EN

【IITプレースメント速報!】Old IITの「Day1スロット」を日本企業が獲得!2025年度のインド工科大学採用面接会

IITプレースメント2025

目次

【IITプレースメント速報!】Old IITの「Day1スロット」を日本企業が獲得!2025年度のインド工科大学採用面接会

2025年12月1日より、インド最高峰の大学群「インド工科大学(Indian Institutes of Technology、以下IIT)」において、毎年恒例の採用面接会「IITプレースメント」が開始されました。

世界的にも優秀な理工系人材が集まるこのプレースメントは、インド国内外の企業が一斉に学生と接点を持つ、極めて競争性の高い採用イベントです。

IITとは、Old IITと括られる7校と、New IITと括られる16校を合わせた計23校で成り立つ大学群です。
※IITの詳しい解説はこちら

ASIA to JAPANは、長年にわたり23校すべてのIITと関係性を築き、日本企業のIITプレースメント参加を継続的に支援してきました。

本記事では、2025年度IITプレースメント初日の動きを速報としてお伝えするとともに、日本企業にとって注目すべき変化や現地で見えた最新トレンドを整理します。

■プレースメントとは

「IT」「通信」「メーカー」「自動車」などを中心とする世界的大手企業では、インド工科大学(IIT)の卒業生が世界トップレベルのエンジニアとして活躍しています。

IITの優秀な人材を採用するために行われるのが、大学主催の面接会「プレースメント」です。

IITプレースメント_イメージ01

企業は、指定された期限内に選考を終える必要があり、通常の学生採用とは異なるシステムで運営されています。

企業は採用活動を常時行えるのではなく、12月に行われるこのプレースメントに参加することが必須で、期間外での採用活動は基本的にできません。

プレースメントでは「スロット」と呼ばれる面接枠が設けられ、優秀な学生を確保するため、グローバル企業同士でスロットの争奪戦が繰り広げられます。

さらに、一度内定が決まった学生は以後のスロットに参加できなくなるため、採用したい優秀な人材が自社の面接枠まで残っていない可能性もあります。

採用条件や提示年収はスロットの割り当てに直結し、採用結果に大きく関わります。

そのため、企業は戦略的に年収や採用条件を検討し、スロットを確保することが優秀人材採用のカギとなります。

※プレースメントの詳しい解説はこちら

■ハイブリッド面接で多発したオペレーショントラブル

2025年度も引き続き、対面とオンラインの両方で実施されましたが、初日から大学側のオペレーション面でのトラブルが目立つ結果となりました。

具体的には、企業側が待機しているにもかかわらず、面接時間になっても学生と企業の面接が調整されていない、あるいはオンライン接続情報が共有されていないといった事務方の処理が追いついていないケースが複数発生しました。

IITプレースメント_イメージ02

背景には、対面・オンライン双方の調整を同時並行で行う運営側の負荷増があります。

以前の対面での運営と比べ、ハイブリッド形式では調整事項が増えるため、トラブルが起こりやすくなっています。

日本企業にとっては、こうしたトラブルを前提とした準備が、今後も必要となるでしょう。

面接時間に余裕を持った設計や、現地担当者との密な連携、想定外の待機時間が発生した場合の代替対応など、オペレーション面でのリスクを織り込んだ体制構築が、IITプレースメントを円滑に進めるうえでは必要といえます。

■日本企業がOld IITでDay1スロットを確保

2025年度のIITプレースメントでは、日本企業がOld IITでも初日の面接スロット(Day1)を確保できるケースが見られました。

これは、グローバル企業の参加が前年に比べて減少したことが一因と考えられます。

その結果、従来であればオファー額上位層でなければ確保が難しかったOld IIT中堅層の大学でも、年収提示800万円程度でDay1スロットを確保できる状況となりました。

New IITについては、例年通り希望する指定スロットを確保することが可能でした。

Old IIT、New IITを問わず、企業が確保できるスロットは年収提示順で決まる傾向が強く、特に初日のスロットは優秀な学生が参加しており、IITプレースメントにおいて非常に重要です。

