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日本語上達が早くて素直な学生が多い? インドネシア大学とバンドン工科大学を視察しました

インドネシアの学生たち

2020年月、インドネシアNo.1のインドネシア大学(University of Indonesia/UI)とバンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung/ITB)を視察しました。ASIAtoJAPANはインドネシア大学とバンドン工科大学の2つの大学で、2018年10月より「Study Go Work JAPAN 日本語授業」の提供を開始しています。

 

インドネシアは世界的に見ても日本語教育が盛んな国であり、日本語学習者数は中国語に次ぎ第2位、日本語教育機関数は韓国語に次ぎ第2位、日本語教師の数は中国語、韓国語に次ぎ第3位。中学・高校の中には第二外国語として日本語を教える学校もあり、日本語の素地がある学生も多くいます。くわえて日本語教師のレベルが高いため、他の国に比べて上達が早いのが特徴です。

 

インドネシア大学では1年前に日本語学習を始めた学生が日本語能力検定でN3を取得しており、すでに日本語で面接を受けられるレベルに到達。全体的に日本語能力検定のレベル以上の会話力を保持している傾向にあります。

 

半年前に開始した2020年卒業予定者のクラスは現在N5レベル。60名以上の受講生が3クラスに分かれ、約半年後の7月の日本語能力検定でN3、N4を目指して勉強中です。2020年卒業予定の受講生は4月以降の「Study Go Work JAPAN 面接会」に随時参加する予定です。

 

面談をするインドネシアの学生

バンドン工科大学では年2回「Study Go Work JAPAN 日本語授業」の募集を行なっています。1月から2021年卒業予定のIT、機械、電気系学部の学生40名の受講がスタート。通常の日本語授業に加え、夏休みには1カ月間日本語で過ごすプログラムを2020年よりスタートする予定です。

 

インドネシア大学もバンドン工科大学も人口約3憶人の国のトップ大学であり、学生たちはエリート中のエリート。それにも関わらず、素直な学生が多く、日本企業にも馴染みやすい印象です。特にバンドン工科大学にはインターンシップ参加を必須としている学部も多く、即戦力が見込める人材が採用しやすいのも魅力。

 

今後もASIAtoJAPANはインドネシアとの連携を強め、日本への就職支援を強化してまいります。

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