2022年はパンデミックによる混乱が落ち着きつつあり、ASIA to JAPANは日本語授業を提供するアジアの大学への現地訪問を再開しました。
また年末にはインドの理系名門大学群IITの採用面接会へ参加。日本企業のエンジニア採用をサポートし、過去最高の採用成功数を実現しました。
2022年の勢いを加速し、2023年のASIA to JAPANはこれまで提供してきた日本語授業をさらに飛躍させる4つの活動を計画しています。
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ASIA to JAPANの日本語授業
ASIA to JAPANは海外の名門大学で日本語授業を提供しています。2022年は10の国と地域、合計18大学で日本語授業を開催しました。
2017年の創業と同時に提供を始めた日本語授業は当初3校からスタートしましたが、毎年着実に提携大学を増やしています。
ASIA to JAPANの日本語授業は、提供先の大学や学生からはお金はいただかず、ゴールは「日本就職」に設定しています。これまで300人以上の学生たちが日本就職の夢を叶えています。
海外の大学で日本語学習の機会を提供する理由
日本企業の多くが理系人材や外国人の採用に苦戦しています。一般的に企業は外国人採用となると、国内の留学生から探すことを試みます。
しかし
- 理系留学生は留学生全体の約17%しかいない
- 英語で授業を受けており留学生は日本語を話せないケースもある
など、課題があります。
多くの日本企業が外国人理系学生を求める一方で、国内では超少数な存在であるため需要と供給に大きなギャップが生じています。日本企業が求めている「日本語が話せる理系外国人」を国内で探すハードルは大変高いので、「外国人採用は難しい…」と諦めてしまう企業が多いのが実情です。
このような背景があり、ASIA to JAPANは日本企業が求める理系外国人を海外大学から見出すことにしました。世界には「日本に住んでみたい」「日本で働いてみたい」という学生が多くいます。
ただし、彼らは日本語スキルがまだありません。その点をカバーするためにASIA to JAPANは日本語学習プログラムを無償で提供し、最終的に日本企業とマッチングする仕組みをつくりました。
アジアの主要大学には日本語を第二外国語として学習したり、アニメやマンガの影響から日本語に興味を持っている学生が一定数存在します。そのようなポテンシャルや各大学の日本語教師の方の協力もあり、ASIA to JAPANの日本語学習プログラムはアジアの主要大学を中心に広がっています。
2023年の日本語授業、4つの活動計画
ASIA to JAPANの日本語授業は、2023年に4つの活動を計画しています。
- 約1,000人の学生に日本語学習の機会を提供
- 日本語学習のモチベーション維持を仕組み化
- 南米、東欧、アフリカの大学と新たに関係構築
- 中国の提携大学を拡大
計画1:約1,000人の学生に日本語学習の機会を提供
2024年卒採用の種まきとなる2023年の日本語授業。多くの学生と日本企業をつなぐため学生の参加人数約1,000人確保に尽力します。
特にマレーシア、インドネシア、インドの大学で集客を強化予定です。
コロナ禍ではオンラインで日本語授業が開催されていましたが、2023年には対面型の授業に戻す大学が大半を占めます。対面授業により学生たちがさらに切磋琢磨し、日本語学習に意欲的に取り組めるようサポートしていきます。
計画2:日本語学習のモチベーション維持を仕組み化
学生たちは各国のトップ校に在籍しており、大学の勉強で忙しいケースがほとんどです。日本の大学のように就活期間があるわけではないので、日本語学習や日本就職の対策は大変な負荷となります。
忙しさから日本語学習や日本就職のモチベーションが下がってしまうことは少なくありません。
そこで2023年は、学生たちの日本語学習のモチベーション維持を仕組み化します。
具体的には
- ワークショップ
- グループディスカッション
- 1on1セッション
などを実施します。
- 1on1セッションのカジュアルな会話で日本語の楽しさを味わう
- ワークショップで生きた日本語会話力を身につけ自身がレベルアップしたことを体感する
このような機会を提供して学生のモチベーションを維持していく狙いです。
2022年に一部実施し手応えがあったため、2023年は体系化して学生の途中離脱を防ぐよう取り組んでいきます。
計画3:南米、東欧、アフリカの大学と新たに関係構築
日本企業の「ダイバーシティ推進」を実現するため、アジア以外の地域の大学とも新しくコネクションをつくっていきます。
- 南米
- 東欧
- アフリカ
上記の地域へアプローチ予定です。日本語学習プログラム開始に向けて関係構築に努めます。
新規開拓予定のエリアでは、日本よりも平均賃金が低く、国内での就職が難しい国も存在します。
日本企業がダイバーシティの恩恵を受けるだけでなく、学生側にもメリットがあるWin-Win なかたちで進める予定です。
計画4:中国の提携大学を拡大
中国では、これまでも上海交通大学や浙江大学といった名門大学へ日本語授業を提供してきました。
イギリスの高等教育専門誌Times Higher Education(THE)が毎年発表している世界大学ランキングで、トップ200校に中国の大学は11校ランクインしています。日本はトップ200校に東京大学と京都大学の2校のみがランクイン、中国はアジアトップのランクイン大学数を誇ります。
このように中国にはアジアトップ、世界トップの大学が数多く存在します。
2023年はASIA to JAPANとまだ接点がない名門大学へアプローチし、中国の提携大学拡大を目指します。
2023年、外国人採用ならASIAtoJAPANにご相談ください!
2023年、ASIA to JAPANの日本語授業は活動計画にあるとおり学生に寄り添い日本語学習のモチベーション維持までサポートします!
また提携大学やエリアの拡大を目指し、多くの企業様と学生が満足できるマッチングの機会を増やしてまいります。
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