今年の傾向が翌年も続くとは限らないため、安定して早いスロットを押さえるためには、提示年収や採用条件などの事前準備が、今後も必要不可欠です。

■優秀層はインターンシップで囲い込みが進行

2025年のプレースメントでは、多くの優秀な学生が、事前に参加したインターンシップ先で内定を獲得しているケースが目立ちました。

インターンシップ期間中に実力を認められた学生は、その企業から内定確約を受けることが多く、プレースメント初日には現れないことも珍しくありません。

そのため、プレースメントで出会う学生は、最優秀層ではなく、準優秀層である場合が増えてきています。

IITプレースメント_イメージ03

実務経験やスキル面で優れた人材を確保するには、インターンシップ経由での早期囲い込みが有効であることが、改めて確認できる結果となりました。

日本企業にとっては、プレースメント当日のスロット確保だけでなく、インターンシップの活用を含めた早期からの戦略が必要となってきています。

年収800万円以上を提示でき、最優秀層を狙う場合は、インターンシップでの評価・関係構築を含めた採用計画を立てることが、成果を左右すると言えるでしょう。

■ソフトウェア人材需要に変化の兆し

2025年度のIITプレースメントでは、ソフトウェア分野の募集に変化が見られました。

背景には、AI技術の台頭があります。

以前からのスクラッチ型のITのニーズ、組み込みソフトウェアの募集はそれほど減っていませんが、逆にAIのローエンドのニーズが減っています。

まさにAIで代替可能分野のニーズは減っているというわけです。

AIを少し知っているという程度では、それを活かせる職種を希望してもなかなか企業側のニーズと合わず、苦戦する学生が多い傾向がみられました。

■インド国内のスタートアップ企業の台頭

近年、IITプレースメントにおいてインド国内のスタートアップ企業の存在感が増しています。

2025年度も、若手技術者や理工系人材を対象に、日本の初任給と同等水準の年収オファーを提示するスタートアップが目立ちました。

IITプレースメント_イメージ03

こうした動きは、学生にとって国内に残る選択肢を広げる魅力的な機会となる一方、日本企業にとっては内定辞退リスクの増加という新たな課題を生んでいます。

特に優秀層の学生は、スタートアップの高額オファーや裁量の大きさを重視する傾向があり、従来の日本企業の条件だけでは競争力が弱まる可能性があります。

そのため、日本企業においては、給与水準だけでなく、業務内容や成長機会、キャリアの魅力を含めた総合的なオファー戦略が求められます。

■内定者入社取り消し問題とIIT側の対応

IITプレースメントでは、一部企業による内定者の入社取り消しが問題視されており、対象企業に対して都度、今後のプレースメント参加を制限する措置が講じられています。

2025年度も同様の事例が発生し、現地メディアでも大きな注目を集めました。

その背景には、これまでのアナログな管理・対応ではなく、今年からシステム化が進み、入社取り消しの情報を即座に把握できるようになったことで、企業側に対する透明性と制裁の実効性が高まったことがあります。

この対応により、IITプレースメントの信頼性は向上し、企業にとっても内定辞退や入社取り消しによるトラブルを未然に防ぐことの重要性が明確になりました。

日本企業がIIT採用に参加する際は、契約やオファー条件を明確にし、信頼関係を損なわない対応が求められます。

■日本企業が戦略的に動くためのIIT採用の重要ポイント

日本企業がIIT採用で見落としやすいポイントや、スロット確保・採用人数の考え方など、戦略的に動くために押さえておくべき重要事項を整理しました。

これらを理解することで、限られたスロットの中で効率的に優秀人材を確保し、内定辞退リスクに備えられるでしょう。

・採用人数は「希望より多め」が前提

今回特に印象的だったのは、国内スタートアップの台頭や、優秀層がインターンシップ経由で確保される動きなどにより、内定辞退が相次いだことです。

そのため、参加する日本企業も、希望人数を確保できるとは限らないことを念頭に置き、内定人数をより多めに設定することが望ましいといえます。

・日本企業が見落としがちなIIT学生の見極め方

IIT学生を採用する際、日本企業が見落としがちなポイントのひとつが、学生が大学を選ぶ基準です。

日本では大学名のブランドで学生に評価されることが多いですが、インドの学生は学部を優先する傾向があります。

たとえば、トップ校の人気学部の定員が埋まった場合、同校の別学部に進むのではなく、IIT内の別校の同学部に進学するケースがあります。

そのため、Old IITに通う学生よりも、New IITの特定学部に通う学生の方が優秀な場合も少なくありません。

しかし、「New IITだから優秀層ではない」と見落としてしまう日本企業もあります。

New IITは、実は”優秀人材の「穴場」”です。

大学名だけで判断せず、学部や研究内容、過去の実績などを踏まえて学生を評価することが大切です。

・スロットは「年収順」次回も同じとは限らない

IITプレースメントの面接スロットは、概ね年収提示順で組まれます。

特に初日のDay1スロットは優秀層を押さえるうえで競合他社との取り合いになります。

しかし、2025年度は年収800万円程度でもOld IITのDay1スロットを確保できるケースがありました。

ただし、これは参加企業の構成やグローバル企業の参加状況に左右されるため、次年以降も同様の条件で確保できるとは限りません。

そのため、希望するスロットを確保するための年収設計は今後も必要不可欠です。

■ASIA to JAPANとIIT各校との関係

ASIA to JAPANは、日頃からIIT全23校に対してオンラインだけでなく、実際に大学訪問するなど密にコミュニケーションを取ることで、互いに良好な関係を築いてきました。

