ASIAtoJAPANは2022年9月6日から9月19日、13日間にわたりインドを訪問しました。マドラス、カルール、プネ3都市を移動し日本語授業を提供する大学を視察、先生方に現地の状況を伺いました。
2022年のインド訪問の記録を4回に分けてお届けします。
- IITマドラスを訪問。今年度のIITプレースメント最新情報をヒアリング
- カルールで日本語学習プログラムの提供を拡大
- プネで新規の日本語学習プログラムを開始
- FAST OFFERに参加するインドの学生と交流会を開催
本記事では「プネで新規の日本語学習プログラムを開始」についてご紹介します。
日本語を学習する4大学を訪問
ASIAtoJAPANは日本での就業を目指すインドの理系学生向けに日本語学習プログラムを提供しています。2022年度で5年目の開催となり、何人もの学生が日本への内定を獲得しています。
今回のプネ訪問では、日本語学習プログラムを提供する大学4校を訪問しました。
- PVG
- MIT
- MMCOE
- COEP
各大学ではオーナーや学長、学部長と大学トップ層の方々にお出迎えいただき、会談を行いました。
PVG
プネの大学でトップ3のカレッジに入る、プネ大学PVGカレッジを訪問しました。学長はじめ学部長との会談し、「日本で働きたいという学生も多くいるので協力してほしい」と前向きなお言葉をいただきました。
校内をご案内いただき、ロボット開発を行うチームとお話しする場面もありました。
MMCOE
MMCOE(Marathwada Mitra Mandal’s College of Engineering)は、これまでASIAtoJAPANのFAST OFFERプログラムをとおして何人もの日本企業内定者が出ているカレッジ。
今回の訪問では日本語を学ぶ学生たちを視察し、学長や学部長と会談をしてきました。
プネで日本語学習プログラムを拡大
プネでの日本語学習プログラムならびに日本企業への就職を支援するFAST OFFERは、ありがたいことに現地の先生方や学生の口コミで着実に広がっています。
今回の訪問では、すでに日本語学習プログラムを提供している大学の視察に加え、2つの大学で日本語学習プログラムの提供を拡大する合意を進めてきました。
MITへ日本語学習プログラムを提供開始
今回、初訪問したMITはプネにある私立大学です。正式な大学名MIT Art Design and Technology Universityにあるとおり、テクノロジーに加え、デザインやアート、建築などのコースもある大学です。
この度、MITよりリクエストを受けFAST OFFERの日本語学習プログラムを、2023年より提供開始することで合意しました。
COEPが独立、専用の日本語学習を提供予定
さまざまなカレッジの集合体であるプネ大学、中でもCOEP(College of Engineering Pune)はトップの学力と知名度を誇ります。そんなCOEPは2022年6月にプネ大学のカレッジとしての位置付けから独立し、COEP Technological University(仮称)となりました。
このような背景から、COEP専用の日本語学習プログラムを提供してほしいとの要望がありました。
今回の訪問で会談を行い、2023年よりCOEPの学生向けの日本語学習プログラムをスタートすることで合意しました。
教育、ITの中心地プネは優秀な理系学生の宝庫
今回、訪問したインド西部に位置するプネは「東のオックスフォード」とも称される教育や研究が盛んな地域です。他のインド都市部よりも治安がよいとされ、バンガロールと並びインドのIT産業を牽引する都市でもあります。
プネにはFAST OFFERをとおして日本語を学習した、優秀な理系学生が多くいます。今期で5回目となるFAST OFFERのプロジェクトから、これまで何人も日本企業の内定を獲得してきました。
ASIAtoJAPANでは日本にいながら、海外の理系学生を採用できるイベントを開催しています。優秀なインド人エンジニアを採用したいとお考えの企業様はぜひお気軽にご相談ください。