​面接・選考時のポイントについての資料をダウンロードいただけます。

外国人学生との面接・選考のポイント

 

■外国人学生との面接について

まず面接で心掛けるべきことは「やさしい日本語(語彙)」を使うことです。これは日本語で面接を進める場合に限りますが、ネイティブレベルで会話ができる人材は限られてきます。日本語を話せる学生でも、そのうちの多くが「簡単な受け答えができる」レベルでしょう。そのため、対日本人と話すように言葉の前に「ご」「お」をつけると、全く違う単語に聞こえてしまう場合があります。

また、遠回しな言い方や難しい言葉を使用してしまうと、相手を困惑させ選考に必要な回答を得づらくなります。外国人材の面接を行う際は、出来る限り やさしい日本語を使用していただくよう心がけましょう。

面接時に心がけること01

 

■面接のポイント

理系学生向けにASIA to JAPANが面接を実施する際、アイスブレイクや大学で行っているプロジェクトの質疑などで約20分、人物やキャリア感、学生からの質問などで約20分と、面接時間を40分に設定しています。
限られた時間で人物を見極めるためにおさえるべき面接でのポイントを紹介します。

・日本語レベルの見極め

日本語力に注目しすぎて考え方や素養のマッチ度が高い学生を見落としてしまう可能性があるので注意が必要です。日本語力は入社までの期間で伸ばすことが可能なので、考え方や技術への向き合い方について確認するとともに、今後日本語の習得に前向きに取り組みそうかどうかを確認しましょう。

・志望度について

外国人学生の場合、企業選びや応募の際に就職サービス事業者(採用ベンダーやエージェント)を利用するケースが多いのですが、日本人の新卒学生のように企業に対し強い志望動機を有するケースは稀です。現地での情報収集だけでは限界があるため、学生が持つ知識も限られます。そのため自社への志望の強さや明確さについては割り引いて見る必要があります。

・プロジェクトの説明

関わったプロジェクトや参加したインターンについて説明をしてもらうと、個人の実力を確認するのに効果的です。プロジェクトの目的、担当・役割、結果と事後対応などをヒアリングすることで、面接時点での技術者としての考え方や知見を確認することができます。相手が伝えたいことがわかるように、事前に5〜6頁程度のスライドにまとめておくよう伝えておくと良いでしょう。

 

外国人学生との面接・選考のポイント

 

■相手の意志を確認する質問例

では実際に面接を行う際の具体的な質問をいくつかご紹介します。

・人物面を確認するための質問

人物面を確認する上では、主に2つのことに注意して面接を行うのがお勧めです。
①積極的に“日本語でコミュニケーションしよう”としているか?
②学業や参加プロジェクトでの役割、受け答えの姿勢(意欲・目線、話の辻褄等)人柄をつかむ

主に自己紹介や自身の端緒や長所等を質問すると良いでしょう。食事やお祈りで企業として配慮した方がいいことを質問する場合は、差別的扱いに該当する発言は避けることが重要です。(具体的なNG例は資料内で解説しています)
また海外の大学生の場合は、就学中勉強や研究のみに注力しているケースが多いので、サークルやバイトなどの課外活動は重要視しない方が良いでしょう。

・就業観を確認するための質問

この質問では「自社の組織内での活躍や再現性がイメージがつくか」、またエンジニアの場合、「技術者としてのキャリア観が自社の考えとマッチするか」など、相手がどのような考え方を持っているかを確認することが重要です。

具体例をあげると「専攻内容や専門、取り組んだ研究のテーマを教えてください」「もし関わったプロジェクトを継続できるとした場合、予算をたくさん使えたら、どんな研究をしたいですか?」のように、過去の経験談や「社会人としてどのような成長を目指すのか?」と質問しその理由を尋ねるほうが、より具体的な就業観を確認できます。

・自社とのマッチングを図るための質問

この質問では「能力や配属想定先とのマッチ度や再現性」を確認する上で次の3つのこと確認しましょう。
スキルとスキルレベル
②自社への興味を計る
③環境の見極め

研究やプロジェクトのサマリーや成果物を確認し具体的な能力を確認することで、相手のスキルやそのレベルを知ることができます。自社への興味を計るために、ホームページをどの程度読み込んできているかも確認すると良いでしょう。

そして卒業時期や来日希望時期など、入社に関わる情報もこの場で質問することで、企業側の準備をスムーズに行うことができます。

※ASIA to JAPANのサービスを利用している場合は、学生に対して事前面談で確認しておりますのでご安心ください。

 

■詳細はダウンロード

外国人学生​との面接・選考時のポイントについて簡単に紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。今回の記事内容をより詳しくまとめた資料をダウンロードいただけますので、初めて新卒外国人材の採用を行う担当者様はぜひご活用ください。
資料では各質問項目における具体例などを紹介していますので、ぜひダウンロードをして参考にしてください。

外国人学生との面接・選考のポイント

ASIA to JAPANでは、アジアを中心としたトップクラスの大学で学ぶ外国人学生と、日本企業が採用面接を行う「面接イベント」を開催しております。ご興味がある企業様は是非ご相談下さい。また、外国人材に関して気になることがあれば、気兼ねなくASIA to JAPANへお問い合わせください。

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