またこれまで多くの卒業生を内定に繋げてきた実績があるため、IIT側も快く訪問を受け入れてくれています。

・日本屈指のプロフェッショナルカンパニー

ASIA to JAPANは、IIT採用に精通した日本屈指のプロフェッショナルカンパニーです。

各大学の学生の年収相場やスキル感を熟知しており、世界各国の有名企業が優秀な人材を確保するためにスロット獲得競争を繰り広げる状況も把握しています。

競合が多い中で、無理なく優秀な人材を獲得する戦略を提案できる数少ない企業として、実績を重ねています。

・ASIA to JAPANの支援とは

IITを熟知しているからこそ、各企業様への支援を徹底して行っています。

まずは、「企業が求める人材がIITのどの大学で出会えるか」を的確に提案します。

初めて参加する企業に多い誤解として、「トップ校から順に優秀な人材が揃っている」と考えがちですが、前述の通り、日本の大学とは異なり、IITでは偏差値や学力の差は学部ごとに異なります。

ASIA to JAPANでは、企業が求める人材や採用条件を丁寧にヒアリングしたうえで、オファー獲得がしやすく、かつ高スロット(早い日程の面接枠)を確保しやすい大学を選定します。

さらに、企業ごとにIIT採用専用の辞典を作成し、おすすめ大学の順番や、内定辞退・断られた場合の対応方法など、プレースメントでの戦略をまとめています。

・ASIA to JAPANが得た発言権

長年プレースメントで採用支援を続けた結果、IITとの関わり方にも変化が生まれ、「発言権」を得られました。

以前は、参加日程の希望を伝えても連絡が通達されるのみで、IIT側から指示された日程で対応するしかありませんでした。

しかし昨年以降は、日本企業の希望日程や、意向に沿わない場合は辞退する旨を伝えると、IIT側から日程変更の提案が入るケースが増えています。

さらに、日本企業の誘致依頼など個別連絡も入るようになり、以前より提案が通りやすい環境となりました。

現在、IITは日本企業との繋がりを求めており、これまでの実績が確実に実を結んでいます。

今後、これまで以上に日本企業への就職支援を行いやすい環境が整ってきたと自負しています。

■「ASIA to JAPAN」は貴重な相談窓口

2025年度のIITプレースメントでは、国内スタートアップの台頭や優秀層の学生がインターンシップ経由で確保される動きなどにより、内定辞退が増加しました。

こうしたリスクは年々高まっていくでしょう。

そのため、日本企業が優秀人材を確実に採用するには、上記に挙げたようなポイントを押さえ、しっかりと準備をしたうえでプレースメントに臨む必要があります。

ASIA to JAPANは、日本企業への就職支援や大学訪問による意見交換を通じ、IIT全23校との長年のネットワークを築き上げてきました。

その結果、IIT内では「日本企業について相談するならASIA to JAPAN」と認識され、貴重な相談窓口としての地位を確立しています。

日本国内でも唯一、「IITと深い関係が構築できている日本企業」として認識されています。

この信頼関係を活かし、ASIA to JAPANでは他社では実現が難しい”早期面接会「IIT FAST OFFER JAPAN DAY」”を設け、日本企業が希望する時間で面接できる体制を確立しました。

※IIT FAST OFFER JAPAN DAYの詳しい解説はこちら

通常のプレースメントでは、企業が提示する採用条件をもとにIIT側がスロットを決定しますが、JAPAN DAYではこれまでの実績と信頼関係により、日本企業主導で面接が可能です。

過去の採用実績が少ない企業や初めて参加する企業にとっては、採用ルールや方針が異なる国での採用活動は大きな負担となります。

しかし、諦める前にぜひASIA to JAPANにご相談ください。

日本企業とIITの架け橋として、今後も関係性を強化し、企業の採用成功をサポートしていきます。

IIT学生の採用でお困りの方は、ASIA to JAPANに気兼ねなくお問い合わせください。

外国人学生採用

日本語が話せる アジアトップ大学の
理系新卒外国人材を紹介します

この記事をシェアする!